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mai 2011 posts

vendredi, mai 27, 2011

今日笑った記事

最近、毎日のように中国での爆発記事が載っていて、次は一体何が爆発するのか、ドキドキする。最近はスイカとかリンゴがあったが、その前は豆板醤もあったし、電化製品は毎月のように爆発記事を見るし、携帯電話が爆発した、というのもあった。今週はどこかの政府関係の建物を怒った農民達が爆発させたという記事もあった・・・。本当に怪我人が出ないことだけを祈ります。

爆発ネタはおいておいて、今日思わず吹いてしまったのがこちらの記事↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000037-scn-cn

信号無視したら罰金なの?…絶句する電動バイク運転手

サーチナ 5月27日(金)12時28分配信

 中国では5月1日、飲酒運転に対する罰則が強化された。それ以外にも、交通法規の順守を促す記事配信が増えている。中国新聞社は、警察官が赤信号を無視 して交差点を通過する電動バイクを取り締まったところ、「罰金」に驚く人が多く、中にはだまりこくってしまう人もいたと伝えた。

 遼寧省瀋陽市では、警察が電動バイクの交通違反取り締まりに力を入れている。安直な気持ちで利用して交通ルールを無視する人が多く、事故が多発しているからという。

 26日に交差点に立った警察官の前では、赤信号を無視して進む電動バイクが続出した。警察官が停車させると運転手は、「自動車が来ないことを確認した。 危険ではない」などと、異口同音に自分の正当性を主張する。警察官が交通ルールを守らないことの危険性を説き、30元(約370円)の罰金徴収を宣言する と「赤信号を無視しただけで、罰金か」と驚く人が大部分という。

 警察官は、単に事務的に取り締まるだけでなく、違反者が交通ルールの重要性を納得するまで、根気よく説明するよう指示されている。通常は、20分程度の時間をかけるという。

 違反者は、最終的に「私が間違っていた」と認めないと、“釈放”してもらえない。多くの人は最初、「他人に迷惑をかけていない」などとさかんに反論する が、中には「罰金」を告げられたとたん驚いて言葉を失い、呆然として警察官の説教を聞きつづける人もいるという。(編集担当:如月隼人)

本当に、ここ上海で赤信号無視くらいで罰金を取るとしたら、市政は相当罰金で潤うと思う。ここでは信号は無きに等しい。逆に、何のトリックか、歩行者用信号が赤信号じゃないと歩行者が渡れない横断歩道が家の近所にあるくらい。いや、信号というか、交通ルールがそもそも無いんじゃないか、とさえ思う。最近ようやく飲酒運転は取り締まられるようになったらしいけれども。日本人が驚くであろう、ドライバーのマナーを列挙してみた。

・信号無視。
・時折逆走もする。
・どこでもUターン。
・歩行者との距離が5センチでも、決してスピードを緩めない。時々ぶつかる。(この間、肩をぶつけられた・・・)
・猛スピードで走行中に携帯で大声で会話を始める。
・バイクは基本、ノーヘル。ヘルメット被っているのは外国人だったりする。
・普通のスクーターに4人乗りしたりする。もちろん、全員ノーヘル。
・とりあえずクラクションを鳴らす。自分の居場所を周囲に知らせるために。
・少しでも停車すると、ライトをカチャカチャさせて、前の車にプレッシャーを与える。(タクシーの運転手さんはこれを必ずと言っていいほどやっている・・・)

・・・まだまだありそうな気がするのだが、慣れて来てしまって、忘れてきているような。

乗用車もバスもバイクも、皆暴走気味なのだが、バイクの暴走の仕方で特徴的なのが、"歩道も全速力で走る"というビックリ仰天な事態。何度も遭遇すると慣れるが、それでも、歩道で轢かれそうになったり、クラクション鳴らされたりすると、いっそ車道を歩いた方が安全なんじゃないかと思ったりして。だって、歩道ですよ、歩道。つまり、上海では、公道に出たら、あらゆる場所で事故の危険性が待っているので、気を抜いてはいけない。

ただ、歩道を走るバイクでヒヤヒヤするのは、週に一度あるかどうか、くらいの頻度なのだが、何の因果か、両親が来海した時は、なぜか一日に何度も歩道でバイクに轢かれそうになって、父親はだんだんハイテンションになってきて、「うおっほ〜、凄いなぁ」と、叫びながら、嬉しそうに避けていた。奇想天外な事態が起こると喜ぶタイプの人が居るが、間違いなくそういうタイプなんだろう。お蔭で上海をいたく気に入ってしまい(もちろん、奇想天外な交通マナーだけじゃなくって、街の名所とか、色んな要素のお蔭)、上海に住みたい、とまで言い出すようになった。

数年後には、こんな恐ろしいマナーがきちんと改善されていて、「そういえばそんなこともあったよなぁ」と笑えるくらいになっていると嬉しいかも知れない。実際、上海のタクシーの運転手さんの運転&サービスの雑さは6年前に来海した時よりも断然良くなっているし、昔から住んでいる人々は一様にそれを認めているので、マナー改善で、より住みやすい街になりますように!

結論は、信号無視で罰金には賛成 ^ ^

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jeudi, mai 26, 2011

ご報告

思い返せば、一昨年の年の瀬も同じタイトルでエントリを立てていた・・・

現在第2子を妊娠中で、来週には5ヶ月に入ります。

大地震と津波の災害で日本が大変な状況の頃はまだ安定期に入っておらず、家族も日々不安で暮らしているので、家族にも言えずに居たりして、家族の方も何も事情を知らされていないものだから、こっちのやきもきが変な風に伝わってしまって、色々辛い応酬もあった。さすがに家族には先月伝え、先々週あたりからやっとぽつぽつと友だちやFacebook上で伝え始めて、という感じ。

だんだんお腹も目立ち始めてきたので、先々週、ママ友たちとお買い物&ランチをする日に、決心して「実は・・・」と言ったら、6人居たママ友のうち、自分も入れて3人が実は妊娠中という、ものすごい内輪ベビーブームなことがわかり、皆で大笑いしたのだった。

ママ友たちは、皆、出産も上海とか日本以外の国で産んでいるので、色々詳しい話が訊けてとても頼もしい。

でも、一番可笑しかったのは、自分の担当医の先生。中国系アメリカ人で、とても大人しそうな謙虚な感じの先生なのだが、おめでたと確定した瞬間、

「おめでとう!!じゃあ、ベビーはMade in Chinaね〜♪」

と叫んだのが妙に可笑しくって、何度も思い出し笑いしてしまった。

ちなみに、夫にこのやり取りを報告したところ、憤慨して以下のように訂正された:

「Made in China, designed by French and Japaneseだよ、OK?」

iPhoneの裏に、似たようなことが書いてあったような・・・w

こういう激動の時代に、外つ国で産まれ、育つことになる我が子たちには、この時代に生まれおちたからこその使命感を持ち、広い視座で物事を考え、行動していく人に育っていって欲しいと願う。我よかれ主義ではなく、普遍的で、平和的な目。

・・・って、ひとりで盛り上がってしまった。もの凄い教育ママになっちゃったりして・・・^ ^ ;
蛙の子は蛙ですわよ、奥サマっ。

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mardi, mai 24, 2011

DSK問題

DSK = ドミニク・ストロス=カーン(Dominique Strauss-Kahn)のこと。

先日、或るフランス人マダムに貰ったル・モンドの記事には、DSKとFMI(IMFのこと)という略字が踊っていて、彼のIMF専務理事辞任表明の声明が載っていた。

個人的には、記事を見た瞬間に、DSK氏が置かれている状況とか、大統領選のタイミングとか、諸々考えると、あぁ、嵌められたのかな、と思ってしまった。本当に被害女性が被害に遭っていたのなら、大変遺憾な話だけれども。高い保釈金を払って、専務理事も辞任し、社会的な制裁を既に受け始めているので、彼女が本当に被害に遭っている場合は更に追及され、法に依って断罪されることだろう。

しかし、もしもそれが濡れ衣だったら・・・と、どうしても考えてしまう。

日本でも、女性問題(不倫やセクハラ、痴漢、性暴力)やお金(脱税とか粉飾決算とか)、倫理に関わるような問題は、真実がどうこうする以前に、"話が浮上するだけで"随分とイメージ的にダメージを受ける。特に、女性問題に関しては、女性から見ると、被害に遭った女性への共感、性犯罪への心理的嫌悪感から、真偽について考える以前に、事件を想像するだけでヒステリックな反応を起こしてしまう。実際、数年前までの自分の過去の思考パターンを考えると、その問題が深刻で甚大であればあるほど、その事件は真実だと思う傾向があった。

アメリカでも最近のトヨタ問題。結局シロだと分ったけれども、与えられた社会的イメージの損害と実害は計り知れない。イラクの大量破壊兵器の時も、"はっきりしないけど、疑いがある"=>"クロ"と信じていると大人物が言い切る=>世論を巻き込む、という"システム"を使って、結局は破壊兵器は無かったのに(しかも、イラクの担当CIA職員は、大量破壊兵器は無い、ということを明確にしていたにも関わらず)、さもあるかのような既成事実が作られて、国内・国際世論まで動かして、軍隊まで出動し、多くの無辜の市民が亡くなった。

※この事件は、最近のアメリカのノンフィクション映画"Fair Game"に詳しく描写されているので、オススメ。一大国家が戦争へとなだれこんでいく根拠の真実と、世論のナイーヴさが浮き彫りになっている。

逆に考えたら、政敵や利害の対立する相手にダメージを与えたいと思ったら、"疑い"を与えて、メディアで大きく取り上げて貰うだけで、十分な"効果"を得られてしまうと言うこと。そして、善良な市民は、そんな壮大な"嘘"があるとは露にも思わず、自分たちは"正義"を支持しているのだ、と思う。(最近、"正義"という方便も個人的にまた何だか嫌な言葉になりつつあるけれど・・・それはまた追々・・・)

演説と煽動の天才、アドルフ・ヒトラーが言ったという、

大衆は、小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい。 なぜなら、彼らは小さな嘘は自分でもつくが、大きな嘘は怖くてつけないからだ。

という言葉を最近特によく思い出す。

DSK事件について、先述のフランス人マダムに、「あなたはこの事件についてどう思う?」と訊かれたので、「嵌められたのではないかと。サルコジさんか、利害の対立するヨーロッパの誰かか。」と返事すると、ふ〜ん、と言う顔をして、「で、日本人は一般的にこの事件をどう思ってるの?」と訊かれたので、「テレビでどう報道しているのかは知らないけれども、ネットでコメントを見る限りでは、陰謀だ、とか、サルコジがやったんだ、と言う声の方が多く見られますね。」と返答したところ、「日本人がアメリカ人よりもまともで安心したわ!」とほっとした顔をしていたのが印象的だった。

ふと、DSK氏が他の国に居た時に同じ問題がふりかかっても、ここまで騒がれなかったかも知れない、と思った。現場がアメリカだったことが、"事件"の余波を最大限大きくしたのではないだろうか、とか。アメリカでこの事件が起こったのは、偶然だったのか、それとも彼は本当にただの女性癖の悪い人なのか・・・

※背景のひとつとして、アメリカでは、ホテルの従業員への宿泊客からのセクハラが非常に多く、従業員たちが恒常的にこういった行為に対して不安を覚えている、という実態があるようだ。"Sexual Affronts a Known Hotel Hazard"(NY Times)

件のマダムに、「この事件、もしも彼が潔白ということになった場合は、ドレフュス事件のような、フランス史上に残る事件になるかも知れないですね。」と言うと、彼女は首を振りながら、「こういう事件の真相は結局誰にも分らないわよね。何が本当なのか・・・」と、溜め息をつきながら言っていた。

ここまで情報ソースのある現代でも、真相は誰にも分らない。歴史の"真相"というのはもっと分らない筈だな、なんてつくづく思ってしまった。

いいお天気なので、今日は暫し午睡しよう・・・

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samedi, mai 21, 2011

ベビーダノンの離乳食ブログパーツ

以前から知っていたのにすっかり失念していたこのブログパーツ。

http://www.danone.co.jp/babyworld/guide/blogparts/

月齢ごとの離乳食情報が充実している上に、ブログパーツでタイムリーに最適なメニューを教えてくれる、というもの。とてもとても残念ながら、上海ではダノンはあっても、まだベビーダノンを見かけたことが無いので、ダノンではなく、いつもオーダーしているオーガニックの手作りヨーグルトで代用することになりそうだけれども・・・

ブログの右カラム部分に常時表示されるフローティングタイプを選んでみた。カスタマイズ出来て、月齢通りの離乳食メニューが表示されるので、わかりやすい。子育て中のブロガーママは、ぜひ使ってみてはいかがでしょう。

ブログパーツが貼れなくても、ダノンおすすめの月齢別離乳食メニューもこちらで確認出来るので、参考にどうぞ:
http://www.danone.co.jp/recipe/babyfood.html



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jeudi, mai 19, 2011

三亜紀行 〜中国のハワイ・出発編〜

金曜日から週末にかけて、中国大陸最南端の海南島の更に最南端の三亜(三亚,sanya)に行って来た。

夫の会社の大きな会議があって、その滞在のお尻の最終日に息子と私が合流し、土日を一緒に過ごす、という趣旨。中国は家族をとても大切にするお国柄だからか、こういった大型の出張には家族同伴が割と推奨されたりしている。前回も夫が三亜出張があった時は、家族も呼べるから遊びにおいでと言われていたのにも関わらず、どうせそんなことしたら社員たちから後ろ指さされるに違いない、ブツブツ、と日本で働いていた時の過去の経験から、頑に断っていたのだった。
※もちろん、延泊料金や家族の渡航費は全て自分持ち。当たり前だけど・・・。

ところが、今回行ってみて、夫に限らず、夫の部下や同僚たちが、家族を普通に連れて来ていたので、あ、本当にOKなんだ、とわかり、ほっとした。お国が違えば、カルチャーが違うし、ルールが違う。ルールの厳しい日本から来て良かった。きっと慎重な日本人は、こういう"空気を読む"系で地雷を踏むことはまず無いだろう。

そんなわけで、息子を連れて、上海は虹橋空港から、約3時間半のフライトで三亜へ。

暴れん坊盛りの息子を連れての旅は、正直思った以上にキツかったが、ここでも精神的に救われたし、驚愕だったのが、中国人の息子への接し方だった。

驚きその1.
バンコクに行く時に経験した、息子の前に行列を作って握手しに来る中国人観光客の圧倒的なパワーを思い出し、搭乗口では目立たないように、端っこの方の席に座ってそっと息子をあやしていた。

しか〜し!
非協力的(?)な息子が、最恵国待遇ばりの何とも言えないおもてなし心満載の大きな笑顔で観光客の方に愛嬌を振りまくものだから、搭乗口で列に並んでいた中国人のおばさまたちが、列から外れて、きゃぁ〜!っと息子の方に駆け寄って来た。我が意を得たり、と満面の笑みを浮かべる息子。ここで、バンコクの時と同じく、おばさま軍団の人垣が出来、カメラのフラッシュがたかれまくる。誰一人として、「撮っていいですか?」なんて訊かない。息子の笑顔が、all welcome以外の何物でもないからだ。私に話しかけてくる人は、「何歳なの?」「え?男の子?女の子?」「お父さんは何人なの?」「この子は中国語話すの?」と、いつものお決まりの質問を投げかけて来るので、丁寧に一つ一つ答える。で、どうせ私も外人だとバレるので、「お父さんは法国人で、私は日本人です」と予め言っておいた。私が中国人じゃないので、ビミョーにがっかりなおばさま軍団。しかし、私が、「あ、でも、この子は中国語を少し理解しますよ〜」とフォロー(?)を入れると、きゃぁ〜、そうなの〜っ?と再び盛り上がるおばさま方。わかりやすくて可愛いw

驚きその2.
飛行機は国内移動のため、小型の飛行機で、通常の飛行場のエリアでは無かったので、バスで10分くらい移動しなければならなかった。若い中国人カップルがすぐに席を譲ってくれたので、恐ろしく揺れるバスの中で、乗客がゆ〜らゆ〜ら揺さぶられている間、静かに座っていることが出来たのだが、バスに乗っている間中、老若男女問わず、息子をあやす、あやす。こんな混んでるバスの中で、そんなに揺れながら、無理にあやさなくてもいいのに・・・と思ったくらい、必死にあやす人々。

飛行機の所に到着すると、先刻、ベビーカーをバスに乗せるのを手伝ってくれた男性が、今度は降ろすのを手伝ってくれた上、タラップの上まで率先して持って行ってくれた。子どもに関するこういう手厚い手の差し伸べ方は、中国人の紳士ぶりに適う国民は居ないと思う・・・。

驚きその3.
飛行機に乗ったら、小型で狭いシートの上、私は息子を抱っこしての飛行という、厳しい状況が待っていた。一番可哀想なのは隣の席の人だ。幸い、温厚そうな初老の男性が座っていたのだが、うちの息子がこの方にした粗相というか、罪状・・・を挙げたら、キリが無い・・・

・顔を撫でて、口に手を突っ込もうとした・・・
・読んでいる新聞をくしゃくしゃにした。雑誌も。
・運ばれて来た食事に手を突っ込もうとした・・・
・男性の眼鏡に手を伸ばして触った
・後ろの席を覗きたいために、立ち上がって、男性の腕を踏み台にしようとした
・寝ようとしている男性の横で、「ぎゃ〜っ」と奇声

こんな感じの粗相が、3時間半、ず〜っと続けられたのだ。もちろん、予防線を張って、男性の方に行かないように、とか、手を出そうとしたら制止したり、とか、随分防御したのだが、子どもの動きは本当に早いし、何をし出すのか、予測がつかない。普通、こんな赤ん坊が隣に居たら、同い歳くらいの日本人のおじさまだったら、キレて席を立たれるか、怒られるか、舌打ちされるか、とりあえず、嫌な顔はされるだろうし、最低な母親だと思われることは間違いないだろう。私自身、ただでさえ疲れるフライトでそんな赤ん坊が隣に居たら嫌だと思うし・・・。いたたまれないフライトだった・・・。

しかし、侮る勿れ。この男性は、新聞をくしゃくしゃにされても、顔に触られても、笑顔で「哈哈哈哈(はははは)〜」と笑って、余裕のよっちゃん(死語?)だったのである。私が「不好意思(すみません)」と謝るたびに、「没关系,哈哈哈(いいんだよ、ははは)」と、素敵な微笑みを浮かべる男性。

3時間半という"苦行"においても、決して赤ん坊への愛情を捨てない中国人。奇しくも、このフライトでは、そんな彼らの懐の深さを体感することが出来たのだった。

驚きその4.
飛行機を降りてから、これまた凄かった。
ベビーカーを受け取れるのが、baggage claimの所だったので、息子の荷物の入ったバッグと息子を抱えて、足早に目的地へと向かう私を、再びきゃぁ〜っ!っともの凄い勢いで追っかけてくるおばさま軍団。さっき見かけた顔がまたちらほら・・・?

こっちは重いので、おちおち待っている余裕が無いので、エスカレータに飛び乗ると、何と、わらわらとエスカレータに乗って、私たちの後ろをぴったりとマーク。一眼レフやら普通のデジカメやら、携帯カメラやら、色んなカメラを手にしたおばさまたちが、フラッシュを焚きまくり。あまりの至近距離に、息子も眩しがる。

あまりのパパラッチぶりに、あ・・・あの・・・私・・・年末年始にハワイ旅行する芸能人ですか??と自分に突っ込んでひとりで笑ってみたりして。

そのうち、おもむろに自分の撮った写真を私に見せ始めるおばさま方。

で、写真を見て気付いた。

ぜ〜んぶ、"息子だけ"のドアップ。私なんぞ、これっぽっちも写ってなかったですよ。そりゃそうだよ、私はただの運び屋さんだものw

そんな訳で、パパラッチに追っかけられる芸能人気分を勝手に味わったものの、それは私じゃなくって息子だったというオチで、我ながら可笑しかった。

追っかけられている様子を逆に写真に収めたかったが、荷物と息子で手一杯で、物理的に難しかったのが残念・・・。

そんなこんなで、バンコク旅行の時を遥かに上回る激しい攻防が繰り広げられた三亜旅行。追っかけぶりに疲れることもあるけれど、誰もが強烈にポジティブな気持ちであることを考えると、やっぱり此処は子どもに優しい国だとしみじみと思う。

小さなお子さんの居る方は、ぜひ上海への小旅行で、日本では絶対に味わえない、この子どもへの熱烈歓迎ホスピタリティを味わってみてはいかがでしょうか?

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mardi, mai 17, 2011

息子の成長 〜生後11ヶ月〜

光陰矢の如し。
・・・せっかくだから、中国語で。光阴似箭(guāng yīn sì jiàn)。

いよいよ来月には1歳を迎える息子。

三亜から帰って来て、すぐに定期検診に行けるように、今日病院にアポイントを入れておいたのだが、身長77cm、体重9.65kg、と、頗る順調に育っている息子。

身長は相変わらず母子手帳の遷移図で見ると、一番高いクラスタに入っているが、体重が標準くらいなので、食べ物が足りないのかと少し心配したら、先生が、「だって、この子、いっぱい動くでしょう?今後も傾向としては痩せるかも知れないけれども、心配要りません。」と教えてくれた。

そう、本当によく動くようになった。

何でも興味を示して、指をさしたり、つまんだり、口に入れたり。つかまり立ちと、バーなどにつかまって伝い歩きが出来るので、とにかく一時もじっとしていない。日本で買っておいたベビーフェンスの中でいつも独りで楽しく遊んでくれているのだが、お昼寝時以外は、ひっきりなしにガッタンゴットン音がしていて、おもちゃ箱をひっくり返したり、上に乗ったり、突然ピアノを弾いたり・・・とにかくガチャガチャ何かしら音を立てて遊んでいる。空のペットボトルが好きなので、3個くらい与えているのだが、毎朝あげたことを後悔する。ペットボトルを潰す音って意外とうるさいのだ。

でも、一番うるさいのは不思議な雄叫び。

「ガーリガリガリ、ウオォォォ〜」
「ルリルリルリルリ、グアオォ〜」

とか。

おもちゃを両手に、立ち上がりながら天を仰いでよく叫んでいる。

三亜で、新卒で入った会社の同期の子が来ていたので、息子を会わせることが出来たのだが、彼の何種類かの雄叫びを聞いていて、「う〜ん、何だか中国語っぽいなぁ」と言って笑っていた。

確かに何個か中国語のフレーズを理解しているフシがあって、阿姨が「好孩子(良い子だね〜)」と褒めると、ニカっと笑って自ら拍手して自讃していたり、「拍拍手(手を叩いて)」と言うと、拍手し始めたり、恐らく最初に理解し始めているのは中国語になっているのかも知れない。

最近は、公園で蟻とか猫と戯れるようになってきた。小さな小さな蟻を一生懸命に追う姿を見ているのは面白い。猫は、現場を見ていないのだが、公園に居た子猫を持ち上げて大喜びしていたらしい。引っ掻かれませんように〜 ^ ^

中国人が赤ちゃんに優しいお蔭で、だいぶ社交的な子だということが判明してきた。きっと中国に駐在している日本人のママたちは、多かれ少なかれ感じていることだろう。人見知りをしたことが無いし、どんなに機嫌が悪くても、笑顔で近づいて来る人を見ると、パッと笑顔に切り替わる。また改めて書こうと思うが、三亜の行き帰りの飛行機で、息子の外面の良さには本当にビックリした。

近所の公園に出かけると、推定年齢80歳超えのヨボヨボのおじいさんが、ストレッチをしながら息子に笑いかけるし、通りがかりの上海人の小学生たちは、私が日本人とわかると、日本語で「可愛い〜!」と言いながら近寄って来て、「抱っこしていいですか?」と聞いて来る。散歩中の家族連れや女性同士の団体は、息子を触りに来て、次から次に質問ぜめ。地方から来た中国人観光客のツアー団体が居る時は、本当に為す術がない。わらわらと寄って来て、何の断りもなく写真を撮りまくる。ひどい場合には、「ちょっと、撮ってるんだから、動かないで!」と逆ギレされたりする。息子が一日に会って話しかけられて、触られて、笑いかけられる回数は、毎日半端無い。

赤ん坊への深い愛情は、どの中国人に聞いても、「え?当たり前でしょ?赤ん坊は宝でしょ?日本では違うの?」と訊かれる。地方ではきっと東京と反応が違うと思うので、とりあえず、「東京では全然反応違うよ。年配の男性とか、電車に子どもが乗って来たら、露骨に舌打ちしたりするし・・・」と言うと、「そんな筈ないでしょ?」と信じてもらえない・・・。中国だと、赤ん坊に対するメンタリティは、長屋で一緒に暮らす仲間たちと同じような気持ちなのだそうだ。あの家で子どもが産まれた、めでたいなぁ、嬉しいなぁ、みたいな。そう、だから、赤ん坊を連れて歩くと、何歳?男の子、女の子?だけではなく、「口の周りがただれてるのは、どこどこ病院に行ったらいい薬を貰えるから行ってみなさいよ」とか、「ちょっとこの子、服着なさ過ぎじゃない?」とか、初対面の身も知らぬ他人なのにありとあらゆる"アドバイス"をされるのだ。しかめ面されたり、舌打ちされたことは、一度も無い。息子を連れてどこかへお出かけするのはとても気が楽だ。必ず誰かが笑顔で喜んで手伝ってくれるから。

もうすぐ1歳という時を目の前にして、やっぱり子育ては、関わってくれる周りの人全て、遠くに居たとしても、家族や友人が励ましてくれる言葉、それら全てのお蔭で成り立っているんだ、とつくづく思う。誰かがそっと励ましてくれるだけでも、精神的な負担は全然違うものなんだと言う事を知った。まして、自分には、心身共に、とてもサポーティブな夫と類稀な阿姨が居てくれて、助けてくれて、本当にありがたい、と日々思う。子育てへの責任感は常に感じるが、決して私が一人で育てているのではない。私がこれをやりました、と胸を張って言えることと言えば、息子に笑顔を絶やさず接していることだけ。

1歳のお誕生日はきっとフランスで迎えることになる我が息子。

素晴らしい誕生日を迎えられますように。

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vendredi, mai 13, 2011

"中国のハワイ"と呼ばれる場所へ

今から"中国のハワイ"と呼ばれる、大陸最南端の海南島、その最南端にある"三亚(三亜)"に行ってきます。

以前も出張で行った夫曰く、マウイ島のような自然ののびやかな景観を楽しめる場所とのこと。

お天気に恵まれるといいなぁsun

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阿姨の賃金闘争

上海は春が2週間くらいしかない、と聞いてはいたが、本当に真夏日の毎日が続き、中国人のおじさま方にジロジロ見られながらも、既にノースリーブ&サンダルという出で立ちで歩き回っている今日この頃。

阿姨と息子と散歩すると、決まって彼女は笑い出し、「今通り過ぎたおじさん、あなたのこと、上から下まで全身見てたよ〜!哈哈哈!」と言われるのにも慣れてきた、そんな平和的で牧歌的な毎日を過ごしていた。

・・・のだが。

同じマンションの敷地内では、ここ一ヶ月、随分と激しい闘争が起こっていたということを、先日ランチをした太太たちから聞いて初めて知った自分。

普段、子ども達を外出させたりお散歩させる時間は、阿姨たちの格好の井戸端会議タイムになっていて、敷地内のプレイルームや子どもの遊び場は、まさに理想的な井戸端会議場。我が家の阿姨の言を信じれば、彼女達は子ども達同士、自由に遊び回らせて、その間、自分たちの給料の話、太太の噂話で大盛り上がりなのだそうだ。我が家の阿姨は私に似て、どっちかというと性格が男(それも、おじさんw)で、悪く言えば協調性がなく、マイペースな質なので、女子同士でゴニョゴニョ集まって噂話したり、自分の家の雇い主の情報を漏らしたりするのは性に合わないようで、いつも井戸端会議には参加せず、息子や他の子ども達と一緒に遊び回っている方が好き、と常々言っていた。

で、話を戻すと、今回、事の発端は、某セレブなフランス人太太が、自分の阿姨に随分と気前のいいお給料をあげたことだったそうだ。得意になった阿姨は、自分の給料を他の阿姨たちに言いふらす。すると、毎日定例の井戸端会議で、隈無く他の阿姨たちに情報が行き渡る。何で、あんな大した仕事をしていない阿姨が(・・・と、阿姨は互いに相手のことを思っている傾向があるようで)、自分よりいい給料貰ってるんだ、と憤慨する阿姨たち。そこで、一ヶ月ほど前、各家庭で、阿姨 vs. 太太の賃上げ闘争が始まったのだそうだ。

ちなみに我が家の阿姨は、それで本当に井戸端会議に参加していなかったことが判明したのだが、そんな事が起こっていることもつゆ知らず。元々スタンスが、「給料って言うのは自分が決めるもんじゃなくって、しっかり働いていることを認めてもらえれば、自ずと雇用主が上げてくれるもの。他人がどのくらいもらっているか、よりも、自分自身がその家族のために働くのが嬉しいのかどうかの方が大切。」という確固とした自信と信念を持っている人なので、いつも給料の不満ばかり言う阿姨たちに、そうやって説いて回っていたらしい。(本当にユニークでマイペース。私はそこが好き。)結局、そんなことに耳を貸す人はおらず、不満を持つ阿姨たちの闘争が始まってしまっていた。うちの阿姨に限らず、稀にそういう自分自身の絶対的な価値基準をもとに行動する人は居るらしい。そういう人は、給料の額で云々言わないのが特徴。

阿姨も十人十色、太太も十人十色、それぞれの家庭の駆け引きの模様の詳細を昨日教えて貰ったのだが、色んな意味で示唆に富んでいる内容だった。

・物別れ派
阿姨が賃上げしないと嫌だ、という、妥協を許さない姿勢で臨み続けると、雇用主の方は疲れてしまったり、憤慨してしまったりして、結局解雇、ということになるらしい。あるママ友の阿姨はとても気だてのいい人で、子ども好きで、ママ友も絶賛していたのだが、今回の賃金闘争では自分の仕事内容以上の昇給を求め続け、最後は家族に嫌われてしまい、解雇に至った。あんなに阿姨を褒めちぎっていたママ友が、「辞めてもらってせいせいした」と晴れ晴れした顔で言っていたので驚いた。つくづく雇用者と被雇用者の関係というのは双方の一定以上の満足が重要なんだと悟った。

・結局元通り据え置き派
1ヶ月も揉めた末、据え置きで終わった家族もある。或るお家の阿姨は気性の荒い、プライドの高い人なのだが、仕事はきちんとするし、子どものことも大切に可愛がってくれるので、雇用主は、性格はさておき、仕事内容には満足していた。賃金闘争で揉める以前から、我が家の阿姨にも常々「あんた、幾ら給料もらってるの?」と聞き続けたため、我が家の阿姨は困って適当にあしらっていたら、もの凄い給料を貰っていると勘違いしてしまったらしく、「あの阿姨(我が家の阿姨のこと)は大した仕事もしていないのにもの凄い貰っている」と給料交渉のダシに使われたりしていたらしい。ここでも雇用主は長引く賃金闘争に疲れ、「もう辞めてもらって構わない」と、最後通牒を突きつけたところ、やっぱり給料据え置きでいいのでこのまま働きたい、ということになったそうだ。非常に寛容な家族だし、可愛い子どもも居るし、辞めたところでそんな恵まれた環境で働けるとは限らない、と思い直したらしい。ただし、面子が重要な中国社会。給料据え置きの交換条件として、「他所の阿姨には、私の給料は上がった、ということにしておいて欲しい」と頼まれたとの事。阿姨の中で姉御的存在の彼女には、自分が妥協した、という事実を他の阿姨に知られることは面子が丸潰れで、死ぬほど恥ずかしいことなのだ。なので、もちろん、この話は我が家の阿姨にも言っていない。
※色んな場面で出て来る中国人の面子という何事よりも優先順位の高いメンタリティ。面子は中国人や中国人社会を理解する上で実に重要なメンタリティだと思う。日本人が思うような軽い程度のものではないらしい。

・賃上げ派
最近物価も上がって来たし、とか、仕事量も増えたし、とか、諸々の理由で賃上げに成功した事例も。きっとそういう場合には、いつもの井戸端会議で他の阿姨たちに得意げに自慢しているんだろうなぁ。

・・・と、このような賃上げ闘争の悲喜こもごもがこの一ヶ月の間にあった。

我が家の阿姨に闘争の発端や、なぜあの家庭の阿姨が突然辞めてしまったのか、理由がやっとわかった、と話したら、苦笑いしながら、「やっぱり皆お金だったんだね〜。あんなにお金のことばっかり考えるなって言ってあげてたのに。全然聞いてなかったのか〜。」と言っていた。

それぞれの家庭に、それぞれの阿姨と雇用主の関係とストーリーがある。他の家庭での出来事を聞いただけで、考えさせられるし、ママ友の対応の仕方や発言に、それは賢いなぁ、良い考え方だなぁ、と感嘆する事もしばしば。今回はたまたまお金の話だったけれど、お金に限らず、日々の色んな事象を通じて、お互い色んなことを学んでいくんだなぁ、とつくづく思った事件なのだった。

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mercredi, mai 11, 2011

アワビのおわび・・・

これは懺悔の気持ちを込めてしたためるエントリ。

忘れもしない、それは先月両親が来海した折のこと。

日本人太太の間でも、"上海で一番美味しい中華料理(広東料理)"と名高い、ホテル"シャングリ・ラ"に入っている福临门に、 両親を連れて行った。以前、日本人太太が日本に帰るということで送別会を開いたことがあって、その折に、あまりの美味しさに驚き、絶対にまた食べに来よう と誓ったほどのレストラン。夫に自慢げに話したら、「うわっ、知ってしまったか ^ ^ 実は会社のディナーで行ったことがあるんだけど、もの凄く美味しいけど高いから内緒にしてたんだよ。だって気に入ったら足繁く通っちゃうでしょ?w」と笑 いながら言い訳をされたほどのレストラン。

上海駐在の日本人のビジネスマンたちも、接待でここぞ、という時はこのレストランを使うそうで、その味はかなり 評判だった。

両親も、ホテル自体の評判を元々知っていたらしく、内装や調度品など、ホテルの敷地に足を踏み入れてから、レストランに向かう道すがら、やっぱりいいホテルね〜、お姉ちゃんが来たらきっとこのホテルがいいわね〜、とか、感嘆の声をあげながら歩いていた。

福临门に 到着。スタッフの方々の洗練された身のこなしと、自然な笑顔を浮かべながらのきめ細かいサービス。上海在住歴が8年目のある太太によれば、彼女が初めて このレストランに来てから殆どスタッフが入れ替わっていない、と言っていた。職を転々とすることが全く珍しくないここ中国で、長く働いているということは、よほど従業員も満足し、誇りを持って働いている職場だと言うことだろう。

それはサービスの一挙一動に集約されているように感じた。
・・・なんて、私が感心してコメントしたら、別の辛口トーク爆裂の太太が、「え?そんな高尚な理由じゃないでしょ、賄い飯が美味しいのよ、きっとw」と、私の説が一笑に付されてしまったのもまたいい思い出 ^ ^

父があまりお腹がすいていない、と言うので、少し抑えめにメニューを頼む。小龍包、エッグタルト(マカオの名物点心。ポルトガル由来のものらしい)、酸辣湯、餃子。

そして、そして・・・

美味しそうなメニューの写真につられて、どうしてもアワビが食べたい、と言う父の要望を受けて、アワビも頼んだ。以前、別の中華レストランでフカヒレを頼んだこともあったのだが、かなり美味しかったので、きっとアワビも美味しいに違いない、と。

・・・結果、父も母も驚くほど、柔らかく煮込んだ、コクのあるアワビで、父はあまりの美味しさに、旅の疲れも吹き飛び、終始ご機嫌モードだった。

上海生活を堪能しているし、何より美味しい食もあるので、離れていても安心していて欲しい、という私の思いは、この福临门でほぼ完遂・・・

する筈だった。

問題は、お会計の時にやってきた。

マネージャーさんが、うやうやしく差し出した伝票を見て、目を疑った。

・・・

9,000元を超えている・・・

※日本円で10万円超え・・・orz

私の動揺ぶりに気づき、両親は不安そうに「大丈夫?」と訊く。

実は、送別会で来た時は、皆お腹いっぱいに食べて、更にゲストの分を皆で分割しても、一人300元くらいに収まったので、一人あたり3,000元を超えるお会計は、尋常ではない。

伝票を見ていて、犯人がはっきりと分った。

アワビ・・・

一人前2,500元・・・

メニューには、"時価"と書いてあったのだが、値段も書かれたアワビも幾つかあって、それらはそんな大それた金額ではなかったので、高を括っていたのだ。

上海では私ひとりがお金を消費する場面はそれほど無い上、大概のものは安く済むので、基本、現金主義なのだが、さすがの私もそんな大金を持ち歩いてはおらず、両親に会計額と事情を説明すると、両親は久しぶりに見られた娘の大失態に、なぜか大喜び。

「ばっかだなぁ〜。"時価"ほど怖いものは無いよ〜。すげ〜な、時価と知ってて頼んだのかぁ。」
「あなた、普通、時価って言われると、ひるむものよ〜。」

半ば呆れながらも、アワビ、アワビ、としつこく言い続けた自分が悪い、と言ってフォローする父、アワビをどうしても食べさせてあげたかったのね、と私の無知暴走特急に必死で理解を示そうとする母。・・・結局、父が全額支払ってくれて、その場は収拾がついた。

昔から両親はかなり厳しい方で、よく手も上げられたし、容赦なく叱られ続けて来たのだが、時に、私の失敗はどこかオイシいところがあったらしく、時々ツボにはまると、こうして甘く見てもらえることがあった。三十路を過ぎて、一児の母になってもまだそんな目こぼしにあずかる、おバカな娘・・・

何やってるんだろう、自分、と思ったが、両親が、絶対に夫には口外してはいけない、と、妙に夫に気を遣っていて、こんなおバカだとバレたら離縁されても仕方が無い、とでも思ったのだろうか。あまりに口止めしてくるので、2週間くらいは黙っていたが、さすがに良心がいたんだため、先日夫に懺悔。すると夫もクスクス笑いながら、「じゃあ、アワビのオワビをするかぁ」と言って、東京の母にお詫びの電話を入れてくれた。

「あのぉ、アワビのオワビです」と開口一番、詫びを入れる夫に、母は大爆笑だった。しかし、ついでに、余計な告げ口まで。(恐らく、そんな愚行を聞いても驚きませんよ、というフォローのつもりで)

夫「実はですね、上海に来てこれで2回目なんですよ!」
母「ええっ!? 何があったの?」
夫「冬に北京出張があった時に、-10℃だから、薄手で温かい下着を買っておいてくれって頼んだんですよ。そんなの、大体、こっちだとかかっても300元くらいじゃないですか。それが、彼女が買って来た下着は、3,000元の超高級下着・・・ノリノリで買っちゃったんじゃないですかねぇw」

いや、だって、-10℃なんて聞いたら、夫が凍えちゃうんじゃないかと心配で、値段よりも命!(若干、大袈裟・・・)と、百貨店で探しまわって、服務員のセールストークに乗せられて買ってしまった下着・・・。

アワビの教育費は随分と高くついたが、やはりいい加減、こういう迷惑な失敗はすべきではない。

今後同じ過ちを繰り返さないよう、自戒と自省の念を込めて・・・時々両親へのメールの文末には、「アワビより」と書いて出している。

・・・あんまり意味ないか・・・

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mardi, mai 10, 2011

【告知】第28回 世界連邦21世紀フォーラム『ウガンダ元子ども兵の社会復帰支援と日本』

震災の時に世界各国で日本への支援の輪が広がったことに、人間の心には国境はなく、世界は繋がっている、と感動したが、同じように、世界で起こっている悲しい出来事は、私たち日本人にとって全く他人事ではない、と思う。

来週末開催の第28回 世界連邦21世紀フォーラムのご案内を転載します。

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http://www.wfmjapan.com/
3・11の震災・津波・原発事故はたしかに痛ましい現実ですが、アフリカのウガンダでの出来事を知ったとき それは私たちが経験した津波以上の残酷さを感じることでしょう。
「神の抵抗軍」(http://bit.ly/mdpTRtとは何か?
普通の日本人は、ここで起きたことを直視することは難しいでしょう……。この機会に、世界の現実をシェアしましょう。
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第28回 『ウガンダ元子ども兵の社会復帰支援と日本』
 
18歳未満の子ども兵は、世界で約30万人といわれる。
近年、子ども兵が増えたのは、第一に年端のいかない子どもは洗脳しやすく、
酒や麻薬を使えば殺人マシーンに仕込めるからだ。
それに子どもは誘拐すれば補充がきく。
冷戦構造の崩壊後、子どもでも扱える小型武器が
大量に出回っていることもその増加につながっている。
彼らは、戦闘が終結し、武装解除されても社会になかなか復帰できない。
「人殺し」の烙印を押される。
レイプや強制結婚で産まれた赤ん坊を抱える元少女兵は、たちまち生活に困窮する。
紛争終結後の平和構築において子ども兵の社会復帰は重要な鍵を握っている。
昨年、日本のNPOテラ・ルネッサンス(京都)が運営する
ウガンダ、グル市の社会復帰センターを取材した(「アエラ」「週刊金曜日」に記事掲載)。
その報告を兼ねて、アフリカ大湖地域に子ども兵が集中する社会構造、
資源とアフリカ、日本社会にも通底する「社会復帰」の考え方などをお話したい。
日 時:2011年5月21日(土)  開場9:40  講演時間10:00~12:20

場 所:東京体育館 第二会議室

住 所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
地 図:http://www.wfmjapan.com/program/2011/02/06020149.php

講 師:山岡淳一郎

参加費:会員2,000円/非会員3,800円

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山岡淳一郎 Profile
1959年愛媛県生まれ。早大中退。ノンフィクション作家。
「人と時代」「21世紀の 公」を共通テーマとして、建築、
医療、経済、近現代史など分野を超えて執筆活動を 展開。
著書に『狙われるマンション』(朝日新聞出版)、
『後藤新平 日本の羅針盤と なった男』
『田中角栄 封じられた資源戦略』
『亀井静香 支持率0%の突破力』 (ともに草思社)、
『成金炎上 昭和恐慌は警告する』(日経BP社)、
『医療のこと、 もっと知ってほしい』(岩波ジュニア新書)など多数。
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【参加申込みの予約方法】
フォーラム参加の申し込みにつきましては、以下のアドレスにアクセスして頂き、
講座プログラムページの参加申込みフォームよりお申し込み下さい
http://www.wfmjapan.com/program/2011/04/30004102.php
【参加費の振込について】
本フォーラムの参加費は“ 事前振り込み ” となっています。
お手数かけますが、下記の口座に指定の金額をお振り込み下さい。

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〈銀行からの振込〉
ゆうちょ銀行  (店番号) 008
(店名)00八 (店名の読み)ゼロゼロハチ
普通預金   (口座番号) 6213686
(口座名)セカイレンポウニジュウイッセイキフォーラム
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〈郵便局からの振込〉
ゆうちょ銀行
(記号)10090 (番号)62136861
(口座名)セカイレンポウニジュウイッセイキフォーラム
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※振込の際には、必ずご本人様のお名前を記入して下さい。
振込名が会社名だと分からない場合があります。

配信停止を希望される方は、
下記メール宛に「配信停止希望」とメールをご返信頂ければ幸いです。
info@wfmjapan.com

何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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世界連邦21世紀フォーラム 事務局
Mail:info@wfmjapan.com
URL:http://www.wfmjapan.com/
Twitter:http://twitter.com/WFM21stForum
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mardi, mai 03, 2011

フランス人一家とフランス租界でブランチ

先週末から今日にかけて、中国も連休中だったので、夫と息子と連れ立って色んな場所に精力的に出かけてきた。

日曜日は、フランス人の一家と、先日行ってすっかり気に入ったcotton'sに出かけてブランチ。辺りは元フランス租界のため、風情のある洋館の立ち並ぶ瀟洒な雰囲気のエリア。そして、店内は相変わらず、外のテラス席も、中も、大賑わいで、ほぼ満席だった。

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上海で生まれた生後5ヶ月の女の子と5歳の男の子のいる家族だったので、ママとは、上海でのお産・育児や今後のキャリアをどうするのか、と言った話で盛り上がった。

病院の評判
特に有益だったのは、彼女がお産をした上海ユナイテッド病院の素晴らしさについて。これまで何人ものママ友たちやフランス人、日本人の友だちから、上海で一番いい病院、と薦められてきたが、実際に患者(妊婦)だったという人から評判を聞くのは初めてだったので、詳細が聞けて良かった。

彼女が最も評価していた点は、先生のレベルの高さと、徹底した患者視点の気配りだった。彼女の担当の先生は、アメリカで20年間産科医として働いて来たキャリアのある中華系アメリカ人で、英語はもちろん通じるし、何より、第一子を帝王切開で産んだために、第二子も通常は帝王切開になるところを、彼女の自然分娩(と言ってもフランス人なので無痛)への強い要望を考慮し、自然分娩で極力進め、リスクが生じれば、すぐに帝王切開に切り替える、という合意の上でお産に臨んだという。フランスの病院では、リスク重視と医師の時間を確保出来るという理由から、第2子は帝王切開以外は選べない、と言われていたそうなのだが、逆子のために不本意に帝王切開になった第1子の時の痛みや悔しさが大きなトラウマになってしまっていた彼女には、第2子も帝王切開ということが重く心にのしかかっていて、またあの痛みに耐えなければならないという恐怖に恐れおののいていたのだそうだ。それが、少なくとも、患者の意図を最大限に尊重して、自然分娩にトライしましょう、と選ばせてくれたことに、彼女は感謝し、感激したのだという。結果、第2子は望み通り自然分娩となり、「自分の思うお産が出来たことが、本当に嬉しかった」と、話してくれた。「だから、もしあなたが上海で第2子を産む機会があるとしたら、私は上海ユナイテッドを強くお薦めするわ!」

ちなみに、小児科に関しても上海ユナイテッドは24時間対応している等、評判が頗るいいのだが、予防接種に関してのみ、新天地にあるParkway Health Hospitalがいい、と教えてくれた。理由は、上海ユナイテッドはワクチンの輸入を代理店を経由しているが、Parkwayは病院が直接輸入しているため、よりワクチンの正真正銘度が高い、という理由らしい。幸いParkwayは我が家からも程近く、ママ友たちからの評判も良かったので、息子は生後2ヶ月以降の予防接種は今のところ全てこの病院で受けている。
※中国の病院で、ワクチンの差し替え事件が問題になったことがあったため、ワクチンの生産国、凄惨メーカー、ロット番号、開封されていないか、など、細かい情報を全て目で確かめさせて貰ってから受けるのがお勧め。

育児
第1子はパリで産んだが、パリでの彼女はバリバリのキャリアウーマンだったため、ナニーを雇い、すぐに仕事に復帰したそうだが、一方で、一番可愛い盛りの息子の成長にじっくり付き添うことが出来なかったことを寂しく思っていたという。そのため、上海移住と出産という機会を得て、仕事を離れることが出来たので、子育てに時間をたっぷり注ぎたい、と、フランス人家庭には珍しく、阿姨を一日2時間程度しか雇っていないという。働き過ぎの反動というか、反省で、家族との時間をもっと増やしたいと思う気持ちはとてもよく分ったので、その考え方には納得出来た。私自身も子どもにしっかり付き添っていたいと思うが、自分の気持ちもゆったりと構えられて余裕がある方が、子どもの精神状態にもいい影響があると思うのと、息子が産まれた頃に、よく母が、「より多くの人に可愛がってもらって、愛情を注いで育ててもらうのがいいんだよ〜」と言っていたので、愛情深い阿姨もまた息子を可愛がったり叱ったりしてくれることは、日本の昔の長屋じゃないけれど、息子の人格形成にいい影響を及ぼすのではないか、と思っている。(息子が中国語も覚えられるしね ^ ^)

5歳の坊やはフランスのカリキュラムに沿ったフランス人学校に通っているらしいのだが、中国語や英語での授業もありながら、フランス本国で正式なカリキュラムとして認可されている、上海ならではのオリジナルな学校。何人かのフランス人の友人家族たちはこの学校に通わせているので、特に日仏カップルの子ども達に限って言えば、皆、その授業のお蔭で日仏中英の4カ国語がペラペラになっている。ところが、この坊やは去年上海に移って来たばかりのため、中国語がまだ完全に分らず、授業についていけないそうで、それがとても可哀想だとママが嘆いていた。子どもは語学の習得がとても早いけれども、慣れるまでは、授業の意味が分からないだろうし、周りの子が問題なく理解しているのに自分だけ分らなかったら、本人も家族もけっこうフラストレーションあるだろうなぁ、と、気の毒になった。

 

・・・こうして、とりとめもなく、色んな話を話し続け、楽しいお昼時は過ぎていった。本当に屈託の無い、話していてとても気持ちのいい一家。草食動物のように優しい穏やかな目をしたパパ、ヴィクトリア・ベッカムのような綺麗な浅黒い肌に、こぼれ落ちそうな大きな瞳をしたママ、両親にそっくりな、澄んだ瞳を輝かせている子ども達。

楽しいひとときに別れを告げ、私たち親子はフランス租界散策へと繰り出していったのだった。

※こちらが私が頼んだポークタコス。ハラペーニョが利いていて、最高に美味しかった。また食べたいw

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