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octobre 2011 posts

mardi, octobre 25, 2011

パリ: 姪っ子の誕生日

週末の一大イベントは、家に再び家族が集結して、姪っ子の誕生日ランチ。

イタリア人の義姉が取り仕切って、美味しいトラットリアでご馳走を頼んでおいてくれた。見た目も素晴らしい!

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アペリティフのシャンパンを飲み始めた頃に、沢山のバゲットを抱えた義父と、息子を抱っこした我が夫と、薔薇の花束を抱えた義兄が現れる。

花束は、義兄と夫と私から義母への贈り物。お部屋が華やかになって、お誕生日の雰囲気がさらに盛り上がるかと。

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姪っ子へのプレゼントの山。イタリアの義姉の実家でお祝いすると、更にすごいことになるらしい。

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私はプレゼントの包装を担当。折り鶴と扇のデコレーションを付けたら、思いの外喜ばれて、嬉しかった。包装紙は、VOGUEを繋ぎ合わせて作った自前のもの。これも結構見た目がオリジナルでクリエイティヴになるので、自分流の味を出したければオススメ。家族は皆大喜びして、写真を撮りまくっていた(^^)

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折り鶴を海外で折ってみた経験のある人なら分かると思うけれども、日本人にとっては初歩的で当たり前なこの工作は、外国人から見ると、驚異的に映るらしく、いつも驚かれ、喜ばれる。もの凄い手間がかかったと思われるので、そんな事はない、日本人なら誰でも折れる、と言ってもなかなか信じてもらえなかったりする。何れにしても、喜んでもらえる技を持てて、本当に良かった(^^)

興奮して、包装紙をビリビリ破いて開ける姪っ子の姿を見て、一同大笑い。「せっかく綺麗に包装したのに・・・!」と惜しがる義母に、「包装はそういうものですから~(o^^o)」と慰める私。桜と同じ。散る刹那が美しいのですな。

包装紙ビリビリ劇を見ながら、アペリティフを楽しんだ後は、イタリアンのメインのご馳走!

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ワイワイ、ガヤガヤ、家族の会話が始まり、食卓が笑い声に包まれる。色んなトピックに花が咲く。

一番興味を惹かれたのは、サルコジ大統領の娘の名前がイタリア風だということで物議を醸していると言う話。大統領自身が移民の家族な上、古来から移民で混成されてきたフランスが、何で今更大統領の娘の名前なんかで騒ぐんだろうか、と不思議でたまらなかった。義父母や夫が説明してくれた事には、フランス共和国大統領と言うのは、日本で言う皇室のような国の象徴的な側面を持っている存在なのだそうだ。義父母の若い頃は、大統領は離婚も許されない、と言う時代があったそうで、フランスの文化や威厳を体現した栄誉ある存在であるべきと言う根強い考えが今もあると。国際化したパリ市内だけならまだしも、フランス全体で考えたら、その考え方の方が強い、と言う話だった。

まあ、あとは、きっと(ほぼ間違いなくw)奥様の尻に敷かれているであろう大統領が、そもそも命名に参画出来なかったんじゃないかと言う悲しい想像に、実はマッチョなフランス人男性たちが反応している部分も少なからずあるのかもしれない。

そんな興味深い話を聞きながら、チーズも食べて・・・

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そして、ケーキ♪ 皆で、フランス語とイタリア語でバースデーソングを歌う。

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40年ものの味わい深いワインを飲み飲み、甘過ぎず上品な味のおいしいケーキ(ガトー・オ・ショコラ)を食べる。

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途中、お昼寝から目覚めた息子も加わって、いつもの如く、姪っ子たちは大興奮。息子も、破けたグシャグシャの包装紙を触ってご機嫌。

自分の息子もだが、姪っ子たちや日本に居る甥っ子&姪っ子たちを見ていて、子どもは本当に一人一人強烈な個性があって面白いなぁ~といつも思う。大勢の子どもと育つと、その中で自分の居場所を見つけようともがくのも、またひとつの個性になっていくし、親がどれだけ子どもの才能を信じて伸ばしてあげるか、も色んな個性の可能性に通じていくのだろう。

ひとしきり遊んだあと、義姉と誕生日ガールの姪っ子と自分の3人を残し、家族は皆でお散歩。姪っ子は家でずっと静かに絵を描いていた。義姉と私はお互いの出産の話、パリで働くこと・暮らすことの大変さについて、仕事と子育ての両立について、等々語り合った。

興味深かったのが、高齢出産についての考え方。働く女性が多いし、今は医学も発達していると言う考えからか、日本のように35歳以上は"マル高"みたいな大袈裟な扱いは受けない。義姉はキャリアを追求し、高いポジションに就いてから結婚・出産をしたので、最初の姪っ子を産んだのが35歳の時だった。ふたり目、三人目の時には、殆ど40歳になっていた。フランスではないが、彼女のイタリアに居る義妹も、初産が41歳、ふたり目が42歳の時だったそうだ。女性の生き方に多様な選択肢が出来てくると、どの国も出産のタイミングも遅くなって来る傾向があるね、と話す。義姉の父親もお医者さんなのだが、医学生だった頃、つまり60年近く前は、教科書にハッキリと、「29歳を過ぎた女性の出産は高齢でリスクがある」と書かれていたそうだ。そんな時代もあったのね、自分たちはとっくに超えてから出産したわね、と笑い合った。

その後、どちらも眠くなったので、シエスタ。皆が戻ってきた18時過ぎ位まで爆睡していた私。パリに居ながら、何となくイタリア風なゆったりの一日だった。

「安産でね~!」と口々に言いながら帰って行った家族たち。次に家族で集まる時には、もう産まれてるかな。

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vendredi, octobre 21, 2011

パリ: 妊娠36週。いよいよ臨月。

妊娠36週。

いわゆる臨月(日本の妊娠10ヶ月≠正期産)に入った。

昨日の朝、家に訪問してくれた助産婦さんと、興奮気味に会話した。

助:「とうとう36週ですよ!!!」
私: 「私たちの勝利ですね♪」
助: 「そうです!」

ああ、何だか、去年息子を産む前にも同じ様な会話を看護婦さんたちと交わしてたなぁ~、と懐かしく思い出す。

今なら、産まれてしまってもほぼ正期産と遜色ない週数。この達成感を、どの妊婦さんも週数への勝利と思うのではないだろうか。ある意味、妊婦さんたちは、この長い不安と期待の入り混じった物思いな時をともにかいくぐって来た戦友・・・

助産婦さんは、自身も3人も産んでいるベテランなので、我が事の様に喜んでくれている。

助: 「来週はもう私は来なくていいんです。産後も必要と言う事であれば、呼んでくださいね。べべが産まれたらSMSで教えてくださいね!」

本当に良い助産婦さんだったので、会えなくなるのは寂しいが、出産報告はもちろんしよう。

産後も来てもらうかどうかは、夫と義父と相談する。先日相談した限りでは、産後2ヶ月目から、身体の回復の為のエクササイズが必要で、助産師さんたちは、そういう知識も持っているらしい。

上海ではフランス人の助産婦さんにお世話になっていたので、引き続きその方に相談しようと言うことになった。フランス女性の身体回復の為の特別なエクササイズやそれに要する費用の国の補助は凄い。さすが、女性を一生現役で居させてくれる国・・・と恐れ入った。(余談だが、フランスでは帝王切開も、産後ビキニを着やすいように、横に切開してくれるらしい。徹底していて凄い。)

いつもの通り、自分とべべの心拍数を測り、子宮底長を測り、万事順調とのことで安堵。

張り止めの薬はいつまで飲めば良いのか、とか、入院時に何が支給されるのか、と言う細かい話も教えてもらう。

37週以降は、これまで極力控えていた息子の抱っこをいっぱいし、階段をいっぱい昇り降りし、どんどん外出しよう~っと♪

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mercredi, octobre 19, 2011

パリ: 新しいヌヌ

以前お願いしていた弁護士の卵のヌヌ(ベビーシッター)が本業に邁進するために去ってから、実は一ヶ月半くらい経つ。

その後、アフリカ系の学生さんと面接し、とても感じの良い人だったので、直ぐに決まり、ヌヌとして来てくれることになったのだが、来る日の前日だったか当日だったかに、「旅行に行くので、行けません~」と言う電話が来たりして、ヌヌ探しの大変さを目の当たりにした。良いヌヌを探すのは、本当に大変らしい。

きちんとしたエージェントを通してこの結果だったので、義母は落胆し、やはり、前回のように友人・知人のツテで探すほうがいいと言う結論に至っていた。

そんな中、義母の長年の友人のお孫さんたちに白羽の矢が立った。姉妹で曜日を分けて面倒を見てくれるらしい。

先日は妹さんの方が来た。ソルボンヌ(パリ大学)で学ぶ優秀な学生さんだった。明るい栗色の髪に、透き通るような青い目をした、見るからに優しそうな可愛らしい風貌の人で、息子も明らかにじ~っと見とれていた。女優のマリオン・コティヤールの色素を薄くした感じ。

お互いに大丈夫か見たほうがいいと言うことで、義母が一緒に公園に行ったり、家のなかで遊んでもらったりしたが、見ている限り、遊ぶのがとても慣れていて、息子もとても楽しそうに遊び、なついていた。聞けば、ドイツ人のご家庭で、ひとりで三人の子どものベビーシッターをしていたそうで、本当に大変だったらしい。それに比べたら、息子ひとりなどたやすいだろう。

妹さんは月曜日、お姉さんは金曜日、と言うことで、早速来てもらうことが決まった。

ふたり目を産んだあとも、一ヶ月くらいは姉妹で交互に来てくれるということなので、本当に助かる。

先日読んだ「パリの女は産んでいる」によれば、学生さんのヌヌやベビーシッターは結構多いらしく、費用も比較的安く抑えられるので利用する家庭が多いとか。実際、義兄家族がお願いしているヌヌは歴代学生さん。先月、姪っ子たちのヌヌが家に一緒にランチを食べに来たが、コロンビア人の学生さんだった。先任のヌヌのお友だちで、辞める前に紹介して行ってくれたのだとか。学生さんだとそういうネットワークもあるので、後任が探しやすいのかもしれない。

「違う人が交互に面倒を見るのでも大丈夫ですか?」と訊かれたのだが、もとより、色んな人に可愛がってもらう方がいいと言うのが持論なので、「ぜひぜひ♪」と、むしろ歓迎。

上海に帰ったら、今度は阿姨になるし、慣れておいてもらわないとね。

そうそう、上海の阿姨は、今はお友だちのお友だちの家メインで働いてもらっていて、私たちの帰るのを今か今かと待ってくれているらしい。このお家が、たまたま夏に上海に赴任になって、しかも隣の敷地に引っ越して来たので、向こうも不慣れな土地だし、と言うことで、短期で阿姨を雇ってくれることになった。もちろん、本人の同意を得た上で。

阿姨の秘蔵の甥っ子が英語に堪能で、私はよくこの甥っ子を通じてメールのやり取りをしている。早く上海に帰って来てくださいね~、といつも甥っ子に催促されている(^^)

パリと上海のヌヌ&阿姨事情。制度、携わる人々、賃金体系、雇用事情、等々、両者に違いはあれど、共通しているのは、ヌヌを雇うことに対する敷居が低いこと。子育てはママひとりでするべきものと言う暗黙のプレッシャーは当然無く、他人に預けたり、面倒を見てもらうことに、社会もママ自身も何の抵抗もない。あとは、日本に比べると賃金が安く済むのも大きな違いだろうか。日本でも、もっと学生さんがベビーシッター出来るようにしたらいいのにな。国や大学がサポートして、学生の身元保証や教育、保険と言った処理を請け負い、企業がマッチングサービスを提供して・・・とか。

良いサービスを享受していると、スケーラビリティがないのかしら?とか、つい、色々考えてしまう。こういう見聞を実体験しておくのは、後々きっと何かの役に立つだろう(^^) もう暫くの間、パリのヌヌ事情を探っておくことにしよう。

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lundi, octobre 17, 2011

"原発のウソ"

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原発のウソ
京都大学原子炉実験所 助教
小出裕章氏 著
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4594064205/

※本がボロボロなのは、息子に襲撃されたため・・・齧られ、握りつぶされそうになった帯を辛うじて回収。


原発にまつわる疑問や詭弁が非常にクリアになる一冊。

著者は、原子力研究に携わりながら、40年間もの長きに亙って、日本の原発推進に警鐘を鳴らし続け、"異端"のレッテルを貼られてきた専門家である。(異端でも居続けることが出来たのは、京大ならでは、なのだろうか)

40年警鐘を鳴らし続けてきて尚、福島原発の惨事を食い止められなかった自分に責任を感じている筆者の筆致は、実に淡々と、一つ一つ、丁寧にウソを論破していく。

今、記憶だけを頼りに思い出せるだけでも、

原発が安全はウソ、
原発が二酸化炭素を出さないはウソ、
原発がエコだのクリーンだのはもっと大ウソ、
原発を稼働しないと電力が足らない、も大ウソ、
原発は発電コストが安いも大ウソ、
被曝量に閾値があるというのはウソ、
日本の原発の技術が世界最先端は大ウソ、
ましてや、国産技術だと思っているのもウソ、
東電・政府の発表は当然ウソ、
「ただちに影響はない」のウソ、
"想定外"のウソ

・・・

ありすぎて、言葉を失う。

どれだけ激しい大ウソに市民が騙され、信じ切ってきたかが分かる。

著者曰く、実は日本の原発推進の袋小路ぶりに一番先行き不安を感じているのは、いわゆる"原発推進派"の人たちそのものなんじゃないかと書いていたが・・・

おりしも、もんじゅ再稼働のニュースを先日知って、この本の中に書かれた警告を見ると、日本は壊滅するまで原発稼働を止める気が無いのではないかと、空恐ろしくなる。

本書を読んでいたら、どんな風に原子力研究が始まり、エネルギーとして実用化・普及されて行ったのかの経緯がよくわかるくだりがある。石油や石炭が枯渇すると言う恐怖に苛まれた先進諸国。原子力エネルギーは、希望に満ちた輝かしい救世主に思えただろう。

それを見ていて、もしかしたら、とふと思ったのだが、年配の方で頑なに原発推進の論客たちは、自分たちが若い頃から素晴らしい代替エネルギーだと教えられ、信じ、推進してきたことを否定されて、プライドが刺激され、逆に躍起になってしまっているのではないかと。

下手したら、万年の単位で管理が必要な核廃棄物を、既に処理しきれないほど排出してしまっている日本。今なお排出し続けている放射性物質。世界の海を汚染し、多くの人々を被曝させていると言う、この現状の前に、そんなちっぽけなプライドは要らない。

原発推進のもたらした災禍を、推進してきた上の世代のせいにするような後ろ向きの議論は必要ない。結局、もちろん自分も含めて、日本人はあまりにも原発に無知で、プロパガンダやメディアの洗脳に弱すぎたのだ。

本当であれば、東海村の事故で被曝して悲惨な亡くなり方をした作業員の方たちの事件をもっと市民が騒ぎ、分析・対策していれば、福島の事故も防げたかも知れないが、それも無かった。

同じ悲劇を繰り返さないためにも、地震大国日本が祖国である限り、私たちの世代は脱原発を進める以外に道はないのだ、と言うことが本書でよく分かった。

非常にわかりやすく、入門的に噛み砕かれた本なので、一体、原発は本当に必要なんだろうか、不要なのだろうか、考えあぐねて居る方にお薦めである。

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dimanche, octobre 16, 2011

"預言者" The Prophet

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預言者 The Prophet
カリール・ジブラン 著
http://www.amazon.co.jp/預言者-Prophet-カリール・ジブラン/dp/4880862517/

世界中で読み継がれていると言う、カリール・ジブランの短編詩集。

メタファーが散りばめられている、独特の世界観を持った詩集で、最初はどの言葉が何をさしているのか、判断がつかないところもあったが、読むにつれて、不思議な心地良い世界に誘われる。

そして、ところどころで、はっとさせられて、その真意を考えては、感動させられる。

あなた達の子はあなた達の子ではない。
大いなる生命が自分自身に憧れる、その憧れの息子であり、娘たちだ。
あなた達を通して生まれてくるが、あなた達から生まれるのではない。
あなた達とともにいるが、あなた達のものではない。

子どもに愛をあたえることはできても、考えまであたえることはできない。
子どもには子どもの考えがある。
子どもの体を家におくことはできても、魂までおいておくことはできない。
子どもの魂はあしたの家に住んでいて、あなた達は夢のなかでさえ、その家へは行けない。
子どものようになりたいと願うのはいい。けれど、子どもを自分のようにしようとしてはいけない。

(p.037 子どもについて)

"あなた達を通して生まれてくるが、あなた達から生まれるのではない"とは、何と深い言葉だろう、と思う。この言葉の本当の意味に、私はまったく異論がない。私たちは、大切な子どもを託され、授かったのであって、恣意的に、悪意のある状況に置いてはいけない。愛情をもって、一人の個人として一種の敬意を払って育てていきたい、という思いを強くさせられる。


愛は自分自身をあたえるだけ。ほかには何もあたえず、なにも奪わない。
なにも自分のものとせず、誰のものにもならない。
愛は、愛だけでこと足りている。
自分で愛のゆくえを決められると思ってはいけない。その価値のある人なら、愛のほうがゆくえを定めてくれる。

(p.032 愛について)

確かに、愛は、焦って手に入れよう、コントロールしよう、というものではなく、自然に起こり、やって来てくれるものだと思う。まだまだ経験の浅い若輩者だが、自分のこれまでの経験を振り返ると、この詩から伝わってくることはとてもしっくりくる。皮肉なもので、青い鳥みたいに、自分で探しに行ってつかまえないといけないものなんだと思っているときほど、心が乱れ、結局何も見つからず、ふて腐れる。心静かに、自分の心に問いかけていると、色んなものが見えてきて、本当に大切なことは何なのかに気がつかされ、さらに心が穏やかになる。


この詩集の最後の一行は、最も衝撃的で、本質的である。カリール・ジブランの持つ世界観・宗教観の一端を垣間見ることができる。

秋の心地良い涼しい風と、温かい太陽の光を浴びながら、心穏やかに読んだ、印象深い一冊だった。

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vendredi, octobre 14, 2011

パリ: お揃いの靴

左から、おばあちゃん、息子、おじいちゃんの靴。

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昨日義父母がTODD'Sで、自分たちとお揃いの靴を息子に買ってきてくれた。

先日読んだ「パリの女は産んでいる」にも書いてあったが、フランス人は靴をとても大事にするらしい。子供服より何より、良い靴にお金をかける、とか。

義父母に関して言えば、靴に限らず、服も沢山買ってくれているので、靴だけ特別、と言う訳ではないが、良い靴を選ぶために、義父だけには任せておけない!と、わざわざおめかしして靴探しに出かけた義母の情熱を見ると、自分のファッションに敏感な人は靴を気にする、と言うことなのかな。

息子が伝い歩きを始めた頃、室内でいつも靴を履かせていたのに驚いた。「この方が、脚にとって良いし、早く歩き始めるのよ」と言われて、義母の友人のフランス人たちも同じことを言うので、従ってみた。フランス人の方が脚の形も歩き方も綺麗だから、そう言われたら、説得力があるものなぁ、と思って判断。そうしたら、先述の本にはその事についても書かれていて、フランス人たちの言う通りに靴に気を遣っていたら、結果的に筆者のお嬢さんは、綺麗な脚の形の子に育った、と書いてあった。やっぱりあの本は読んでおいて良かった・・・とても参考になる。

こちらが息子の新しい靴。

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靴底はしっかりと硬く、滑り止めが付いている。甲の部分はヌバックかな。靴ヒモで留める。

先ほど、義父が息子に早速この靴を履かせて、自分もお揃いの靴を履いてお出かけしに行った。靴に合わせて、濃い茶系のコーデュロイのパンツに、黒いジャケットを合わせた義父。首には少し明るめの茶色のスカーフを巻いて、全身コーディネート。息子には、黒いコーデュロイのつなぎを着せて、紺色のチェックのブラウス。

お義父さん、近所に出かけるだけなのに、オサレ過ぎる(^^) !!!

義母はこれには満足して、義父と息子に"外出許可"を出していた(^^)

どうやらパリでは、互いのファッションへの目が厳しく、"moche"(モッシュ=ダサい、モサい、ひどく格好悪い)な格好で出歩くのは有り得ないらしい。昔から、東京でもよく夫がその話を言っていたが、こういう事なんだな~、と肌で実感している。出歩くときは気をつけよう~っと。
※ただし、だからと言って、煌びやかな格好で出かけたら、スリの格好の餌食になるだけなので、シンプルでさりげないお洒落、と言うのがミソらしい。ここはもちろん、私も常に研究中(^^)

・・・と、お洒落のゴタクを並べてみたが、おじいちゃん、おばあちゃんとお揃いのちっちゃな靴には、愛情がたっぷり込められているなぁ~♡と言うのが、一番に思ったこと。

愛情のこもった靴は、きっといい場所・いい出会いに導いてくれるに違いない。

子供たち用に、私もパリで良い靴買って行ってあげよう~っと♪

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"パリの女は産んでいるー<恋愛大国フランス>に子供が増えた理由"

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パリの女は産んでいる
<恋愛大国フランス>に子供が増えた理由

中島さおり さん著
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4591106314/


「子供を欲しがるフランスの現在は、女性の自由を尊重し、カップルの生活が充実し、女性の性にまつわる不利を改善し、母親の負担を軽減した結果だ」(中略)
それは裏を返せば、そうした条件が整わないかぎり、女性が「産まない」選択をするのには十分な理由がある、ということでもある。


先日読んだ"ママより女 〜母より妻、妻より女のフランス 女より妻、妻より母の日本〜"と似たテーマの本。ママより・・・をもっと膨らませて、より日本人女性的な視点に立ったもの。ストーリーラインとしては、ママより・・・がかなり参考にしているのではないかと思える点もあるが、同じ事実を見るにしても、パリジェンヌと日本人女性とでは受け止め方が違うのが面白く、両書を比較することが出来たのも良かった。

同じ日本人女性で、フランス人を夫に持っていると言う点で、非常に共感出来たり、勉強になる点が多かった。特に、出産事情に関する情報や育児の情報は為になった。

出産・育児に限らず、フランス人女性と日本人女性の最大の違いはやはり、フランスの"女は一生現役"か日本の"ママ→おばさん"になるかという違い。カップルという単位が最も大事で(ヘテロ、ホモ問わず)、カップル単位で楽しむ社会のフランスでは、大人中心主義で、子供はそれに合わせると言う発想で、これは子供中心主義の日本とメンタリティが180度異なる。

子供の為に、が素晴らしいとされる日本では、子育てママ独特のスタイルがあったり、子育てに専念するママが良しとされる社会。フランスは、元々乳母に預ける文化があったために(階級関係無く)、子供に愛はあっても、窮屈するほどに専念する必要は無く、誰か他人に手伝ってもらうことは社会的には何の問題も無く、ベビーシッターに預けて夫婦でデートに出かけ、夫婦の時間を大事にするし、子育て中でも"ママさんスタイル"は無く、いつもの服装。

どちらのやり方が良いかは、各家庭の意志や経済的制約の中で違ってくるかも知れないが、この本を読んで、私は自分自身が精神的にリラックスして育てることに重きを置きたいので、フランス式で行こうと思った。

日本では、子どもとベッタリで育児していても、手がかからない子で、楽しく子育て出来る環境のママも多いのかも知れないが、手がかかったり、2人以上も面倒を見ているうちに、ノイローゼ気味になっているママや、それでも自分は"良き母"としてひとりで頑張らなくては、と、傍で見ていて、自分を追い詰めているようなママも見たことがある。フランスみたいに、働かないママも利用できる無料の保育園や訪問ベビーシッターの制度があれば、そういう苦しい思いをしながら育てているママたちが、もっと身体を休めて、自分の好きなことをしながら子育て出来るのになぁ、と思う。

それに、冒頭に引用した通り、産みたいと思う条件が整っていなければ、幾ら愛があって、子どもが欲しいと思っても、怯んでしまうカップルも多いだろう。産んだら誰の助けも得られず、ノイローゼみたいになっているママを見て、「私もああなりたい」と思う女性がどのくらいいるのかどうか・・・

全部が全部、フランス式が良い、とは筆者も言っていないし、私もそこまでは思わないが、フランスの出産・育児に関わる社会制度の充実ぶりと、意気揚々と大勢の子どもを産んで育てているママたちを目の当たりにすると、同胞女性たちも皆これを享受できたらどんなにいいか、と思ってしまう。だって、4人産みたい、3人産みたい、がザラに居るのだから・・・(本書内に詳細データ有り)

日本を出て良かったと思うことは、こういう社会だからこうしないといけない、女性だからこうしないといけない、母親だからこうしないといけない、と言うのは、全部自分が妥協して従っている箍(たが)だと気づけたこと。全く異なる価値観の社会に行くと、ちっぽけな"しなきゃいけない"の発想に縛られていた自分に驚く。全ての箍を疑ったっていいんだ。

箍を取っ払って、自分や家族にとって本当に大切なこと、出来る方法を探し出す。

この本は、そんな今の自分にとって、色んな意味で有意義な本だった。

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jeudi, octobre 13, 2011

パリ: 妊娠35週。

妊娠35週目になった~♪

※ しかし、義父によれば、フランスに来て、フランスの胎児サイズの基準で週数を調整したので、本当は36週かも、と言う。いずれにしても、週数が経っているに越した事はない(^^)

6月初めにパリに来てから、実に4ヶ月半。あっという間だった!

胃の辺りから膨れ上がった大きなお腹が重くて重くて、胃も肺も圧迫されて居て、文字通り肩で息をしている。空気を吸うだけでお腹が大きくなるとはよく言ったもので、後期に入ってからの膨らみ方は、風船になった気分。ついでに、あまりに胃が圧迫されたからか、胃痛になってしまい、義父にSOS。すぐに薬を出してもらって助かった。脂汗が出るほど痛かった・・・!確か、息子の時も一時的に胃痛になって、数日間薬を飲んだ気が。そういう時期なんだなぁ。

後期になると、羊水の量は増えない上、胎児が大きくなるので、あまり動けなくなり、胎動が減る、と言うが、これも息子の時と同様、一向に静かになる気配がなく、蹴る力も強度を増しているので、痛いほど。お腹が、内側からぐもももも~っと持ち上がる感触は、何とも言えない。

ベッドに横になって、激しい胎動に、うぉ~、と言っている時に、息子が笑顔でベッドによじ登ってきたりすると、ダブルパンチだ(^^) 人の顔の上に平気で馬乗りになって、ベッドの傍の電灯で遊び始める。

「ママの顔は踏み台じゃないのよ~、モガッ」

などと言って、なんとか脇に降ろすが、1歳児が母親のお腹をいたわるなんてことは出来ないので、降ろそうとすると、もがいてお腹を蹴られたりする。

お腹の内側のべべの成長とともに、外側のべべもどんどん成長するので、全方位外交だわい、とひとりで笑う。

今日はいつもの通り、助産婦さんがやって来てくれて、コンサルテーション。夫にも立ち会ってもらうために、朝一で来てもらったのだが、いつもの通り、清々しく、優しく、素敵な笑顔。「本当に感じのいい人だわ~♪」と義母は完全に魅了されていて、今日も会えて大喜びだった。

前回、べべが小さめだと言って、超音波モニターの結果を気にしていたので、実は自分のべべは日本人の基準だと平均値で、日本人はフランス人よりも小さく産む傾向がある話を夫がきちんと説明してくれた。

実際に子宮底長を測ったり、お腹を触ってみて、べべが順調に大きくなっていることがわかったようだったので、良かったとほっとしていた。どうやら日本人の妊婦を受け持つのは初めてか、非常に稀だったようだ。

胃痛の話をすると、この時期の妊婦にはよくある事だと教えてくれた。子宮の発達で、周囲の臓器が圧迫され、結果的に胃も押し上げられるため、胃酸が逆流して、痛くなってしまうらしい。寝る時に枕を少し高くして寝ると良いと教えてもらった。

先々週から、血液量が最高潮に達する事を考慮して、義父に相談して、鉄分補充のサプリを飲むようになったので、それも報告。妊娠前から、妊娠準備用のサプリを義父から貰っていて、妊娠後は、同じサプリの妊娠後バージョンを、妊娠月数に合わせてバージョンを替えて服用している。(もちろん、いずれも市販では無く、処方箋薬局で手に入るもの。)

なので、今現在、飲んでいるのは、
・葉酸などビタミン中心のサプリ
・鉄分サプリ
・子宮収縮を抑える薬
の3種類。

息子の出産時に入院していた時は、異様にぶっとい注射で、点滴経由で鉄剤を注入されていたので、サプリで摂るのは何だか大人しい感じがする(^^)
※ちなみに、鉄剤注射は、針自体は別にぶっとく無いので、これからする予定の人は怖がる必要はありません(^^)

最近は本当に寝てばかり。早起きして出社する夫に付き合って早起きし、一緒に朝食を摂ると、夫が家を出るか出ないかのうちに眠りにつく。幸い、夫は見送り不要と言ってくれるので、朝はそれから寝放題。息子は9時過ぎに起きるので、義父母が自分たちが朝食やシャワーなど、一通り終えた後に、悠々と世話を焼いてくれる。最近は私が睡魔に襲われまくりなのを気遣って、朝や昼過ぎは、「ママを邪魔しないであげましょうね~」と言って、息子を階下のサロン(リビング)に連れて行ってくれる。御蔭で、睡魔の襲うままに眠りを貪り、カウントしてみたら、一日に最低12時間は寝ていることがわかった。一日の半分以上寝てる・・・!息子と張る勢いだ(^^)

斯くして、息子は今まで以上に義父母になつき、義父母もそれが嬉しくて、息子を溺愛中~♪ 今も義父が「僕の大好きなクラリネット~♪」と息子に歌っているのが聴こえてくる(^^)

先日、東京の母が母子手帳を区役所で貰って送って来てくれたので、段々と出産に向けての心の準備が出来てきた。あとちょっとで正期産!最後まで油断せずに頑張ろう~\(^o^)/

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mercredi, octobre 12, 2011

パリ: 誕生日を迎えて

週末はお昼過ぎから家族が大集合。

まずは、義兄がノルマンディから到着。185cmくらいの痩せぎすの長身で、いつも全身お洒落な義兄。ノルマンディの家には、彼の膨大なワイシャツのコレクション収納用に一部屋割り当てられて居るというファッショニスタ。

息子が玄関に出迎えると、驚喜する義兄の声が聴こえた。去年の秋に上海で会って以来なので、ちょうど一年振りだ。息子の成長ぶりには、それは驚くだろう。

この義兄と、二番目の姪っ子が非常にファッションとメイクに厳しいので、実は朝から夫にも手伝ってもらって私も全身おめかししていた。こんな時のためにと持ってきていたヴィトンの黒のワンピースに、黒いレギンスを合わせ、メイクもバッチリ。姪っ子は爪先までチェックしてくるので、マニキュアとペディキュアを塗るのを夫にお願いした。妊婦の我が儘。でもガサツな私より塗るのが上手・・・

1時頃に一番上の義兄の家族も到着。一気に家族全員が大集合。お昼寝している息子を除いて、総勢10名。ファッションに厳しい姪っ子も、今回の装いはOKラインだったようで、いつも以上にビズの回数が多く、いつもと違う私の雰囲気に照れていた。ダメ出しされずに済んで良かった(#^.^#)

食事の前に、プレゼントタイムだった。先日のエントリに書いた通り、イタリア発ブランドの服を3着とそれらに合うニット帽。上海に戻る頃にちょうど着られる。ただ、1着は、来月の結婚記念日用に夫がひとりで買ってくれたもので、サイズが合わなければ今のうち交換出来ると言う理由で見せてくれたものだった。いずれもシルエットが美しく、ミニマルな素敵なデザインで、着て歩くのが本当に楽しみ♪

皆にそれぞれ御礼のビズ(キス)をして、シャンパンで乾杯。専属ドクターwの義父がついでくれたので、もちろん私もシャンパンで乾杯♪ 久々のシャンパンは美味しい~!

テーブルも準備万端♪ 相変わらず義父母のテーブルセッティングは美しい。息子や娘が大きくなったら、人数が増えるので、新しいテーブルを買わなきゃ、と言う義母。

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アントレは、魚介のサラダ。フランスは牛肉とか豚肉だけじゃなくて、魚介も美味しいんだ~。

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メインは、コート・ド・ブーフ(牛のあばら)とグラタン・ドフィノワ。すべて義母の手料理。

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こんな風に取り分けて食べる。

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いつもながらに美味しい義母の料理に、一同、舌鼓を打ち、和やかに時間が過ぎる。

食後にチーズを食べ、そして・・・

バースデーケーキ!メロディの鳴る蝋燭付き♪

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予めリクエストを訊かれていたので、タルト・タタンでお願いした。お義母さんのタルト・タタンは、これまたもの凄く美味しいんですもの~(^^)

10人がいっぱい食べられるようにと、2ホールも焼いたお義母さん。一体いつ作ったんだと言うくらいの早さで、フランス人マダムの作業の効率の良さには感嘆する。

家族が皆で、フランス語、イタリア語、日本語(って言っても英語(^^))でハッピーバースデーの歌を歌ってくれた。三十路過ぎてこんなに祝ってもらって、嬉しいやら照れ臭いやら・・・(^^)

麦色のコクのあるワインを飲みながら、

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取り分けてもらったケーキを食べる。う~ん、美味。一口運ぶごとに、口いっぱいに広がる林檎の甘みとジューシーな味わい。

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更に、義姉たちが持ってきてくれたベルギーのチョコレートの詰まったバスケットをつまむ。秋をイメージしたデコレーションのチョコ。見た目からして可愛らしい。

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一番下の姪っ子が、誕生日プレゼントだと言って、おずおずと差し出した絵には、私と2人の女の子が描かれていた。

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意地悪なオトナ的解釈だと、安達が原の鬼婆(私)が子どもを喰らっているように見えなくもないが(^^)、カラフルだし、子どもの世界ではきっと凄くハッピーなことが起こっているに違いない。「ふたりの女の子が居るのはどうして?」と訊くと、「どちらかを選んで」と言う。すごく不思議。絵の世界に論理性を求めてはいけないんだな。何より、私のために一生懸命描いてくれたことが嬉しい(^^)

途中、iPadで両親とSkype。豪勢なパーティで祝ってもらっているのを見て、大いに感動し、喜ぶ両親。お昼寝から目覚めた息子も加わって、姪っ子たちが興奮して大騒ぎしている中で、必死に声を張り上げて会話する。

数ヶ月前に一時体調を崩した父だったが、今は随分と顔色も良くなって、本当に良かった。夫の実家で、何不自由無く楽しそうに暮らす娘と孫を見て、安心し、心から喜んでいる実家の両親。義理の両親にはいつも感謝の言葉を述べている。

フランスと日本の家族に祝ってもらい、素晴らしい一日を過ごせた。ノルマンディからわざわざ来てくれた義兄も感無量な様子で、本当に家族愛って良いものだなぁ、としみじみ。こんなに楽しいなら、誕生日の度にパリに来ようか、などと図々しいことを思ってしまう(#^.^#)

夜は楽しい一日の余韻に浸り、夫と語り合いながら眠りについた。

期せずして滞在することになったパリで、期せずして過ごせた得難い一日なのだった。

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mardi, octobre 11, 2011

パリ: 息子の成長〜16ヶ月〜

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東京の実家から送られて来た小包の中に入って遊ぶ息子。日がな一日、この箱の中に入っていてご機嫌だった。

これで通算何度目だろうか。実家から毎月二回くらいは大きな物資が送られて来ている。殆どが息子のおもちゃ、洋服、食べ物なので、箱の中に入りたい気持ちはよく分かる(^^)

また一段と大きくなり、動き回るようになり、好奇心も旺盛になってきた息子。成長の内容を書き留めておこう。


・電話を切る
義父の部屋が隣りなので、息子に優しく話しかけたり、息子がそれに反応する様子がよく聴こえて微笑ましい。一番笑えるのが、義父が真面目な電話をしている最中に、そっと息子が部屋に忍び込んで行って、電話を切ること。義父の椅子は大きな肘掛け椅子なので、息子が背後から回り込んだら姿が見えないのだろう。親機のスイッチを息子が切ると、義父の「電話を切るとは、何と言う悪党だ~!ガルルー」と言う叫び声が聴こえるので、私は笑いをこらえながら、「えっ!電話を切ったんですか?悪い子だ~」とか白々しく言ってみたりする。

お義父さん、本当に申し訳ないけれど、そのやり取りはいつもすっごく微笑ましいです・・・(o^^o) 多分、お義父さんも愉しんでるんだと思う。

・社交的
初対面の子供たち(大抵は2~5歳)と打ち解けて遊ぶ。家の近所に住んでいる、4~5歳くらいの初対面のお兄ちゃんに、もの凄い笑顔で近づいて行って、向こうも嬉しかったのか、可愛がってくれている様子を見て、社交性とか愛嬌力はあるといいものだな、と思った(^^)

ついでに、結局人見知りした事がなく、家に来訪者があると、いつも満面の笑みで嬉しそうで、自分から絡みにいくので、そういう個性の子なんだな、と思って見ている。

パリに居る人たちはあまり笑わない、と聞いたことがあるが、都会の人は日々忙殺されているから余裕が無いからかもしれない。やたらと笑顔をふりまく息子を見て、喜んで覗き込みに来る人たちが結構いるらしい。どんな人も、笑顔には弱いんだろう。ちなみに、家の近所での息子のあだ名は、"笑顔の坊や"。親としては、これからもずっといい笑顔で居させてあげたいな、と願う。

・自己主張
これは本当に意志がはっきりしていてわかり易いので、激しく主張があるたびに、夫や義理の両親たちと目を細めて、子どもってこんなに小さい時から自分の主張があるんだね~、と毎度感心。

息子はiPadの音楽系アプリをいじってよく遊んでいるのだが、アプリを誤って閉じてしまうと、ムッとして、「ん~!」と言いながら、iPadを私に押し付ける。アプリを起動してくれ、と言う意味だ。これを起動せずにスルーしたりすると、何度も押し付けた末、もの凄く怒る・・・と言うか、拗ねる(^^)

息子は、パソコンやカメラなどの機器やその周辺機器にやたらと興味を持って触りたがるのだが(父親の遺伝か(^^))、取り上げると烈火のごとく怒り出す。怒りの叫びとポーズが可笑しくって、夫と暫し笑い転げてしまったこともあるのだが、子どもの全身を駆使しての抗議行動は、実に生命力に溢れていて一生懸命だ。

しかし、子どもの忘れっぽさも最高だ。それだけ怒ったかと思えば、2秒後くらいにはスクっと立ち上がって、別のことに関心が行き、ニコニコ笑顔になっている。そう言うところは、学びたいよ、本当に(^^)

公園に行っても、年長の子どもたちと遊んでいる時に、自分が楽しんでいる乗り物を横取りされそうになったりすると、果敢に肘鉄を食らわせたりして抵抗しているらしい。(日本の両親に話したら、私似じゃないかと笑われた・・・f^_^;)) 義母曰く、「攻撃的な子ではなくて、社会で生きるのに必要なアクティブさよ」との事なので、まあ、適度な自己主張と言うことで。男の子たちの世界はこういう力を要するところがあるので、軟弱よりは、逞しい方がよい、と結論。

・理解力
フランス語も日本語も、だいぶ理解し始めている。子どもが言語を習得していく過程って、本当に不思議だと思う。

息子が手にしているものを、義母や義父に持って行って欲しい時に、「それ、パピー(おじいちゃん)に持って行って」と頼むと、義父の所に届けに行くし、「マミー(おばあちゃん)にあげて」と言えば、義母の所に持っていく。

息子の名前を呼んで、「どこにいったのかしら?」と言うと、嬉しそうにドアの陰に隠れて覗き込んできたりする。

これらは、フランス語でも日本語でも通じるので、どちらの言語もきちんと理解し始めているようだ。

上海に戻ったら、フランス語は週末だけになるので、日常は専ら日本語と中国語になるだろう。2歳になったらプレスクールにも入れたいので、友だちや先生によっては英語も入ってくる。子どものせっかくの理解力の萌芽の時期なので、そろそろ、子どもが4-5ヶ国語操る上海のママ友たちに相談しはじめようかと。皆、全然教育ママとかでは無いので、伸び伸びと子どもの才能を伸ばす術をきっと知ってるはずなので、いろいろ教えてもらおうかと。

・Sage (サージュ)
上海でも、生後5ヶ月くらいの頃から言われていた。フランス語で、お利口さん、とか、お行儀のいい、と言うような意味。5ヶ月の時は、お行儀いいもなにも、そんなに動き回らないから、単に、むずがらない、扱いが楽な子、と言うノリだったのだろうけれど、1歳過ぎても尚言われるので、きっと比較的静かな子なんだろう。家に遊びに来るフランス人たちは、息子と過ごして二言目には、「何てサージュな子でしょう!」と言う。

週末に遊びにきた義兄にも、「サージュ過ぎるよ~」とうらめしそうに言われた。そんな事、私自身は人生で一度も言われた事が無いので、きっと夫に似たのだろう。自分がやんちゃで、幼少期から数々の武勇伝を残して来たので、息子がどんな凄いやんちゃでも、「さあ、来い!」くらいの気構えで居たのだが、どうも違う感じらしい。ふたり目がそうかも知れないので、油断は出来ないけど(^^)


・・・と、日々成長する中で、少しずつ、少しずつ、独自の個性が目立ちはじめてきた息子。

子育ては、子どもが育つほどに、楽しくなってくる。

子どもを持って、とみに、自分が親や祖父母から受けた愛情に感謝している自分に気付く。自分が受けた愛情をそのまま子どもに受け継いでいく。シンプルで当たり前のようだけれど、その実感が押し寄せる瞬間に、日々、圧倒されている。子どもを見る時の自分の眼差しが、取りも直さず、自分に愛情を注いでくれた人たちの眼差しなんだと気付く瞬間。子育ては、親自身を育てる、と言うのは、日々のこういう気付きの積み重ねのことなんだな、と思う、秋の宵であった。

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dimanche, octobre 09, 2011

パリ: プレゼント騒動

三十路を過ぎてからと言うもの、自分の誕生日には疎くなり、年齢もいちいち思い出さないと意識出来なくなってしまっていた。

日本の家族も、メッセージや贈り物のやり取りはあっても、人数も多く、小さい子どもが多いので、個々に盛大にパーティ、と言うのはなかなか難しく、父や母の還暦祝いでやっと集まれたくらい。まあ、元旦生まれの父はそれでも集まるのは楽だったが、母に至っては、中国式に、自分の還暦を自分で盛大な会をオーガナイズして祝ってもらうという、家族にとっては全く手間のかからないユニークな祝い席だった。きっと気遣い屋さんの母の狙いはそこにもあったのだろうけれども。

フランス人は家族の誕生日は一大イベントで、扱いが全然違う。今月の私の誕生日のために、どんなプレゼントがいいのか、当日はどんなご馳走がいいのか、ノルマンディに居る義兄も呼ぶ、とか、2ヶ月近く前から計画を立てていた。

正直、息子を産んでからというもの、以前のような物欲も無く、しかも今は母子で居候の身な上、毎日美味しい料理を振舞われ、息子にも手厚い世話を焼いてくれて・・・と言う状況で、これ以上何が欲しいかと訊かれると、満ち足り過ぎていて、何も思いつかない。

1ヶ月半前くらいになってもまだ返事していなかったので、痺れを切らした義母や義姉が、早くリクエストして頂戴と矢の催促。仕方なく、「じゃあ、何か、イタリア産の素敵な食器とか。素敵なデザインのものだったら何でも良いです」と答えたら、「イタリア製ね!いいお店を知っているし、任せて」と話が落ち着いた。

ところが、たまたま夫が来て居る時期だったので、夫は考えあぐねている私に茶々をいれた。「ん?カメラがいいの?そうか、そうか。やっぱりカメラが欲しいよね」と、自分が欲しいものを、さも私が欲しがっているかのように言い放った夫。「それ、自分が欲しいものじゃ~ん!」と笑ってじゃれ合うおバカな夫婦。

ところが、これがいけなかった(^^)

半月ほどして、義姉から電話があり、誕生日プレゼントの再確認があった。

「イタリア製のカメラが欲しいんだよね?」

なんじゃそりゃ~!?

なんでカメラ~!?

ここで初めて、私が言った"イタリア製"と夫が冗談で言った"カメラ"が合体していたことが判明。

結局、イタリア製の服、と言うことになって、カタログを見て私が欲しいデザインを選ぶ、と言うことになった。

それが、10日ほど前の話。

当日の食事のメニューも先週決まり、やっと落ち着いた。

さて。

人が70人集まると、同じ誕生日の人が居る確率がほぼ100%になる、と言う統計の話があるが、同じ月だともっと少ない人数で事足りるだろう。

私の2週間後が姪っ子の誕生日で、これまた面白いひと騒動があった。

現在7歳の、一番下の姪っ子なのだが、義理の両親たちが何が欲しいかと尋ねたら、「天体望遠鏡」と答えたそうだ。

これには義兄夫婦も義理の両親もビックリ。

7歳の子にそんな大そうなものを与えても、年に何度使うのか考えたら、費用対効果が悪すぎるし、
星が綺麗に見えるノルマンディの義兄の家には既に一台あるし、義父も大きな天体望遠鏡を持っているらしい。

何と言って諌めようか、と彼らが困り切っているところへ、姪っ子が新たなパンチ。

「誕生日のプレゼントだと買うのが大変だったら、クリスマスでもいいよ。クリスマス・プレゼントだったらタダだものね!」

これには義兄夫婦も義理の両親もぐうの音も出なかったらしい。まだクリスマスの夢を信じている姪っ子の夢を壊せないが、クリスマス・プレゼントならサンタがタダで持って来てくれるから楽だという、純粋であるが故に現実的な発想・・・!

困り果てた義母が笑いながら私に相談しに来たので、私も一部始終を知ることになったのだが、それで良いことを思い出した。

東京の実家に、ほぼ未使用の天体望遠鏡があることを。

父が使っているカード会社の一つが、会員サービス(CRM)の一環で、毎年豪勢な贈りものを送って来てくれるのだが、或る年、それが天体望遠鏡だった。しかし、父には、特に星を見る趣味も無く、東京だと見えないし・・・という事で、一度開封したきり捨て置かれていた。そのうち、要らないから捨ててしまおうという話まであって、捨てるのはさすがに勿体無いからやめようよ、と言う代物だった。

そんな天体望遠鏡。
もし実家にまだあったら、送ってもらったら、こっち(フランス)の家族はしょっちゅう旅行するし、息子たちも大きくなったら一緒に使えばいいし、何より、姪っ子に、「そんな訳でみんなで使えるのがあるから、何か違うプレゼントをリクエストしてね」と言える。

早速、実家の父にメールしたら、「ああ、まだ捨てて無いよ。使ってないし、パリに送るね~」と二つ返事で快諾。

これを受けて、姪っ子のプレゼントの内容は無事変更になったらしい。

誕生日が一大イベントであるが故のプレゼントの騒動。これもまた良い思い出になるだろう。

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vendredi, octobre 07, 2011

パリ: 妊娠34週。大きなお腹。

妊娠後期もだんだん大詰めに。

正期産と呼ばれる、産んでも大丈夫なタイミングは37週からで、これはフランスでも変わらないので、いま暫くは油断せず、静かに暮らすべし(^^)

夫が来てくれたので、息子の面倒をとても甲斐甲斐しく見てくれているのだが、長旅の後、休む間も無かったのと久しぶりの子守なのとで疲れも出ている中、愚痴の一つも言わずに楽しそうに世話する姿には頭が下がる。

さらにバカンス中なのに仕事も沢山あったり、オフィシャルディナーに呼ばれたり、と、なぜか公私ともに猛烈に忙しい我が夫。週末、上海にとんぼ返りと言う話が立ち消えになったのはとりあえず良かった・・・(^_^;)

先週から今週前半にかけては、夏より暑い日々が続いていたが、ここに来て涼しくなって、やっと秋っぽくなってきた。暑いより寒いほうが好きな質(たち)なので、過ごしやすそうで何より。

妊娠後期はエストロゲンの影響で、とにかく眠い。窓から入ってくる涼しい心地良い風を浴びながら、気付いたら寝落ちしている事が増え、一日中、殆ど寝てたんじゃ無いかと言う日も。

胎児がラストスパートをかけてどんどん大きくなる時期なので、母体が静かに休んで酸素を沢山送った方が良いということなんだろうな。お腹は本当に大きくて、重くて、肩で息をしている毎日。

最近はiPhoneとiPadを交互に使いながら、寝落ちのお伴になってもらっている。FacebookとTwitterの情報や友人たちとのやり取りが面白くて、ふふふと笑いながら、寝落ち(^_^) 前後不覚。

中高時代からの友人たちや社会人同期の友人たちで子持ちの人が多く、可愛い写真や子育ての話で盛り上がる。最近ツボだったのは、我が家と同じ、兄妹のパターンの話。仲が良いときは愛らしいふたりなのだが、喧嘩をすると壮絶らしく、弁の立つ妹の口撃でお兄ちゃんが泣かされる、と言うパターンになるらしい。なんか凄く想像付く~。

週末、家族大集合でご馳走も豪勢になるようで、今からとても楽しみではあるが、はしゃぎ過ぎず、静かに暮らそう~っと。

・・・と言っているそばから睡魔が。

zzZ...

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パリ: 今度こそ和食

前回パリで初めて食べた和食が中華で残念だったと言うエントリを読んで、先月家にも遊びに来てくれた友人が美味しい和食屋を教えてくれた。(しかもテイクアウト出来る♪)

義父と夫が買い出しに行ってくれた。

すき焼き、揚げ出し豆腐、唐揚げ、麻婆豆腐、ひじき、日本のお米、漬物。

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皆で取り分けて食べることにしたが、私がすき焼きを優先的に食べていいことに(^^) う~ん、美味しい。日本の味!日本のお米!

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友人の言ったとおり、今回は間違いなく、正真正銘の、和食屋だった(^^)

どれもおふくろの味的な、ほっとする家庭料理。パリで和食屋と言うと、中国系の人がやっている寿司と焼き鳥を出すお店をよく聞くが、そんなわかり易いステレオタイプの品ではなく、家庭料理を出せるところが本物。

注文するときも夫は日本語で普通に注文出来たと言うから、パリに住んでいて、気取らない本当の日本の家庭料理を食べたくなったらこちらへ。(わかりづらいらしいので、友人が教えてくれたまま記載)

↓お店から遠い方の入口
http://www.merci-paris.net/photocontents/food-cheztaeko.html

↓近い方の入口
http://nepoja.jugem.jp/?eid=190


さらに、夫は同じお店で緑茶のパウンドケーキを買ってくれた。

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甘さを抑えた、和風のパウンドケーキ。

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一口ごとに、懐かしい香りと味わい。

思いがけず、パリで食べられた美味しい和の味。

ささやかな幸せに感謝。教えてくれたお友だちに感謝。家族に感謝。

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jeudi, octobre 06, 2011

パリ: とらや♪

今日は日本から嬉しい贈り物が届いた。

じゃじゃ~ん!

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開けると、虎屋の羊羹♪

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先日ちょこっとお手伝いしたお仕事の御礼と言うことで、どうしても何か送りたいと言われ、

「じゃ・・・じゃあ、羊羹?」

と言ったら、本当に羊羹を送って来てくれた。左の羊羹は、1776年から作られていると言う、歴史あるものらしい。

可愛らしい手紙も付いていて、何だかほっこり。

今週末は家族が大集合するので、皆で食べるべし。義理の両親もだが、姪っ子たちも和菓子が大好きなので、きっとあっという間に無くなることだろう。

どんな味がするんだろうかと今から週末が楽しみなのであった。

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dimanche, octobre 02, 2011

パリ: 夜明け

今朝は夫と共に朝5:30くらいに起床。

夜明けのパリは、また美しい。

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※撮影 by 夫

夫が7:00に開く美味しいブランジェリーに行って、バゲットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなど買って来てくれた。

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美味しい~!
朝からこんな美味しいものが食べられるのが、フランスの素敵なところ。

朝の光を眺めながら、久しぶりに夫婦で歓談。

「パリに戻って来ると、故郷に戻って来れて嬉しいって思うの?」

と夫に訊くと、

「そこまで思うかわかんないけど、『ただいま』って思う」

と言う。

彼にとっては何年も見慣れたお馴染みの風景なんだろうけれど、薄明かりに照らされて、影絵のように浮かび上がるパリの街並みは、何度見ても、私にはエキゾティックで幻想的に見えるのだった。

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samedi, octobre 01, 2011

パリ: Plombier(配管工)がイケメン過ぎる件。

今日は夫のパリ来訪を前に、と言うワケでもないが、義父のバスルームのリフォームの日。(ちなみに夫は今、飛行機でパリに向かい中♪)

さて、3人のplombier(配管工)がリフォームに来てくれたのだが、これがまた揃いも揃ってめちゃめちゃイケメンでビックリ!!ブロンズ肌に焼け、体格も良いし、甘いセクシー顔のハンサムたちだ。

義母が以前教えてくれたのだが、
「plombierはイケメンが多いし、大抵は夫の留守に来るでしょ?しかも、結構お金持ちなのよ。だから、フランスでは、彼らとの情事をネタにした冗談がいっぱいあるのよ」
との事。

本当に、顔採用かと思ってしまうほどだ。何なんだ、一体・・・??変な言い方だけど、ムダにイケメン。場違いなほどイケメン・・・。

なんだか随分日本とイメージが違うんだな。日本だったら、♪暮らし安心、クラシアン~、のCMのイメージがあるからだろうか。電話したら、為末さんが来そうな感じだ。(って、実は呼んだことないからわからなかったりするが・・・)

イケメン爽やかお兄さん、と言えば、ヤマト運輸のお兄さんだろうか。それでも、情事のジョークとか聞いた事が無い。爽やか過ぎるのと、 宅配のノルマで忙しくて、現実的にそれどころじゃないからかな。

話を戻すと、イケメンお兄さんたち、朝の8時から来て、午後3時過ぎた今も熱心に働いている。前回リフォームしたのと同じ会社に頼んだようだが、リフォームのプラニングをする担当と現場に来る配管工とで担当が分かれて居る。今回、プラニングの方で手違いがあったらしく、現場のお兄さんたちがとても困っていたが、先ほど無事解決したようで、義母がほっとしていた。

手違いが判明した時は、義母は少し立腹していたのだが、無事解決だし、お兄さんたちがとても熱心に働いているので、満足げ。

時々私の部屋に来る時は、ふたりでキャピキャピとガールズトーク(^^)

私「いやあ、イケメンたちですね~!」
義母「ね~(^^) 仕事熱心だし、良かった♪ どこの国の言葉喋ってるかわかる?」
私「わからないです。さっきちらりと聞いた感じだと、ポルトガル語??」
義母「聞いて来るわ~♪」

と、本当にお国を聞きに行った義母。

結果、モルドバだということが判明。

さすがに同じヨーロッパだからか、義母はすぐに何処にある国かわかったようだが、世界史以上に地理が苦手だった私には、「多分スラヴ系」くらいしかわからない。ついでに、モルドバ、と聞いた瞬間、スメタナの「モルダウ」が頭の中をタラララ~♪と流れ、完全にアウト!!

モルドバって、どこどこにある国よね~、と義母が話したら、お兄さんたち、とても喜んでいたらしい。

人種の坩堝の土地では、最低限の世界地図と歴史を押さえておくのは重要だとつくづく実感。

東ヨーロッパは美男美女が多いと言うイメージがあったが、本当に凄いな。

日本で、クラシアンに電話してこんなイケメンたちが来たら、一体どうなるんだろうかとひとりで想像して笑ってしまった。移民を増やすべし、と言う世論になったりして。


今日作業が終わるのかどうか、若干不安も残るが、フランスでは配管工のお兄さんたちがもの凄いイケメン揃いだと言うことがわかって、良い社会勉強になった。



※ ちなみに、それで引っ張りだこだからかどうか知らないが、配管工は呼んでもなかなか来てくれなかったり、サービス面ではトラブルもよく聞く。パリ郊外に住むあるフランス人の友人は、水道管破裂で家の一部屋が水浸しになったまま、配管工を呼んでも全く来てくれず、6ヶ月間放置されていると怒っていた。
そういうのを聞くと、ムダにイケメンよりも、しっかり仕事してくれる為末さんの方が良いな、と思ってしまうのだった(^^)

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