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jeudi, janvier 04, 2007

古代エジプト文明のトリビア

明日から出勤ということで、鋭気(?)を養うべく、家でのんびりしながら、TVを観ていたら、TBSでは古代エジプト文明の象徴ピラミッドの謎、テレビ東京ではナスカの地上絵の謎を解き明かす番組をやっていた。

2006年に引き続き、2007年も古代文明ブームなのかな?

面白すぎて、結局TBSの方はほぼ完全に見てしまった。。

ピラミッドは面白かった。自分としてトリビアだったのは、以下の点:

1.ピラミッドはお墓ではない

。。。ずっとお墓だと思っていたので。(そう教えられてきたような?)
実際は誰の棺もなく、違った目的で建てられたものだそう。

2.インディ・ジョーンズのモデルになる人が存在していた

イタリア人探検家ジョバンニ・ベルツォーニという人物。色んなライバルや外敵と戦いながら、現地の人々と山師とも言われるような交渉をしたりして、色んな発掘を行ったそう。ラムセス2世のアブ・シンベル神殿を発掘。しかも、インディみたいに渋いカッコいい人ではなく、2Mのひげ面の怪力の大男だったというのが面白い。

3.ツタンカーメンは「ツタンカーテン」の時期もあった

アメン神とアテン神の信仰の時期の違いで、名前の最後が、「アメン」だったり「アテン」だったりして、玉座に刻まれた名前には「ツタンカーテン」の時もあったらしい。知らなかった。名前の意味は、「アメン神に似た姿」という意味だというのも初めて知った。

4.ツタンカーメンは骨折していた

エジプト人研究家によって最近ミイラをCTスキャンしたら、身体に受けた損傷の詳細が明らかになった。左足の骨折が酷いもので、馬車から落ちたり、戦時に膝を強く攻撃されたかなにかで出来た傷で、膝の裏の皿まで損傷していることが判明した。それを治すために、ギプスを巻く処置がされていたことも分かっているそうで、当時の医療レベルの高さが窺えるそうだ。

5.「ツタンカーメンの呪い」は事実ではない

ツタンカーメンの墓の発掘に関わった人が次々に死亡したという話を聞いたことがあるが、どうやら創作らしい。発掘したイギリス人ハワード・カーターが、ある英紙一社のみに取材を限定したのを妬んだ他社が、悔し紛れにそういう噂を流した、と番組で紹介されていた。この話が創作という話はWikipediaにも紹介されていた:
http://minilien.com/?QFPdeBTezp

6.ピラミッド建造に携わったのは奴隷ではない

ピラミッド自体が当時のファラオの権力の象徴という点はある程度合っているようだが、それが独裁者=>奴隷たちを酷使した、ということにはならないようだ。

ピラミッドは、「公共事業」のような位置づけで、ナイル川の氾濫で職にあぶれた農民達を使っていたらしく、ビールや食料、住居も与えられていた。面白かったのが、大英博物館に残っている、彼らの「出勤簿」。ピラミッドの建造作業を休んだ日の理由が、名前の横に書かれてパピルス紙に残っているもので、「上司の手伝い」とか、色んな種類の理由がつらつらと書かれていた。自由な労働環境を表しているのが、「二日酔いのため」というもの。奴隷だったらそんな理由は罷り通らなさそう。。

ピラミッドが何で建てられたのか、という点については、太陽信仰と関係があって、ファラオの魂が蘇って、云々。。。とだいぶ長くなってしまうので、割愛。でも、ピラミッドもアブ・シンベル神殿も、太陽の動きと非常に関係があって、「左右対称」ということが重要な点だということが分かった。それもトリビア。

ナスカもそうだけど、太古の巨大建造物や巨大絵は、権力というよりも彼等の信仰が最も大きく関わっていたという点で、共通している。興味深いのは、建造や創作に関わった多くの人々が、携わることに強いモチベーションを持っていた、という点。ピラミッドの場合、手伝うことで、自分たちも蘇る、と信じていたらしい。

大勢の人々を鼓舞し、成功した一大プロジェクトという見方をして、成功の要因を分析しても面白いかも知れない。


参考URL:
ピラミッド http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89
TBS「古代エジプト大冒険」 http://www.tbs.co.jp/egypt2007/contents/highlight02.html
ツタンカーメン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3
ハワード・カーター http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
ジョバンニ・ベルツォーニ http://en.wikipedia.org/wiki/Giovanni_Belzoni
アブ・シンベル神殿 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E7%A5%9E%E6%AE%BF

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