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juin 2011 posts

jeudi, juin 30, 2011

パリ: Lancôme "Génifique"に救われる

パリに着いてから1週間くらい、何に困ったかと言うと、肌の不調。

こう見えて肌がデリケートなので、乾燥しているヨーロッパの気候が合わないのか、硬水が合わないのか、よく分らないが、肌がカッサカサになっていて、毎朝醜い自分の顔を見ては、「う〜ん、早く保湿クリームを買いに行かなければ」と唸っていた。

着いて1週目のとある日に、義母とともに息子を連れて出向いたのが、シャンゼリゼ通りにあるSEPHORA。理由はわからないけれど、SEPHORAはやっぱりパリで見るのが一番クールで洗練されている。上海にもあるし、色んな国で見てきたけれど、あそこまでのクールさは無い。店内の雰囲気もそうだし、店員さんのレベルが色んな意味でもの凄く高くて、誇りを持って働いている感じが伝わってくるからだと思う。

私の肌の調子について、とある店員さんに相談したら、「あの人に訊いたらいいわよ」と、教えてくれたのが、土屋アンナちゃんそっくりな美貌の店員さん。しかも、ハスキーボイスで、まるでアンナちゃんみたいだった〜。私の肌の悩みを相談すると、幾つか合いそうなクリームを出してくれて、中でも一番オススメしてくれたのがこちらの"Génifique"↓ハスキーボイスで、「これは長時間保湿するし、薦めた中で一番いいクリーム。貴女の今のトラブルを解消してくれるのはまさにこれ!」と。

201106_lamcomegenifique

試してみたら刺激もまったくなく、つけ心地が良かったので、それなりにお値段も張ったのだが、背に腹はかえられない、と購入。自他共に認める浪費家の自分が、上海でも殆ど浪費せず(単に物価が安いという噂もあるが・・・)、物欲から離れた暮らしをしているためか、この買い物には夫も事後承認をしてくれた。

で、気になる使い心地だが、タイトルでバレバレの通り、私の枯れ肌危機を見事に救ってくれた ^^

つけた当日から、肌の乾燥が和らいでいい感じだったので、それ以来ずっと使っているのだが、毎日お肌がみずみずしくなって、寝ていて喉がカラカラになるほどひどい乾燥の日でも、お肌だけはプルンプルン♪ベタつかないし、個人的に思いがけず大ヒットな化粧品だった。

それにしても一体パリはどれだけ乾燥してるんだ〜っ!と驚く。注意深く周りを見ても、フランス人女性たちは全然パサついてないし、肌が気候に慣れてるんだろうなぁ。やっぱり自分は高温多湿に馴染むアジアの女なんだなぁ、としみじみ。なんだかんだ言って、湿気って潤いの元ですよ、潤いの。これまでさんざん湿気をこきおろしてきたが、パリに長期滞在してみて、湿気のありがたみがよく分った今日この頃なのであった。

数日後からノルマンディーの海岸沿いに滞在するので、湿気具合を見て比べてみようっと。

ランコム ジェニフィック(日本語)
フランスと同じラインナップではないけれど、日本人向けに開発されていたりするので、こっちの方が更にいいかも。しかも賞総ナメ・・・!(驚)なんでこれが凄い化粧品なのか、サイトに詳しく載っているので、興味があったら要チェック。
http://www.lancome.jp/brand/skincare/genifique/

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mercredi, juin 29, 2011

パリ: 映画"Kung fu Panda 2" と "X-Men: First Class"

パリの映画館で、鑑賞が安くなる期間が始まったので、夫とともに既に2回も観に行っている。(夫は一人でも観に行っているので、ここのところ毎日 ^^) 1回目だけがフルで、2回目以降は3ユーロという安さ。

一回目はKung fu Panda 2の3D版。
これは本当に笑った。ぜひ観るべし、という感じ。ストーリーもテンポも絵的な作り込みも全て良いし、時々チラチラ出て来るパロディが最高にウケる。台詞からキャラクターから、ジャック・ブラックのセンスが随所に感じられて、素晴らしい。何度も大笑いして拍手しながら鑑賞した。声の豪華出演も楽しみの一つ。アンジェリーナ・ジョリー、ジャッキー・チェン、ダスティン・ホフマン、ゲイリー・オールドマン、ルーシー・リュー、といった錚々たる顔ぶれ。アンジェリーナ・ジョリーって声もセクシーで綺麗なんだなぁ、としみじみ。気分が沈んでいたり、ちょっと軽いノリで映画観たい、とにかく大笑いしたい、という方たちには本当にお勧め。個人的には胎教に良かったと思うhappy01

http://www.youtube.com/watch?v=YdaMGcOyfjM
http://en.wikipedia.org/wiki/Kung_Fu_Panda_2

二回目はX-Men: First Class
X-Menも元々好きだが、今回はその始まりのストーリーで、かなり良い映画だった。キューバ危機に際してX-Menたちがどのように関わり、"誕生"していったか、というもの。それぞれのX-Menたちのバックグラウンドも掘り下げ、キューバ危機のリアリティある緊迫感がストーリーに深みをもたらしていた。プロフェッサーXを演じたJames McAvoyは"The Last King of Scotland"を観て以来いい味出してる俳優さんだなぁ、と個人的に注目していたのだが、"Wanted"でもハマリ役を演じていたし、今回の作品も、Magnetoと理解し合えていたのにどうやって決別していくのか、その経緯をとても繊細に描いていて良かった。

http://en.wikipedia.org/wiki/X-Men:_First_Class

上海では映画といえば、自宅でDVDばかり観ていたので、久しぶりに映画館に観に行けて新鮮だった。

余談だが、パリの映画館がこれまで行った他の国の映画館と違うところは、館内でポップコーンの人工的な匂いが漂って来ないところ。ポップコーン自体は売っているのだが、全然、まったくあの独特な匂いがしない。やっぱりあれは集客用に敢えてにおいを付けてるんじゃないか、と思ったり。あるいは、パリジャンが、人工的で臭い!と文句つけまくってやめさせた、とか? ^^

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lundi, juin 27, 2011

パリ: フランス人のグルメに驚く

先日、義母が16歳の頃から友だちだという女性が家にディナーをしにやって来た。

この女性、筋金入りのグルメで、「フランス人のグルメというのはこういう感じなのか・・・」とかなり驚いたので、書き留めておくことにした。

フランス人はイメージ的に皆グルメで、食にプライドがあるような気がしていたが、東京に住んでいた頃は、そのイメージを話すとフランス人たちによく嘲笑されていた。理由は、「あんなに朝から晩まで各局で料理番組を流している国の人たちに言われたくない」だそうである。曰く、もっと他に放送するべきニュースがあるだろう、というような世界的事件が起こった時でも、情報番組では楽しそうに美味しい料理を紹介している、とか、料理番組はつまらないからとチャンネルを替えたら、3局が一斉に料理を紹介していて腹が立った、とか。料理番組を目にする機会があまりに多いのが、日本人の食へのこだわりというか執念を感じさせる、と。

言われてみて、確かに、どのお店が美味しいとか、どの料理が美味しいとか、普通の会話でも至極頻繁に出て来るし、ブログでもFacebookでも、お料理の話題には事欠かない。自分の周りを見ても、グルメだと思う友人はもの凄く多くて、素人にこんなに大勢グルメが居たら、そりゃ、ミシュランあんなにいっぱい評価されちゃうわ、と、日本人のグルメ人口の多さには、確信を持ってしまう。

翻って、"グルメ"の語源の国でもあるフランス。食事はもの凄く美味しいし、家庭料理からして有り得ないほど豪華で美味しい。なのに何で、日本人の方がこだわってる、と思われるのだろうか、と不思議に思っていた。

そんな折、先日会った、このフランス人のグルメを見て、その共通項が分り、なるほど、日本ではマニアックさやピッキーな気質が是として受け容れられている中で、フランスでは非常に珍しい存在なのだ、ということを理解出来たのだった。

まず、この方、世界中を旅していて、日本へも、"シラク大統領に負けない"ほど日本贔屓だと豪語しているほど。日本食ももちろん大好き。日本に行った回数はこれまで約40回。日本人の友人も各地に多いのだが、行く度に、首を長くして待っている多くの日本人のために料理を作ってあげているという。なぜかというと、彼女はシェフみたいに料理を作るのが上手で、一度作ってあげると、次も、日本に来る時は作って欲しい、とせがまれるようになった為で、彼女の料理を食べたいがために、近所の人たちまで集まって、大宴会みたいになってしまうのだとか。

実際、先日も料理を持って来てくれた。それがこちら↓

20110620_gourmet_tarte

一見、普通のオニオンタルトに見えるのだが、この味、これまで食べたオニオンタルトの中でダントツ美味しいと言っても過言ではないほど美味しかった・・・!食感、味わい、コク。一口噛むごとに徐々に口に広がるいろいろな風味と香ばしさ。

このオニオンタルトがなぜここまで美味しいのか、彼女と話していて分ったこと。

  • 使っている素材の厳選。野菜は産地を厳選。※スペイン産は絶対ダメ、と言っていた。フランス国内で禁止されている農薬を使っているとのこと。
  • 玉ねぎはナイフで丁寧に切り刻む。※フランスの家庭やレストランでは自動で切ってくれるカッターを使うことが多いが、カッターだと風味が損なわれるそうだ。
  • 赤と白、2種類の玉ねぎを使用。
  • 香辛料も厳選。胡椒は粗挽き胡椒で、格別に美味しい3地域を挙げて居た。彼女の持っている胡椒はこの3地域のものらしい。他にもスパイスが入っていて、絶妙な風味だった。
  • 食べるときの温度。※彼女はアルザスのコルマール出身で、オニオンタルトはとにかく湯気が立つほどに熱い状態で食べるのが重要、と力説。義母が最初にオーブンで温め直してテーブルに持って来た時に、「そんな温度じゃダメ!」ともの凄い剣幕で怒っていた ^^ 義母は「はいはい、マダム!」と笑いながらまたオーブンに入れ直し。
  • 付け合わせのサラダも手を抜かず、オニオンタルトに合うようにドレッシングをその場で彼女自身が作っていた↓

20110620_gourmet_tarte02

グルメなだけではなく、ゴージャスなジャケットを身に纏った素敵なマダム。自分が育てている薔薇を手折って、初めて会う私に、と持って来てくれた。マーブルが美しい薔薇たち。同じ枝なのに、色が違うのがとてもオリジナル。美味しいお料理を味わう時に、綺麗な花を愛でながら食べると、また気分も一層明るくなる。

20110620_gourmet_roses

飲むワインも厳選。義母のワインセラーの中から、自分で合うワインを選んでいた。選んだワインは私も少しだけ飲んだが、フルーティで、甘さ加減がタルトにピッタリの味だった。義母が彼女のチョイスの良さに唸っていた・・・。

"gourmet"には、美食家という意味だけではなく、ワインも分る人、という意味も在るらしいが、彼女はまさにその人だということなのだろう。

さらに、アントレで持って来てくれたお料理がこちら↓

20110620_gourmet_entree

パプリカのマリネなのだが、こちらも素材を厳選。しかも、バジルは自家製。「自家製だからオーガニックって言えばオーガニックだけど、都市の真ん中で育てててオーガニックは言い過ぎだわね」と、自分にも厳しい。

これがまた有り得ないほど美味しい味わいで、パプリカという食べ慣れた野菜が、ニンニクとバジルとオリーヴオイルとスパイスというアンチテーゼによって、何か違う別格の食べ物にアウフヘーベンしてしまった感じだ!

あまりの美味しさに、大笑いしながら食べる義母と私。ついつい箸が進み(ナイフとフォークだけどw)、気付けば殆ど自分が食べていたという図々しさ。「妊娠中なもので〜」と言い訳w。

しかし、このときの私のあまりの食べっぷりを見て喜んだグルメ女史は、この週末のために、なぜか家族の分、美味しい料理を用意してくれた。それはまた追々。義母も、「あなたがあんなに美味しそうに食べたからよ〜」と嬉しそうだった。

グルメ女史は、グルメなだけではなく、あらゆることにオタク探究心旺盛で、それが故に、テーブルでの会話が本当に興味惹かれるものだった。

日本の楽しみ方も、普通の旅行者とはひと味も、ふた味も違う。京都に行けば、観光だけでなく、お茶の先生にアポを取り、茶会に参加しに行く。大好きな仙台は、今年は震災のために行けなくなったことを嘆いていたが、日本人でさえ行かない場所に桜や紅葉を観に行く。四国には古い日本人のお友だち(齢80!)が居て、泊めてもらい、古い日本の民家を堪能しながら、温泉に入ったりして、夜は日本人たちとの会話を楽しむ。(日本語も話せたりする)

イタリアやイギリス、スイスの旅行の話も楽しかったが、個人的に一番笑ったのが日本の直島の地中美術館の話。誰もが一度は憧れるかの美術館を、彼女はぶった斬り。

理由は、

「わざわざあんな遠くまで出かけて疲れて着いたら、広過ぎる土地に美術品がちょこ〜っとだけ。しかも、凝りに凝ったスノビッシュな作りにしていて、スモークで効果出したり、さんざん来場者に期待させておいて、やっと辿り着いた壁にかかっていたのはモネの絵・・・。モネの絵はそこまでして観る絵じゃないわよ!」

と、大激怒だったのだ。まあ、確かに、モネの絵ならマルモッタン美術館に行けばいいしね・・・。

効果の一環なのか、暗がりでわかりづらい通路を歩くと、係員に「そこは入ってはいけません」と注意され、それにもイラっと来たらしい。

実は、グルメ女史、お母様が画家だったそうで、絵についてもだいぶ造詣が深く、パリの美術館と言う美術館を巡っていたりもするので、パリのこの出し惜しみしない作品の見せ方に慣れていたら、直島の"もったいぶった"見せ方が気に食わないというのは何だか想像できる。

「でも、安藤忠雄さんの建築は見応えあったんじゃないですか?」と怒る彼女に質問したら、「安藤忠雄は別よ!彼の建築は素晴らしかった。建物自体はスノビッシュでも何でもないのよ。美術館の見せ方に、疑問を持ってしまうわ!」と、けっこう長いことプンプン怒っていた。

こういう強烈なセンスと意見を持った人って、実に面白い。この妥協を許さないこだわりの気質こそが、彼女というグルメを生み出しているんだな、と。

日本でも、思い出すグルメの方々は、実にこだわり派が多く、ワインも詳しく、興味の幅と掘り下げの幅があるので、普通の会話が非常に面白い人が多い。いずれも語りきれないほどの蘊蓄があるのに、ひけらかすこともなく、さりげな〜く、なぜ、このワインが合うのか、なぜ、このお料理が素晴らしいのか、ということを教えてくれたりする。そういう方々に会うと、自分は全然グルメじゃないな、と言うことがわかるのだが、おいしい料理を食べられて、素敵な話が聞けるので、グルメなお友だちは多いに越したことは無い ^^

フランスで思いがけず強烈なグルメに出会って、グルメという人々の存在の有り難みを再確認した宵だったのだった。グルメ、万歳〜♪

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samedi, juin 25, 2011

パリ: 今度はシナゴーグ 'Shabbath Shalom' שבת-שלום

※'Shabbath Shalom'  שבת-שלום

フランスで、カトリックの教会を見るのは全く珍しくないし、これまで出張も入れたら15〜20回近く渡航しているパリで、何度も色んな教会を訪れた。今回のパリ旅行では、生まれて初めてモスクも訪れた。

そして、今日は何と、シナゴーグ!しかも、安息日前の説話会のような集まりに行くことができたのだった。

義母の親友がユダヤ人で、あるシナゴーグの行事を取り仕切っている立場の人なので、義母が頼み込んで、異教徒でしかも面識の殆ど無い私を快く連れていってくれたのだった。ただ、最初から快く、ということでは無かった。なぜ日本人で、恐らく仏教徒の私がシナゴーグに行ってみたいのか、どうせ、装飾がエキゾチックとか、ミーハーな気分で来るに違いない、と思っていたようなのだ。

家まで迎えに来てくれた彼女の私への第一声は、「ユダヤ教のことも知らない人が、突然にシナゴーグに行きたいっていうのはどういう訳なのかしら?」だった。こういう率直な物言いの人は、とてもサバサバして感じ良い人が多いので、きっと彼女もそういう人なんだな、と思った。後でその第一印象がとても正しかったと分るのだが。

彼女は、家の玄関で、次のように説明してくれた。

ユダヤ教は、一般的に、オーソドックスとコンサーヴァティヴ(フランス語ではリベラル)の2種類あって、前者は非常に戒律が厳しく、シナゴーグでの男女の同席が禁止されていたり、ラビは男性しかなれない、という伝統があり、リベラルの方は、男女問わず、家でじっとして祈りをしないよりは、祈りをしに外に出る方が重要だ、と考えていて、女性のラビも存在する。

私のような異教徒が気軽に参加出来るのは、勿論、後者のリベラル派だからであって、オーソドックスの方は信者でなければ参加出来ない。彼女曰く、フランスはオーソドックスが多数派の9割を占めており、アメリカやイギリスでは逆で、リベラルがそれぞれ8割、7割、と、多数派を占めているそうだ。

実は、学生時代、なぜか苦手極まりない西洋史を専攻し、なぜかスペイン中世史に魅せられ、卒論テーマが「スペイン異端審問とコンベルソ(改宗者)」だった。スペイン史上、そして世界史上、1492年という年がどれだけ特異な年なのか、ということは、昨年レビューも書いた、ジャック・アタリ氏の「1492 西欧文明の世界支配」という本を読むと非常に分りやすく理解出来る。イスラム教徒をイベリア半島から追い出したレコンキスタ完遂の年、コロンブスがアメリカ大陸を"発見"した年、そして、イベリア半島からユダヤ教徒がヨーロッパ他各地に追放された(離散: ディアスポラ)年。

件のユダヤ人女性に、スペイン異端審問を卒論で書いた、と言う話と、"セファラード"と"アシュケナージ"の違いを知っている、ということが伝わっただけで、シナゴーグに行く理由の説明は十分だった。彼女の両親の祖先がスペインから追放されたユダヤ人(セファラード)その人たちだったのだ・・・!卒論の内容がマイナー過ぎて、自分でも何でこのテーマでやったのか、当時も今も説明がつかなかったが、実際にそのテーマに深く関わる人にこうして出会って、理解の縁に繋がると、感動を覚える。

先ほどとは打って変わってフレンドリーになり、シナゴーグへの道すがら、色んな興味深い話をしてくれた。「お父さんが歌ってくれた子守唄は、ラディーノ語だったの。全然意味が分からなかったんだけど、セファラードの独特の言語だと後でわかったのよ。」実は、自分も卒論の合間に、ラディーノ語で歌われた独特のメロディの曲を探し出して、CDを買ったりして聴いていたので、「ラディーノ語の歌のメロディは哀愁があってとても綺麗ですよね。卒論書きながら聴いてました。」と言ったら、もの凄く喜んでいた。本当に、何とも言えない哀愁と優しさのある独特なメロディなので、聴くと癒される。

更に、彼女は、面白いことを訊いて来た。「『失われた10支族』(Les Dix tribus perdues)って知ってる?迫害を逃れて東方に逃げて行ったユダヤ人の支族で、どこに逃げて行ったのかわからない人たちよ。そのうちの1支族が日本に行った、っていう話があるの。」

これは結構知られた話なので、「日本にもそう信じている人たちが居ますよ。ヘブライの痕跡が日本の習俗にたくさん残っているからです。地方に古くから残る歌とか、神道の作法とか。歌は私たちには全く意味がわからないんですが、古代ヘブライ語だと意味が通じる、とか。日本語自体にも残っているという説もあります。」と言うと、嬉しそうに頷きながら、「そうなのよね。文化って、本人たちは知らずに継承してたりするのよ。私たちの遠い先祖は繋がってるかも知れないわね!」と言っていた。彼女の場合、当てずっぽうで言っている話ではなくて、実は、代々キリスト教徒だと思っていたある友だちの家族が、先祖から伝わる独特な作法や歌が、ラディーノ語のものだったということが判明し、いわゆるスペイン系コンベルソ(キリスト教への改宗者)の家系で、元々はユダヤ教徒だったということが分ったので、ユダヤ教に改宗し直した、という話が本当に身近にあったのだという。「本人たちは、ずっとキリスト教徒だと思っていたのよ。そんな風に、本人たちが全く気がつかないこともあるからね〜。」

ユダヤ教にまつわる興味深い話をずっと聞いたり話したりしているうちに、ほどなくシナゴーグに到着。

多くの信者さんたちが、各々挨拶をし合っていて、新顔のアジア人女性の私にも、丁寧に挨拶をしてきてくれた。連れて来てくれた彼女は、私のことを嬉しそうに信者さんたちに紹介して回る。「この人はね、日本人で、私の友だちの息子さんと結婚して、今は上海に住んでるの。スペイン異端審問についての論文を書いたのよ。だからシナゴーグに関心があって、連れて来て欲しいと言われたのよ。」

どの人たちも、異口同音に尋ねる。「何でそもそもスペイン異端審問に関心を持ったの?」

う〜ん、実に良い質問だ。自分でも分らない、と言いたいところだが、月並みに、「1492年は世界的にも重要な年で、異端審問はこの年の出来事に大きく関わる話だからです。」と答えた。

面白いことに、1492年が何の年なのか分らない人が居た。「1492年?何があったの?」何があったのか、を日本人の私がなぜか解説。さらに、ジャック・アタリ氏が同名の著作があると言ったら、さすがにフランスのユダヤ人社会では彼の名前は有名なようで、小さな女の子までが知っていた。私を連れて来てくれた女性は当然のように同書を読んでいて、日本でも彼が有名だと知って驚いていた。

ラビはロマンスグレーの素敵な紳士だった。理知深い眼差しで、温かみもあって、コミュニティで信頼されている存在であることが明らかだった。

シナゴーグでの礼拝は、1時間半くらいで、とてもシンプルなものだった。最初に蠟燭に火を灯す。各々が礼拝用の本を持ち、ラビの進行に合わせて読み合わせたり、歌う。殆どが歌だった。歌と祈りは全てヘブライ語。なので、本に書かれた翻訳を読まないと全く意味が分らなかった。ラビが最も太く美しい声で歌うのだが、思わず3大テノールのパヴァロッティが思い浮かんでしまうほどの美声で、ラビという立場の人は、歌の素養がないといけないんだ、ということがよく分った。(リベラル派だけなのかも知れないが。)

礼拝の後に、口々に「Shabbath Shalom שבת-שלום」と言いながら、ワインとパンを信者で分け合う。パンは信者の少年少女が切り分けるという習わしらしく、切り分けたパンを各々配っていた。

帰りがけ、礼拝の本をいただいた。ヘブライ語は全く読めないけれども、フランス語の方を読んで内容を知ってみたい。

初めてのシナゴーグは、引率してくれた女性のお蔭で、とても興味深い行程だった。マレ地区にユダヤ美術館があるので、夫も興味があったらぜひ一緒に訪れたい。ただ、正直、ユダヤ教に関しては、美術そのものよりも、言語や歴史、宗教観、習俗の方にずっと興味があるので、きらびやかな美術品の陳列だけではなく、より深奥にある"何か"に触れられたら、嬉しい。

文化の坩堝、フランス。今日はまだまだそのほんの一部。

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mercredi, juin 22, 2011

パリ: 嫁姑戦線異状なし

以前から、フランスだと、日本のような独特な嫁姑問題はあんまり無い、と聞いてきた。

きっと、そういう問題を抱えた家庭もあるのかも知れないが、思うに、フランス人女性は強いので、お義母さんにやられる、という構図も確かに想像しづらい。何か気に障ることがあれば、はっきりと指摘するので、根に持ってこじれる、というのが無いのかな、とも思う。どちらかというと、家の長としての責任感の強い夫が、あれこれ口出ししてくる妻のお母さんと揉める、ということがあったりするらしい。

で、卑近な例を出すと、幸い、我が家も嫁姑問題は全く無く。例えば、イタリア人の義姉と義母の関係を見ていると、逆に圧倒的に義姉の方が強いし。

日仏カップルの友だちを見ても、お義母さんと関係が悪い人が見当たらず・・・。上海に居る日仏カップルの日本人妻は、大抵、「これ、お義母さんが作ってくれたの!」と、お義母さん手作りのオレンジピールやらフォアグラやら、美味しい手作り料理をむしろ誇りに思って自慢してくる人が多かったりして。ある友人宅に行ったら、お義母さんがまるでお手伝いさんみたいに一日中忙しくキッチンで働いてて、お嫁さんは、「いやぁ〜、ホント、お義母さんが来ると色々楽でいいわぁ〜w 料理美味しいし♪」と、完全に左うちわ状態だった。

私自身も、目に入れても痛くないほど可愛いであろう孫を一緒に連れてきてるし、妊娠中だし、ということで、こちらが恐縮するほど待遇がよく、甘えさせてもらっている日々。さらに、今は中国に戻っている夫が、何度となく義母に、私は妊娠中で疲れているから無理をさせないように、家でゴロゴロさせてあげるように、と言い続けてくれているためか、私が少しでも「疲れた」とか「眠い」と言うと、もの凄い気を遣ってくれる。

こんなぐーたらな嫁でいいのだろうか、なんて思いながら、疲れ過ぎてソファで寝落ちしてしまった時などは、義父と義母がせっせと息子をお風呂に入れて、おむつを替えて、ご飯を食べさせて、遊んで、寝かせて・・・と知らぬ間にやってくれていた。思わず笠子地蔵なんていう古いおとぎ話を思い出してしまった・・・ありがたい><

一昨日は近所のバスティーユを散策して、色んな小径に入ったり、バスティーユ名物の昔からある家具屋さんを覗いたりして、楽しかったけれどもけっこう歩いたので疲れてしまった。「大丈夫?疲れてない?」と心配そうに確認する義母に、「疲れちゃいました・・・」と漏らしたら、すぐ家に帰ろうということになった。帰宅すると、義母がアロマバスを用意してくれて(しかも専用枕つきw)、アロマキャンドルの香りの中、ゆっくりとアロマバスに浸かり、疲れを癒すことが出来た。

お湯に浸かりながら、う〜ん、こういう嫁姑関係っていいなぁ、と感慨にふけったりして。

そこまでしてくれる義母に、私の方も日々感謝をこめて、綺麗な胡蝶蘭を見かけたら、サプライズで買って来たり、「お義母さん、今日も綺麗ですよ〜」とか、ファッションや色んなセンスを褒めたり、お料理を褒めたり(まあ、美味しいので自然に出て来るだけなのだが ^^ )、と、呼応している。・・・つもりw

20110620_fleurs

でも、日曜日、父の日だ〜と慌ててお花屋さんに花を買いに行ったらどこも閉まっていた。そうだ・・・ここはフランスだった・・・。日曜日に空いてるわけがない。やっぱりダメな嫁・・・orz

そういうことをあれやこれや総合して考えてみると、嫁姑問題を回避するためには、きっと、

  • 世代ギャップがあるという前提をお互いに認識しつつ、普遍的に助け合える部分で協力し合う
  • お義母さんが得意な分野で助けてもらい、お義母さん自身がそれによって充足感を得られるようにする(孫の面倒、料理、洗濯、ベッドメイキング、etc. etc.)
  • 細かい作法の差は気にしない。文句があれば、お互いに直接言う。
  • あくまで対等。お義母さんが偉い、とか、嫁が偉い、というのは全く無し。お互い偉ぶらず、対等な友だち目線で。
  • お互いの良い面を見て、良い面に気付いたら褒める。
  • 挨拶・感謝・謝罪ははっきりと丁寧に。(フランスだとスキンシップも)
  • 相手のした嫌なことは忘れるw

ということなのかな、と考えてみた。あとは、これは自分が嫁だからなのかも知れないが、お姑さんの歩み寄り、というか、"平常心"は絶対カギだと思う。嫁に変な対抗意識を燃やしたり、息子が盗られた気分になってるとか、そういう、穏やかではない精神状態になっているお姑さんの場合は、手の施しようがない。せめて、自分はそうならないようにしなければ・・・。

特に日本だと難しいかも、と思うのが、3つ目の項目かと。日本社会はとても細かい気配りの気質があるので、姑でも嫁でも、どちらかが気付かずに失礼にあたることをしたら、こじれる傾向があるのだろう。しかも、面子も大切なので、面と向かって、「これはやめてほしい」と指摘したら、意図する以上にもの凄く傷ついてしまったりするだろうし。その点、フランス人だったら、「これはイヤだからやめてほしい」と言えば、「あっそうなの。ふ〜ん、了解、了解」と、かなり軽いノリで話が済む。逆に、どんどん言わないと、慮ってもらうとか、行間を読んでもらう、ということはほぼ期待出来ないので、何でもはっきり言わないといけないのが面倒と言えば面倒だけど。結局オープンにコミュニケーション出来るかどうか、の問題なんだな、と思う。

個人的には、「行間」とか「配慮」って一長一短と思っている。ある人が考えていることを他人が思い遣ることを前提にしてしまうと、それは「自分を理解してくれている筈」という甘え(依存?)だし、誰もがそれを理解出来るとは限らない。場合によっては、それを求めるのはただのエゴでしかない。近しい友だちでも難しいこの技を、世代間のギャップアリ&経験のギャップアリ、のお姑さんに期待したりするのはNGかと・・・。逆にそういう思い遣りが先回りして出来てしまうお義母さんは、本当に稀で素晴らしいと思うけど、そういうタイプのお義母さんの神経はもの凄くすり減ってしまうんじゃないかと心配・・・。

先日は、義理の両親のお友だちの家で、30人も招待されている割と大きなホームパーティがあって、皆が息子を見たいと言っているということで、当然私も招待されていたのだが、30人も新しい人に会ったら絶対に疲れる!と思い、「今日は家に居てゆっくりしたいので、息子だけ連れて行ってほしい」と頼んだら、全然OK、と快諾。パーティのホスト夫婦とは、今度別のディナーをセッティングしてくれることになった。日本人のお義母さんだったらもっと遠慮しちゃってたのかな、自分、と思ったりもする。

夜は義母と熱い議論を闘わせて、結構楽しかった。何だか日本に居る母と話しているみたいで。私はこう思う、いいえ、私はこう思う、とか。日本の嫁姑問題の話をしたら、大喜びで前のめりで話を聞く義母。きっと今週、近所のお友だちと話すネタには事欠かないだろう。案外、うちの日本人の嫁は超ダメダメで、嫁姑問題アリアリよ〜!とか言われてたりして。はははw ... まあ、C'est la vie... !

自分が姑になったら、こういうフレンドリーで、オープンマインドな感じでいきたいなぁ、なんて思っているのだが、さあ、どうだろう。自分は優しい姑のつもりで、実は鬼婆になってたりして。そんな時は、エーリヒ・フロムの「愛するということ」をもう一度読んで、頭を冷やすべし・・・

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lundi, juin 20, 2011

パリ: 初めての産婦人科検診

義父の紹介で、義理の両親の家から歩いて10分ほどの大きな病院にある産科医の先生に診てもらうことになった。義父のお友だちなので、義父も付き添って来てくれた。

目的は3つ。

  1. 産科の医学の進んだフランスで、上海で診てもらっている内容について、セカンドオピニオンをもらう
  2. 第2子の妊娠の経過を確認
  3. 上海では隠れて見えなかったので、超音波で性別確認したい

上海の病院で、カルテと血液検査の結果を全てコピーして貰っていたので、それを先生に渡して、全てのページ&項目をチェックしてもらった。

先生は産婦人科の主任の先生で、とても偉い方らしいのだが、余裕の為せる技なのか、真面目な診断は真面目に言うのだが、同時にずっとジョークばかりとばしていて、本当に面白い先生だった。しかも、黙っていれば2枚目なのだが、いたずらっぽい笑顔を浮かべながら、お経みたいにモゴモゴ早口で話すので、それはそれは滑稽だった。

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先生:「え〜、基本的な質問をします。アルコールやってる?煙草やってる?コーヒー飲んでる?」

私:「どれもやってませんw 煙草は一度も吸ってた事無いです」

先生:「ホント?一度も!?え〜、一度も?」

私:「ああ、まあ、学生の時にふざけて吸ってみたことありますけど・・・嫌いだったんで、たぶん人生で2回だけです」

先生:「ふむ。じゃ、コカインやってる?

私:「ぶ、やってませんっ!!」

産科医の先生に、コカインやってますか?と訊かれたのは初めてだったので、少し面食らった。フランスだと本当にこれが医師の基本的質問に入るのかも知れないが、と思ったりもしつつ。
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先生:「データを診る限り、この妊娠は全く問題ないね。トリソミーの可能性も1/21,000という、もの凄い低い確率だし、トキソプラズマも大丈夫。etc. etc. 上海でしていた生活と同じ生活をして、食べる量も同じくらいで・・・と続けたら、全く問題ないでしょう。」

私:「先生、実はパリに来てからすっごい食べ過ぎなんです・・・ごはんが美味しいので・・・」

先生:「う〜ん、フランスは食べ物が美味しくってごめんね〜 ^^ おいしい料理ばっかりで、本当にごめんね〜

・・・と、料理についてやたら卑下自慢する先生。
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先生:「超音波の画面は、お義父さんも一緒に診ても問題ないかな?別に全裸になるわけじゃないから心配しないで。お腹出すだけ。」

私:「(爆)。全然問題ないですよ。わざわざ確認してくれてありがとうございます。」

先生:「私はその辺の失礼なフランス人とは違うものでね〜。ちゃんと確認するんだ。はっはっは。」

・・・と、暗に、自分は紳士だとアピる先生。
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私:「性別はどちらでしょう?」

先生:「う〜ん、多分ね、女の子だね。それか、ペニスの無い男の子!」

え〜、結局、どっちなんでしょう、先生!?一生懸命、胎児を刺激して、ポジションを変えてみようとしてくれていたが、べべは恥ずかしがりやなのか、確定的では無かったので、義父がまた後日超音波の検診を予約してくれていた。
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先生:「そうそう、ノルマンディーに行っても、チーズは食べちゃだめだよ。ノルマンディーはチーズ美味しいからねぇ〜。つらいねぇ。」

私:「先生、それ、真面目な話ですか?冗談ですか?」

先生:「真面目な話だよ。やっぱりどうしても細菌とか入っちゃうからね。あとは、生身の魚や肉はダメだね。よく勘違いされてるけど、冷凍してても、特定の細菌は別に死なないからね。日本人は妊婦でも寿司を食べちゃうらしいけど。肉は、よく焼いたものだけね。」

義父:「チーズもダメかなぁ・・・?」

先生:「ダメだよ。わぁ、残念だね。ノルマンディーはチーズが美味しいからね〜。残念だねぇ〜。」

・・・と、先生にダメ押しされると、残念感が増す。義父もとても残念そうな顔をしていた。チーズを食べられないなんて、フランス人にとったら死ぬほど苦痛だと思うのかも知れないが、別に私はチーズを食べられないくらいでは何とも ^^
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こんな感じで、一事が万事、面白い先生だったのだが、超ベテランで、義姉も3人の子どものうち2人はこの先生にお世話になって産んだそうで、とても信頼しているらしい。

日本に居た時に、切迫早産で3ヶ月も入院していた件についてシェアすると、「なぜ患者にそこまで負担をさせる方法をとるのか?金銭的にも身体的にも、理解しかねるよ。診断するだけじゃなくて、患者の置かれている状況について、総合的なバランスを考えるのが医者の仕事だ。フランスだったらせいぜい自宅安静だよ。」と、非常に疑問を感じていたようだった。恐らく、日本では産科医の数が少ないので、リスクを回避する為に・・・と私が個人的見解を説明してみたのだが、先生、まったく聞いちゃいなかった。興味無かったんですかね、ハイ ^^ ; 上海の産科では、私の入院経験を考慮して、子宮頸管長に一応細かく気を遣ってくれていて、カルテを見たら、数値がハイライトされていたのだが、それを見て先生、「子宮頸管の長さ?そんなものは気にしなくていいからね。こんなの、みんな違うんだから」と、念を押された。

実は、切迫早産の診断に関しては、上海のアメリカ人の先生も、このフランス人の先生とまったく同じ事を言っていて、リスクを心配する気持ちを尊重してくれつつも、「3ヶ月の入院とは、過剰措置だ」と言っていた。とは言え、油断は絶対に禁物。上海に戻ったら、今後は高リスク出産専門(!)のドイツ人医師が私の担当になってくれるので、経過を慎重に見ながら、フレキシブルに最適な方法をとれれば、と思う。

医療って、技術もだけれども、国や置かれている状況によって総合的な判断が異なって来るんだな、ということが改めてわかった経験だった。未熟児の受け入れ先が不足しているために、少しでも多くの子どもを、より正常な週数で産まれるようにしてあげよう = 母親が入院、という、胎児中心(勿論、母親側に身体的リスクがまったく無い場合)なのが日本の考え方だと思うし、リスクを考え過ぎて母親の実生活に支障を及ぼすよりも、自然な生活環境に居つつ、何かあれば、その都度適宜対応、という、母親と胎児の両方のバランスをとろうというのがフランス(たぶんアメリカも)の考え方。あとは、フランスやアメリカは入院費が高いというのも大きな要因なのかと。

病院の中庭は、とても広くて緑が青々としていた。第3子とかw、もしパリで産むことがあれば、この病院がいいなぁ、なんて思いながら、義父と病院を後にしたのだった。

ちなみに診察料は友だちだから、ということで無料だった。本当にありがたい〜shine

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dimanche, juin 19, 2011

パリ: カジュアルな極上レストラン"Bistrot Richelieu"

ルーヴル美術館のあるPalais Royal - Musée du Louvre駅から歩いて5〜10分ほどのRue de Richelieuにあるビストロ。

ロンドンとシュツットガルトからわざわざパリに来訪して会いに来てくれた、素敵な友人たちとともにsun

店内のデコレーションは、レトロなパリ、という雰囲気で、統一感があって洗練されているが、それでいてカジュアルで、とても入りやすいビストロ。

久しぶりの再会に喜ぶ3人。

お互いのアップデートをして、互いが住んでいる都市の楽しい事、嫌な事、あれこれ語り合う。ロンドンもシュツットガルトも相当住みやすそうで、来年あたり、2人目を無事産んだ後に、パリから遊びに行こうかな〜と思っている。ロンドンのイメージは、その昔留学していた友人から来た手紙の「ロンドンは料理がまずすぎるよ。美味しいのはリンゴだけ。」(リンゴは料理ではない・・・)という内容のインパクトのために、何となく敬遠してしまっていたのだが、よく考えたらあれから20年・・・。そのままの筈もなく。聞けば、美味しいフレンチ、和食料理店もあるし、中華料理はパリよりも美味しいとか。インド系の移民が多い恩恵で、インド料理店はとても美味しいし、とにかくインターナショナル料理は事欠かない、と教えてもらった。

※ただし、イギリス料理が美味しいかどうかはわからない、行った事がないから、とのことだった。私も東京にある、イギリス人が集うアイリッシュパブで、イギリス人の友だちに「美味しいから」と言われてフィッシュ&チップスを食べに行ったことがあるが、全然美味しくなかったので、その後一度も食べていない ^^; 美味しく食べられるお店があったら知りたいかも・・・

アントレはグリーンサラダを頼んだ。とってもシンプル。でも、これは、可もなく不可もなく。ホタテ貝のカルパッチョとか頼めば良かった。

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メインはマグレ・ド・カナール。フォアグラを使った残りの鴨肉。適度に脂が乗っていてとってもとっても美味しかった!義父曰く、鴨肉の脂は他の動物の脂と異なり、身体にいいのだとか。その"言い訳"を自分に言いながら、大好きな鴨ばっかり食べ続けている私。ソースもこれは葡萄かな、果汁が少し効いていて、甘くて実に美味しい!シュツットガルト在住の友人は、やはりフランスは料理が美味しいよ〜、と唸っていた。ドイツのソーセージは最高に美味しいけれど、豚肉が多くて、鴨とかはあまり無いらしい。でも、上海では私たち夫婦は毎週末のように近所のドイツ料理を食べに行ってるので、普段食べられないものをより稀少で美味しいと感じるということかな ^^

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デザートはタルト・タタン。バニラのアイスがよく合っていておいしかった。

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最後のカフェ。一応、デカフェ。パリのカフェやレストランには必ずといっていいほどデカフェがあるので、毎回頼んでいる。

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先日のコルシカ料理店で集ったNYと東京の戦友たちも然り、遠い海外に離れて住んでいる友人たちに、こうして時折会えるのが、旅の醍醐味。

気の置けない仲間と、楽しくカジュアルに集って食べるのにはとてもピッタリなビストロだった。ルーヴル美術館に行くついでに食べるところを探している、ということがあったら、オススメ。

sunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsun

Bistorot Richelieu

45 Rue de Richelieu, 75001 Paris, France    

+33 1 42 60 19 16

Trip Adviserのクチコミ

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samedi, juin 18, 2011

パリ: 犯人を発見!

先日のエントリ「足元の危険」で書いた、"出し物"の犯人を発見!

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犯人って勝手に言っても、きちんとした警察の方で、交通整理されてました。

交通整理の途中で馬が生理的欲求(特に大きい方・・・)があったらどうするんだろう・・・とかまたくだらないことを考えながら通り過ぎたのだった。

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jeudi, juin 16, 2011

祝★正式オープン!Cyta.jp

様々なジャンルの習い事のプライベートコーチをネットで気軽に見つけてマッチングしてくれるCyta.jp(咲いた.jp)が昨日正式にオープンした、という記事。

Tech Crunchの記事より↓

およそ3年の水面下での運営を経て、今日正式にオープンしたCyta.jpは プライベートコーチを見つけるサイトだという。ユーザーは自分の習いたい習い事(語学でも楽器でもなんでもいい)の先生をCyta.jp上で見つけてコン タクトする。なんだかこれだけ聞くと、いかにもありがちなサイトのようにも思える。たしかにC2Cで、先生と生徒をマッチングさせるサイトはほかにもきっ といくつか存在するだろう。EtsyAirBnBの講師版だと思えば想像しやすい。

ただ、僕はCyta.jpを運営するコーチユナイテッド代表取締役の有安伸宏氏と話していて、そのサービスのモデルがいい意味で想像とは違うことに気がついた。彼は徹底的にユーザーの満足度をあげることを考えている。

・・・

http://jp.techcrunch.com/archives/jp20110615-cytajp/

記事中にもあるけれども、水面下で3年の間に既に黒字化しているほど、C2Cどちらの"C"にも支持されているビジネス。これは有安さんの徹底的な顧客志向とそれをビジネスとして実現出来る天才的な戦略脳とビジネスセンスの賜物かと。

sunコーチユナイテッドさん、正式オープンおめでとうございます!sun

黒字化の裏では、きっとものすごい山あり谷あり、大変なこともいっぱいあったのだと思うけれども、いつも飄々としていながら、ポジティブでアグレッシブで、よりよいサービスを提供することに情熱を燃やし続けている有安さんのことを、きっと誰もが応援していると思う。

語学・音楽・Webデザイン・パソコン/IT・資格取得・趣味・スポーツ、幅広くプライベートに学ぶ事が出来るので、時間を有効活用して色んなスキルをブラッシュアップしたいビジネスマン&ウーマンや、子育て中に資格を取っておきたいママ、趣味を充実させたい人などなど、ぜひ試してみては?

私も日本に居る間にあれこれ習っておけばよかった・・・とつくづく。でも、どんなに誠実でセンスのある方たちがこのビジネスを展開しているかは知る事が出来たので、そこは自信を持ってオススメできる。

益々のビジネスの発展 = 満足する生徒&リピータの増加 = 講師の方の満足、を心よりお祈りしています!

プレスルーム: 他にもたくさんのメディアで取り上げられているので、要チェック!★

追記:

有安さんの姿が"努力家"と評されている良記事↓

1000人の個人コーチに学べるCyta.jpが公開--学びのeBayを目指す

Cytajp

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mercredi, juin 15, 2011

パリ: アンヴァリッド(Les Invalides)に魅せられて

先日、アンヴァリッドに御宅のあるマダムから、友人と一緒にお呼ばれした。一緒に外食を、とも思ったけれども、と、身重の私を気遣って、家でゆっくりくつろいで食べた方がいいという、心温かい配慮からだった。

息子が生まれた時に、「会いに行きたい!」と、多忙な中、大きな大きな花束を抱えて病院にお祝いに来てくれた愛情深いマダム。優しく色鮮やかな花束があまりに似合っていて、天使が舞い降りてきたみたいだ、と思ったことを、昨日のことのように鮮明に覚えている。

アンヴァリッドは、ナポレオンのお墓のある観光名所、という風に思っていたが、実は、パリのリヴゴーシュ(左岸)の超一等地のど真ん中。ここに普通に住んでいる人も居るんだ・・・と改めて驚きながら、メトロで向かう。

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アンヴァリッド駅から更に13号線で一駅のヴァレンヌ(Varenne)駅。待ち合わせはロダン美術館。人気を伺わせる長い行列が外に続いていた。

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整然と美しい、閑静な住宅街。大使官邸や政財界の重鎮が住まう上、フランスの大統領や各国のVIPたちがよく行き来するので、警備も厳しく、パリの中では最も治安のいいエリアの一つだとか。東京だと広尾・麻布エリアに該当する。

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子どもが出来る前に買ったから狭いけど・・・と通された御宅、狭いどころか、本当に正直、バスルームに住んでも全然文句無い心地よさだった ^^ 土地の広い上海でさえ、これだけ広い御宅はなかなか・・・。

しかし、広いだけではない。シンプルな白壁に、上品な天井の装飾。そしてシャンデリア。一級の調度品と装飾の数々が、互いの魅力を損なうことなく調和している。一昨日行ったモスクと共通している。極度に洗練された佇まいというのは、ミニマルさが品を際立たせるんだ、と、一つ一つのディテールに逐一感心。

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ミニマルさに花を添えるのが、美術品と見まがうような美しいアンティークの数々。華美ではなく、変な自己主張も無いのに、なぜか存在感の際立つ品々。そして、全体の雰囲気を損なわないセンス。こうして感銘を受ける、本当に品の良い感性とは何なのか、をとても考えさせられる。

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フランスの素敵なところは、こういう感性について、深く考えさせてくれることかも知れない。別にヨーロッパの他の国でも、アラビアでも、長い歴史と、今に伝わる洗練された文化・芸術があれば、いずれももの凄いインスピレーションになると思う。たまたま、今は、間違いなくその代表的な都市のひとつであるパリに居る、ということ。日本の文化にも洗練された素晴らしい感性があるけれども、日本に居る時には見慣れてしまって、その真価をそこまで深く掘り下げて考えることはあまり無い。こうして、相対物に触れると、見た目は全くことなる装飾の文化なのに、何か共通する"美"があるように思える。

アジア・テイストたっぷりのアンティークの屏風が、大きな壁に飾られていても、全く違和感が無く、室内の装飾と調和しているのも、洋の東西に共通している、洗練された"美的な感覚"が自分のものになって、自由自在に駆使できるということなんだろうなぁ。ただ、ただ、感嘆し、溜め息をもらす、友人と私。

※ここは美術館ではありません。個人の御宅です ^^

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友人ともども御宅の美しさに呆然としていたら、お食事の準備が整っていた。

時間の無い中で、手ずから色んなご馳走を作って用意してくれたマダム。こちらがアントレ。ギリシャのサラダに、ハムも、イタリアやスペインの美味しいハムばかり・・・!バゲットが美味しいのは、フランスではデフォルトなので、言わずもがな ^^

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手作りクスクス。よく煮込んであって、とても美味しい。元はアラブ料理だけれど、パリでは家庭料理でよく出て来るレパートリー。大好きなので、半分くらい食べてしまった・・・!更に、美味しいフォアグラも出て来たのに、写真に収める前にしっかり食べてしまった。

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こちらもパリジャンには馴染みのヴェトナム料理だそうだが、まだ義母が作ったのを食べたことがないので、今度ぜひ作ってもらおうかと。春巻きに甘辛いタレをかけていただいた。家庭でこんな美味しい料理が食べられたら、夫も子どもたちも大喜びだろうなぁ〜、と暫し想像。

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最後は大好きな大好きな、タルト・タタン。薄〜くスライスされたリンゴが、しっかりと甘くて、涙が出るほど美味しかった。

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タルト・タタンとフルーツの盛り合わせheart04 こういう美味しいデザートが普通に家庭で出て来るのがフランス。べべのためにも、2人分食べないとね〜note

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ランチの間じゅう、非常に興味深い話が行き交った。傾聴したくなるような会話のセンス、話し方のトーンもまた、学びたいポイントの一つ。でもやっぱり魅力的な人に共通するのは"聞き上手"なのかも知れない、とふと思った。マダムの聞き上手ぶりを、ある男性が絶賛していて、「たぶん僕が知っている人の中で一番聞き上手だと思う」と評していた。訊けば、死ぬほどつまらない話をする人の話を、静かに頷きながらず〜っと1時間以上聴いているのを見たこともあるとか。一緒に遊びに行った友人が、「それで、社交界では、この人、超話がつまらないな〜、とか思うことってやっぱりあるんですか?」と面白い質問をしたら、答えは意外にも、無い、とのことだった。きっと、この人の話はつまらない、とか、そういう傲慢な判断はせず、どんな人の話の中にも面白いエッセンスが含まれているんだ、という知的な好奇心に溢れた方なんだろうと思う。どうしても傲慢な判断をしがちな自分を諌めてくれる、得難い時間だった。

楽しいランチタイムはあっという間に過ぎ、一同、帰宅の途に。

せっかくアンヴァリッドに居るんだから、と付近を友人と散歩することにした。ルイ14世が建てた、元廃兵院。今は軍事博物館のため、敷地の端には大砲が立ち並んでいる。

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博物館には入らないけれど、とりあえず入り口まで・・・と入り口に入ってみた。

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建物の向こうに見える黄金のドームがある塔の下に、ナポレオンが眠っている。

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入り口の傍に立派なクラシックカー(?)が何台か陳列されていたので、観光客たちが大喜びで皆で写真を撮っていた。友人と私もパシャパシャ。友人に車の横に立ってもらって、ポーズして写真撮影。

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・・・と思ったら、人の車だった。持ち主ご自身か、ドライバーが鍵を開けにやってきた。あまりに素晴らしい車たちだったので、てっきりバガテル公園で催されているクラシックカーコンテストみたいなものだと思い込んでしまったのでした ^^ ; でも記念撮影出来て良かったnote

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友人と話し込んで歩いているうちに、気付いたらオベリスクまで辿り着いた。

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エジプト文字〜sign03 オベリスクは何度見てもドキドキする。ナポレオンがエジプトから盗んで奪って持って帰って来たもの。

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それにしても、ナポレオンは随分とたくさん持って帰ってきたものだと思うが、先日大英博物館に行った姪っ子たちは、もっと凄い量のエジプトの遺産を目の当たりにしてきたことだろう。

フランス人もイギリス人も、何でまたこんなにエジプトに魅せられるんだろう。それはまた別の時に調べてみることにしよう。

アンヴァリッド→オベリスク→ルーヴル美術館、まで結局歩いてしまった私たち。いずれもナポレオンに深く関わりのある場所。パリという街は未だにナポレオンという一人の男性の大きな影響がある街なんだなぁ、とつくづく思った。

sunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsunsun
Les Invalides:
http://en.wikipedia.org/wiki/Les_Invalides

Musée de l'Armée: www.invalides.org

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mardi, juin 14, 2011

アンジェリーナ・ジョリーが美しすぎる件

アンジェリーナ・ジョリーがルイ・ヴィトンのミューズになったと聞いてから、どんなキャンペーンになるんだろう?とワクワクしていた。

見た目だけではなく、色んな意味で本当のミューズな彼女。

キャンペーンのビジュアルを見て、とてもしっくり来た。
http://www.wwd.com/media-news/jolies-core-values-for-vuitton-3652629/

彼女の本当の美しさは、メイクアップや飾り立てた服は要らず、"彼女"そのものなのだ、ということがよく理解出来る。飾り立てた服を纏い、ジュエリーがジャラジャラしているようなアンジーのビジュアルだったら、きっともの凄くガッカリしていただろう。

ヴィトンのカバ・アルトのシンプルなデザインは、そのコンセプトに溶け込んで、きちんと一部になっている。

う〜ん、素敵なビジュアルだshine

そう思って記事をしっかり読み込むと、この撮影の舞台がなぜカンボジアだったのか、カンボジアへの思い、彼女がこのキャンペーンで支払われた費用をチャリティに寄付していること、このバッグは既に廃番だがヴィトン社の副社長が再度復活させようと考えていること、など、撮影の裏側がわかって興味深い。

写真家は、今回もアニー・リーヴォヴィッツ女史。以前彼女を主題にしたドキュメンタリー映画を観て、その生き様と感性にすっかり魅了されてしまった。

ヴィトンの"Core Values"キャンペーンは、ラグジュアリ・ブランドでありながら、これまでの華美なイメージ一辺倒ではなく、メッセージ性を強く持ち、地に足の着いた、人間的な魂のこもったキャンペーンだと思う。そういう活動をしても決して浅薄にならず深みが出せるのは、やはり150年以上を誇る伝統的なメゾンのブランド力の為せる技だろうか。ルイ・ヴィトンは、ラグジュアリ・ブランドの新しい可能性を探求する先駆者なのかも知れない。

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"ルイ・ヴィトン アニマルズ"

これは面白い試み↓

http://www.youtube.com/watch?v=C4_FTaLsZGY&feature=player_embedded

個人的にはアルマジロの目と爪がたまらない・・・!

詳しい記事はこちら↓
世界一贅沢なペット!? ルイ・ヴィトン・アニマルズ 

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lundi, juin 13, 2011

パリ: Mosquée de Paris 美しいモスク

夫は土曜日の夜に上海に戻り、夫の一番上の姪っ子ちゃんが、両親とともに英語&イギリス文化学習のために、数日間、ロンドンに滞在しているので、残った2人の姪っ子ちゃんと夫の両親、私の息子と自分の合わせて5人、が週末を一緒に過ごす仲間になった。

2人の姪っ子たちは、9歳と7歳なのだが、実にしっかりしていて、息子の世話も先を争うように手伝ってくれて、何くれと無く面倒を見てくれるので、本当に良い子たちだなぁ、と、目を細めてしまう。

外出して、息子のバギーを押したい、という姪っ子たちの要望に応え、家から車で10分くらいのところにあるモスケ・ド・パリへと出かけた。イスラム教のモスクとレストランが併設されていて、私の大好きな"thé à la menthe"(テ・ア・ラ・モント、マグレブの伝統的なお茶の飲み方。ミントティーに砂糖を入れて飲む)が飲めるということで、喜び勇んで出かけた。

レストランの入り口の方は、もの凄く混んでいて、大人気ぶりを伺わせる。

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人とぶつからずには入れない大盛況ぶりだった。

レストランの入り口にあった掲示板に書かれたアラビア文字を見て、一番下の姪っ子が、「マミー(おばあちゃん)、これは日本語?中国語?」と大きな声で訊いて来たので、義母が優しく、「アラビア語だよ。イスラム教徒の人はアラビア語を使うのよ」と教えてあげていた。

一方、モスクの方は、やはり祈りの場とあって、しんと静かな佇まい。

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荘厳でありながら、何となく安らぎも感じるのは、細かな装飾が彩りを添えているからだろうか。

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観光客は入れない、祈りを捧げるお堂。奥の方に、真剣な眼差しで祈りを口ずさむ人々の姿があった。

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モスク内の一室の窓際に置かれたコーラン。少しだけ中を見たら、美しいアラビア文字が流れるように書かれていた。

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モスクらしさは、お庭にも表れていて、これは義父に教えてもらったことなのだが、葡萄の木とフィグ(いちじく)の木は、イスラム教のシンボルなのだそうだ。

小さな庭では、葡萄の木が育てられていて、

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いちじくの木もあった。義父が私に説明するのを見ていた、傍に居たアラブ人女性が、「ここのいちじくは本当に美味しいって、食べた友だちが教えてくれたのよ」と、教えてくれた。

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葡萄の木はお庭の2箇所で育っていて、一つには実がなりはじめていた。

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モスク内の一番大きなパティオには、池や噴水があって、洗練された装飾美と草花とが不思議な調和をしていた。

 

 

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花々の色彩がまたよく似合う。装飾の色に少しずつ色んな色が入っているからかも知れない。

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こちらが一番高い塔。

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庭園を堪能した後は、皆でお茶をしにレストランの方へ。

"thé à la menthe"とともに、アラビアのお菓子が。いずれも非常に甘くて、独特な風味だったが、食べやすくて美味しかった。緑のお菓子はアーモンド味がして、個人的に一番美味しかった。賑わう店内と店内の装飾を楽しみながら、お茶をゆっくりと飲み、歓談する一家。

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ふと、息子のそばに座っていた素敵なマダムが、義母と楽しそうに話し始めた。見たら、息子がマダムに向かって笑いかけ、手をグーパーさせて挨拶しているみたいに見えたので、マダムが大喜びして、「この子はずっとこうやって手を振ってるのよ〜。本当に可愛い子ね〜。お行儀よくしてるわね〜。」と、褒めたので、義母が嬉しくなって、「この子は皆にそう言われるんですよ〜」と話し始めた。

母が席を立つと、テーブルにはこんな来客が。

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パリのスズメはとても積極的で、私がこんな距離でiPhoneで写真を撮っても全然驚かない。一家総出で餌つまみ。

隣の席のマダムたちは、こんな太っ腹で、食べ残しをスズメと鳩にやっていた。

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他の席では、手でスズメに餌付けしているおじさまも居て、スズメって手乗りになるんだ〜、とビックリ。

モスクのレストランは、味と雰囲気と、小鳥たちと戯れることが出来るのが、楽しい場所かもしれない。

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Mosquée de Paris
詳しい情報はこちら→Googleプレイスページ

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せっかくなので、モスクで見た美しい装飾の数々を写真に収めたものを載せてみる。精緻さと鮮やかさと洗練。ひたすら美しい・・・

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パリ: 美味しいコルシカ料理"A Casaluna"

先週は前職で一緒に闘った"戦友"たちと、パリで集結した。

※闘う相手は、もちろん、お客様じゃなくって社内w・・・Oops!

NYと東京と上海から参集した私たち。

FacebookやSkypeのお蔭でブランクを感じなかったけれど、1年近く久しぶりに会うと、やっぱりとっても感激する。嬉しくて思わず強く抱きしめてしまった、ドラマティック妊婦。

グルメな人たちなので、家族にヒアリングし、レビューサイトでも評判を確認。白羽の矢が立ったのは、夫の強い勧めがあったコルシカ料理のレストラン"A Casaluna"

戦友たちにも確認すると、行ってみたい〜、と快諾だったので、さっそく予約。

コルシカ料理と言えば、個人的にとっても思い出深い。前々職でパリ出張に来た時、そう、もう10年も前だろうか。日本&フランスの同じチームの皆と一緒に、コルシカ出身の同僚に連れられて、美味しいコルシカ料理を食べに行った。が、先にレストランに到着したのは時間を守る日本人チーム。椅子をもうひとつ、と頼んでも"Impossible!"と冷たく言い放たれたりして、コルシカ人スタッフたちによるアウェー感たっぷりな接客をお見舞いされ、コルシカ人、なんだか本土のフランス人とはまた勝手が違うぞ、とビビる一同。しかし、無事パリチームも着いて、ひと安心。さらに、日本チームには、救世主が居た。そう、酒豪A嬢heart04コルシカの、アルコール度数満点のお酒をあおるように飲むアジアン美女の彼女に、コルシカ人スタッフたちは完全に魅了され、詳しい経緯は覚えていないのだが、気付いたら彼女は強引にコルシカ人たちの膝の上に乗せられ、彼らはご機嫌で歌を歌っていた。他のお客さんたちも居るのに、彼女だけが、"Beautiful!"とか"Goddess!(女神)"とか叫ばれて、VIP扱い。お蔭で未だに心に残る、楽しい楽しい思い出。

そんなワケで、コルシカ料理 = 楽しい&美味しい料理、みたいなかなりポジティブなイメージがあった。何より、友人たちともやっと会える、という嬉しさに心が踊り、レストランへと急ぐ。

18時の待ち合わせの10分ほど前に最寄りのPalais-Royal駅に到着。既に着いたというSMSを送ってくれた友人に、"will arrive in 10 min."とメッセージ。そう。歩いて5〜10分くらいで着く筈の場所だった・・・なのに、なのに、結局着いたのは約1時間後。30分くらいして、心配した友人から、安否確認の電話が・・・。そりゃ、すぐ着くなんてわざわざメッセージ出していたのだから当たり前だ。実はめちゃめちゃ迷っていて、一緒に地図を見ていた女子大生みたいな子たちに道を訊いたら、言われた方角が真反対だったのが敗因だった・・・。彼女たちもきっと知らなかったに違いない。更に、迷っている途中で尋ねた別のマダムは、「私・・・よくわからないけど、rue de Richelieuは大きな道よね、あっちよ!」と親切に教えてくれたのだが、それも間違っていた。結局、4駅分くらいは余裕で歩き、セーヌ川と反対方向の道なのに、セーヌ川沿いを歩いたりして、待ち合わせをしているとは思えない、まるでお気楽極楽な旅行者・・・orz。実は、駅から5分とか10分という簡単な距離に関しては、TOEICのテストで2回、大学模試で1回、大学受験の本番でも1回、遅刻をするという恐ろしい前科が・・・。セーヌ川を歩きながら、あの恐ろしい光景をちょっぴり思い出し、足早に歩くのだった。

結局、友人の電話での素晴らしいナビのお蔭で、無事、レストランのあるrue de Beaujolaisに着くことが出来た。通りに着いたら、電話をくれた友人が心配そうに遠くから手を振っていて、近くには、着いたばかりの別の友人が。

ほぼ1年ぶりに近い再会を喜び合った。

レストランは、とても感じの良いキュートな面立ちのウェイターが居て、あれやこれやと私たちのメニュー選びにも助言してくれた。ワインについては、東西のお酒に詳しい友人のために、料理と好みに合うOrengaというコルシカのワインを勧めてくれ、それは本当に美味しかったらしい。※私は妊婦なので、一応飲まなかったので。

こちらがアントレで頼んだもの。奥のお皿は、ネギとポークのお料理。ソースも絶妙な上、独特なハーブも効いていて、一同、あまりの美味しさに歓喜しながら食べた。

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こちらが夫の一番のオススメの茄子とチーズのラザーニャのような食べ物。"L'Aubergine"という名前だった。文字通り、茄子のお料理、という意味だけれども、シンプルな味ではなく、茄子をすり潰したhummusのようなエキゾチックな味わいとチーズとハーブがとても合っていて、食べたことのない深みのある味わいだった。

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お腹がとても空いていたので、最後に鴨のお料理"Le Canard"を注文。見ての通り、フィグが丸々乗っている鴨の料理。普通の鴨肉だけではなく、フォアグラも入っていて、フィグとピッタリの相性。ソースにオレンジの果汁が入っていて、これもまた何とも言えない美味しい味わいのお料理だった。甘過ぎて少しスパイスが欲しい、という人には、お皿の角に唐辛子があって、甘辛い味に微修正することも出来る。

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おいしい料理とワインで弾む会話。

苦楽を共にして来たからこそ、分かち合える信頼感や喜び。一緒に居ただけで、いろんな辛かった出来事、山や谷は、きっとこの時のためにあったんじゃないか、と思える。自分に多くのことを学ばせてくれて、高めてくれた戦友たち。世界で活躍出来る、多才で有能な、敬愛する戦友たち。

次はどこで会えるだろうか。

激動する世界。先のことはわからないけれど、この素敵なひとときは、ずっと忘れず覚えていたい。

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A Casaluna

http://www.acasaluna.com/

6 rue de Beaujolais, 75001 Paris, France
℡ 01 42 60 05 11

Trip Adviserのクチコミ

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samedi, juin 11, 2011

パリ: 足元の危険

パリは犬のフンがひどいのは有名だが、上海でもひどい時があるので、割と慣れてきていた。旅行者向けの本とかには、綺麗な景色に見とれて、足元のフンを踏まないように、とご丁寧に注意書きまで書いてあったりする。

ただ、慣れているパリジェンヌの友人でさえ、自分の家の前に1メートル間隔で放置された犬のフン・トラップにやられたこともあると言っていたので、油断は禁物。

・・・そんなある日。

シャンゼリゼ通りを夫と歩いていたら、人が避けて通る箇所があることに気付いた。

何か、植木鉢を沢山ひっくり返しちゃった、みたいな泥の塊。

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皆、あまりに避けているので、逆に興味が沸き、見に行ってみると・・・

う〜ん・・・

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立派な馬の"出し物"でした。

聞けば、フランス共和国親衛隊の人たちが、午後3時くらいになると通っていたりするらしく、そのついでに置いていってしまったらしい。

・・・ということで、パリでは、犬やら馬やら、危険な出し物が道端に落ちているので、気をつけないといけない、ということ。

※この状況を見て思い出したのが、"Nous sommes dans la merde!!!"(We're in the shit!!!)という、ある女性の心の叫びについて書いた過去エントリ。パリはまさに、この状態 ^^

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パリ: 家庭料理

フランスに来る時に、何でいつもこんなに心が躍るのか、と言うと、家族や友人に会える、とか、素晴らしい芸術・歴史に触れられるから、とか、色んな理由があるのだけれども、その理由の中には、確実に"お料理"という項目がある。

パリのカフェでもビストロでもレストランでも、友だちのクチコミやサイトのレビューに従って行ったり、ふらっと入ったビストロで、その美味しさに感動したことは数えきれない。

でも、でも・・・

どんなに素晴らしいビストロを見つけたとしても、やっぱりこれには敵うまじ、と思うのが、フランスの家庭料理。

パリや幾つかの地方のご家庭で、家庭料理を振る舞われてきて、毎回そう思う。

普通の素朴な家庭料理が、有り得ないほど美味しいんですよ、これが。

例えば、義理の両親の家で普通にランチで出て来るのが、これですよ、これshine

まずはアントレ。バゲットももちろん付いてます。

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メインがこちら。

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あまりに美味しかったので、敬意も込めてクローズアップ。

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また或る時は、こちら↓とてもシンプルだけれど、手作りのオニオンソースが美味しくて、何杯もかけてしまったほど。

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フランス人は家族を大切にするというのはよく言われるが、美味しい料理を囲んでの食卓での団欒が家族の愛情とか絆を深めているんだと思う。食事はだからとっても大切で、各家庭では、家族を日々満足させるレベルの美味しい美味しいお料理が出て来るのだろう。

こちらは昨日のランチ用に義母が作ったアントレ。前日の夕方から、義父と一緒に準備して、丹念に浸けたり煮込んだりしていた。

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見るからに美味しそう・・・!しかも通りかかっただけで、「いいにおい〜!」と絶叫してしまうほど、美味しい香りだった。

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毎日こんなに気合いが入っているのは、私が滞在しているからだけでは?と思うかも知れないが、ご本人たちは気合いを入れているつもりが全くなく、「これは本当にシンプルで作るのが簡単な料理だから、写真撮るほどのことかしら??」と言うのが口癖。

こちらがメインのオッソブッコ。お皿には、イタリアンパセリとかで飾り付け。

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美味しい料理を因数分解すると、作り手の腕とか知識とかもあるし、あとは、フランスの台所を支えるマルシェや専門商店の充実ぶりが、美味しさの秘訣なのではないかと。

マルシェに行けば、豊富なお野菜。

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上海では見つけるのがなかなか難しいアーティチョークが沢山・・・!

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果物もとっても豊富で、無農薬のものとかは、買ったらそのままその場でつまんで食べてしまったりする。バジルの葉は、有機栽培の鉢を丸ごと買って、家で必要な枚数だけ捥いで料理に入れて使う。

201106_paris04美味しい肉や魚、チーズも、同じマルシェでも手に入るし、専門の小さな商店に行けば、更に種類の豊富な食材がそれぞれ手に入る。

豊かな生活の秘訣は、食卓を囲む団欒と、愛情たっぷりの家庭料理から、と改めて実感。フランスの食材や料理の豊かさに目を奪われるけれども、家庭の団欒はフランスに限った話ではもちろんなくって、思い返せば、日本でも、母が作ってくれる美味しい料理に心躍る日々があった。

せっかくフランスに居て毎日素晴らしい料理の数々を堪能出来るので、しっかり学ばせてもらおう〜、と、少し貪欲になってみた、滞在6日目なのだった。

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パリ: Pont-Neuf(ポンヌフ)って

夫と夫の親友とランチをするために、待ち合わせのPont-Neuf駅へ。

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駅に着いて、ふと、ポンヌフって、直訳したら"新橋"なんだよなぁ、と思ったりして。

でも響きが全然違う・・・。

ポンヌフはもうちょっとオサレな響き。

Cafe de Pont-Neufでニース風サラダを頼み、久しぶりに夫の親友にも会えて、楽しく会話も弾み、気付けばさらっとたいらげてしまった。

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この鮮やかで美味しそうな野菜たち・・・!でも、結構な量!

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パリに来て、確実に、着実に体重を増やしていってる私。べべの分も食べなきゃ、とか言い訳している場合ではないかも ^^

来週、パリで産婦人科の予約を入れたので、いろいろ分ることでしょう〜。

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mercredi, juin 08, 2011

パリに着いて

5日の明け方にパリに到着して、今は夫の実家で息子とともにのんびり過ごしている。
※夫は出張のため、そのままイタリアへ・・・

行きの飛行機では、妊婦の私を気遣って、夫が一睡もせず息子の面倒をずっと見てくれていて、本当に頭が下がる思い。谢谢!+Merci beaucoup!

夫の隣の席の中国人のおじさまは、鼾の音が有り得ないほど大きくて、お蔭で息子が全然寝てくれなかったのだけれども、起きたら息子を抱っこしたりあやしてくれて、とても素敵な紳士だった。鼾と人格は全く別ものなのです・・・catface 夜出発の便は、思った以上に鼾の大合唱で、次回は念のため鼾対策が必要だな、とふと思ったのだった。

それにしても、久しぶりのパリ!

前回来たのは出張だったか、休暇だったか。夫の両親や義兄の家族たちには、「5年も来てくれなかった!」と何度も詰られた。特に姪っ子たちが、可愛く拗ねた顔で詰るので、罪悪感がわき上がって来たりして。

それでも、初めての従兄弟、初めての男の子の孫、ということで、家族は異様に盛り上がり、姪っ子に至っては、愛情たっぷりのラブレターをわざわざ持参し、息子の前で読み上げてくれたり、息子の存在のお蔭で、自分の心の曇ったものが全て晴れ渡った、という詩人のようなことを言ったり、熱烈な歓迎を受けて、とても微笑ましかった。姪っ子たちにとっては、小さな従兄弟が本当に大切な存在らしく、愛情を表現することを惜しまず、憚らず。月並みな言い方だけれども、大人になってから忘れてしまった、人間が本来持っている、素直な優しさを思い出させてくれた。別れ際には皆私の大きくなりつつあるお腹も撫で撫でして、何やら小声でお腹に語りかけていた。

これから5週間、パリとノルマンディーの気候とお食事と余暇、美しい生活をゆっくりと堪能しよう。

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mercredi, juin 01, 2011

第29回 世界連邦21世紀フォーラム「英国発、1000億円を集める世界最大級のファンドレイジングツール『JustGiving』で寄付文化を創造する。」

6月25日(土)に開催される

第29回 世界連邦21世紀フォーラム
のご案内をいただいたため、転載いたします。

http://www.wfmjapan.com/

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3・11以降、新たな「公」の担い手として、
政府や官僚、自治体職員に加えNPOといった
「市民」の存在と役割 が大きくクローズアップされています。
しかし、こうした市民活動が日本社会の中で成熟しているかといえば
未だ発展途上であることは否めません。
その大きな原因の一つに、
NPOの活動領域における「資金の流動性」が非常に低いことが挙げられます。
これまで「公」の領域はほぼ全てが【税金】で賄われてきました。
その一方で、税金を介して行政から配分される以外の公的な資金は、
市民がNPOや公益法人に対して行う【寄付】によるものでしたが
そこには厳しい審査と税金を課せられるため「資金の流動性」は生まれませんでした。
社会の中で市民活動が定着するには人材だけでなく、
仕組みとして「公的領域における税金以外のお金の流動性」を高めていくことが欠かせません。
こうした時代の要請の中で、エンターテイメント性も加味しながら、
日本に新しい「寄付文化」を誕生させようというチャレンジから始まったのが
ファンドレイジングツール『JustGiving』です。
その代表の佐藤大吾さんから最新の市民活動の動向を聞きながら、
次のあるべき時代の方向性を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

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第29回 「英国発、1000億円を集める世界最大級のファンドレイジングツール
『JustGiving』で寄付文化を創造する。」


「日本には寄付文化がない」と言われますが、果たしてそうでしょうか。
私は寄付のインフラが足りないだけだと考えます。
寄付先進国といわれる英米の調査に加え、
国内6000以上のNPO団体調査と、100社以上の企業貢献活動サポート実績から見えてきた
「日本のこれから」と「市民社会のあり方」について、みなさんと考えたいと思います。

日 時:2011年6月25日(土)  開場9:40  講演時間10:00~12:20

場 所:東京体育館 第二会議室

住 所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
地 図http://www.wfmjapan.com/program/2011/02/06020149.php

講 師:佐藤大吾さん

参加費:会員2,000円/非会員3,800円

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講師 Profile
73年大阪生まれ。大阪大学在学中に起業。
98年、議員事務所でのインターンシッププログラムを運営する
NPO法人ドットジェイピーを設立。
これまでに1万人を超える学生が参加、うち27人が議員として活躍。
「Yahoo!みんなの政治」、「楽天LOVE JAPAN」の運営など、
インターネットと政治を近づける活動にも注力。07年、
NPOを財政面から支援するNPOとしてチャリティ・プラットフォームを設立。
社会に貢献したい人と、支援を求めるNPOとの橋渡しとなるべく、
優良NPO情報サイトの運営、CSR支援事業を行う。
また10年、英国発850億円を集める世界最大級の寄付仲介サイト
「JustGiving」の日本版を立ち上げ、寄付文化創造に取り組む。
鳩山総理在職中、内閣府政策調査員(新しい公共円卓会議担当)。
著書「オモシロキ コトモナキ世ヲ オモシロク」(サンクチュアリ出版)、
「タネダミキオでございます」(新潮社)、
「市議会議員になる方法」(ダイヤモンド社)ほか。
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【参加申込みの予約方法】
フォーラム参加の申し込みにつきましては、以下のアドレスにアクセスして頂き、
講座プログラムページの参加申込みフォームよりお申し込み下さい
http://www.wfmjapan.com/program/2011/04/30004102.php

【参加費の振込について】
本フォーラムの参加費は“ 事前振り込み ” となっています。
お手数かけますが、下記の口座に指定の金額をお振り込み下さい。

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〈銀行からの振込〉
ゆうちょ銀行  (店番号) 008
(店名)00八 (店名の読み)ゼロゼロハチ
普通預金   (口座番号) 6213686
(口座名)セカイレンポウニジュウイッセイキフォーラム
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〈郵便局からの振込〉
ゆうちょ銀行
(記号)10090 (番号)62136861
(口座名)セカイレンポウニジュウイッセイキフォーラム
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※振込の際には、必ずご本人様のお名前を記入して下さい。
振込名が会社名だと分からない場合があります。


何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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世界連邦21世紀フォーラム 事務局
Mail:info@wfmjapan.com
URL:http://www.wfmjapan.com/
Twitter:http://twitter.com/WFM21stForum
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