上海

lundi, mai 21, 2012

カクテル・パーティ@Jumeirah Himalayas Hotel Shanghai

つい先日のこと。

夫とともに、Jumeirah Himalayas Hotelのちょっとしたカクテル・パーティに行って、社交の輪を広げてみた。ドバイのあの有名なホテルの初の海外進出である。

せっかくの上海だし、やはり、知り合う人は色んな国籍・人種・文化圏の方が面白いし~、と思っていたら、案の定、多国籍で、興味深い話をたくさんすることが出来た。

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居た人の国籍は、分かっただけで、日本人が私ひとり、中国人、スリランカ人、マレーシア人、インドネシア人、フランス人、アメリカ人、スロヴァキア人、オーストラリア人、南アフリカ人。

更に、どの人も、多文化・異文化に触れる経験をして来たことがあって、そのお蔭で、柔軟でオープンな思考の人たちで、非常に話しやすかった。

何より驚いたのは、日本人の美徳を讃える人ばかりだったこと。こちらがそんなトピックを切り出しもしないのに、「何で日本人は、あんな酷い震災に遭っても冷静で、他者を思いやり、規律を乱さないのか?」と、実に感心し切った様子で訊いてくる。

昔から、自然に抗えないことを悟っているので、大きな災害が起こると、ジタバタせず、心静かに運命を受け容れるところがあるのかもしれない、でも、アジア人は基本的に自然に対しては同じようなメンタリティを持っているのでは?と答えると、アジア系の人々が一様に首を横に振る。「同じ訳がないでしょう!うちの国の人たちは、他人の物を盗むし、暴力も起こるでしょうね。日本人は特別!」「中国人のマナーと日本人のマナーが同じだとでも?」「こんなに近い国同士なのに、全然違うよね。」と、結局、日本人は何かが違う、と言う話になる。

「日本に行ったら、違いはすぐに分かるわよ。まず、何もかも清潔!」と、日本の宣伝部長みたいな役を買って出るアジア人女性も。

海外に長い日本人たちと話すと、必ず出て来るのが、「日本に居ると、肩にある緊張感がどんどんほぐれる」と言うこと。騙してくる人々、物を盗る人々、喧嘩をふっかけてくる人々、危害を及ぼす人々。いるのかも知れないけど、確実に日本の外より少ないから、緊張感が解れるのだと言う。

私たちももうすぐ帰国するので、居る時には気付かなかった日本の良さ、日本人の美徳に気付かされることだろう。何しろ一年半以上ぶりだ。逆に私の方が日本人的には無礼な人になってるかも・・・^^; と言う一抹の不安を持ったりして。

ジュメイラ・ヒマラヤ、最高に綺麗なホテルだった。総支配人の方とも知り合う事が出来て、夫ともどもとても話が弾んだのだが、ホテルの方々も随分と日本贔屓だった。パートナーが日本人と言う方も居たし、何より、ホテル自体が磯崎新さんによる建築で、ホテルにも日本料理が二軒も入っている。総支配人は日本に30回以上行ったことがあると胸を張って、日本語を披露してくれた。

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今回はカジュアルなパーティだったけれど、またぜひ日本料理のレストランも試してみたい。

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vendredi, mai 11, 2012

良き出会いは电梯で起こる・・・

ここ最近、良き出会いは电梯(エレベータ)で起こる。

同じフロアに引っ越して来た、素敵な日仏カップルの日本人奥さまと知り合ったのも、电梯の中。

ゴクミに似たエキゾチックで美しい風貌の彼女は、日本人には見えず、英語で話しかけたところから始まった。後で聞いたら、日本に住んでいた時も、表参道とか歩いていると、日本人たちから英語で話しかけられていたというから、日本人じゃないと思うのは私だけではなかった。ちなみに、我が家の阿姨に言わせれば、私の風貌も中国人にしか見えないらしく、この彼女と私が二人で話していると、「あなたたちが二人で居ると、誰も日本人同士とは思わないよ〜」と、爆笑される。

知れば知るほど、奥ゆかしい、育ちの良い日本人のお嬢様、という感じの人。常識的でデリカシーもあり、鈴のような優しい声で話す人。フレンチやモロッコ料理を本格的に学んだ、プロの料理人でもあり、ぜひご馳走になりたいと願っている。隣人がこんなに素敵な人で良かった、といつも思う。

それにしても、电梯での出会いって面白いな、と思っていたら、また一件、非常に面白い出会いがあった。

先々月くらいだったか、同じ敷地の別の棟の友人宅に行った時のこと。

电梯に乗ると、中に一人のヨーロッパ人の紳士が居た。この方が、私が日本人だと気づいて、流暢な日本語で話しかけてきたのである。电梯に乗っている、ほんの束の間、互いの家族構成やら、日本と中国の滞在年数、と言った基本情報について語り合い、「では〜」と言って別れたのだった。香港と上海を行ったり来たりしているビジネスマンだということだったが、まあ、互いに顔も覚えてないだろうし、ちょっとした一期一会の楽しい会話だったな、くらいだった。

ところが、今週、ビルの玄関で、運転手付きの車から降りたこの紳士にバッタリと遭遇。

そう・・・普段全く記憶力が悪い私が、唯一自慢出来るのが、実は、顔と名前は割と一度覚えたら忘れないということ。国籍を問わず、どんな名前でも、難なく覚えられる。

当然、すぐにこの紳士だとわかり、日本語で挨拶をしたところ、向こうも覚えてくれていて、軽く会話をし、名刺をいただいた。「ぜひ、メールでご連絡ください。うちの家内とあなたのご主人と、今度一緒に会いましょう」と、温かい笑顔。

メールで必ず連絡ください、と何度も言っていたので、きっと社交辞令ではないんだろう、と思い、メールを出してみたら、とても喜んでいただいて、まずはランチでもしましょう、ということになり、今日、ランチに行って来た。(ご馳走になってしまった)

ランチでゆっくりお話を聞いたら、色々とても凄い方だということが分かり、圧倒された。ある会社のCEOなのだが、日本語どころか、中国語もビジネスができるレベルで日常的に使える。日本に居た頃は、最高学府で学ばれたので、日本語のレベルも、自分が知っているヨーロッパ人の中で一番凄いのではないかというレベル。

しかし、こういう、凄い方に限って、とても腰が低く、所作がエレガントで、決して気取りが無い。私の知能レベルに合わせて(下りて来て、という方が正しいか・・・)、相応の会話をしてくださる。

上海に住んでいながら知らなかった、中国の色んな歴史の話、香港の億万長者なご友人たちの話、ヨーロッパの経済の話。

ある有名な香港の億万長者の一族がお友達らしく、どのくらい凄いのか、を教えてくれたのだが、あのギリシャの海運王・オナシスの総資産の5倍の資産、と言っていたので、もう、一般市民には訳の分からない値である。そんな凄い資産の友達と話すと緊張しません?と平凡な質問をしたら、いやいや、それが、ああいうお金に全く困っていない人たちは、何ともリラックスした雰囲気で、話していてとても良い気持ちになるんですよ、と教えてもらった。

個人的に一番印象に残ったのが、ヨーロッパ経済とユーロの話。穏やかな語り口の方だが、ユーロについて非常に悲観的なお話をしていた。スペイン、ギリシャの失業率、イタリアも問題になっている中で、ヨーロッパが一つであることのメリットがなくなり、フランスやドイツのような援助する側の国々にとっては、ヨーロッパ共同体は負担でしかない、というお話。きっと、ユーロは崩壊していくだろう、という。失業した若者たちの心は荒み、暴力的になっていく・・・

個人的な見解で、と前置きした上で、この方が言った意見が面白かったのだ。
このユーロの由々しき事態を救えた人が、ヨーロッパに居るとすれば、それはストロスカーン(DSK)だったが、彼があのような事件で去った今、彼ほど俯瞰的に物事を見て戦略を立てられるカリスマは居ない。オランドは些細な事を地味に解決するのはできるかも知れないが、カリスマも指導力もない。寧ろサルコジの方があったくらいだが、サルコジでさえ、救えない。救えるのは、DSKだけだった、ということに、ヨーロッパ人は後で気づいて後悔するだろう、と。

DSKについては、私自身、パリに居る間に色んな話を聞いたが、女性問題があまりに深刻だったために、やらしい変態オヤジ的な扱いで、彼の手腕や才能について声高に言う人が居なかった。私が以前から思っていた、陰謀論を展開しても、いやいや、彼は以前からセクハラで問題があったし、仮に陰謀だったとしても、そんなのに引っかかるなんて自業自得、的な返答ばかりで、彼の功績や手腕についての話を聞くことが出来なかった。それを、フランス人ではないこの方が淡々と教えてくれたのが、非常に興味深かった。

そこで、我慢出来ず、聞いてしまった。「ストロスカーンさんのあの事件は、個人的には陰謀だと思っています。でも、彼を嵌めて得した黒幕は、結局誰だったのでしょうか?」すると、意外にも、「そう、あれはどう考えても陰謀ですよ。サルコジと、サルコジと利害が一致したアメリカが組んで嵌めた以外には考えられない。」という返答。「アメリカは、ヨーロッパが覇権を握ることが気に喰わないので、ヨーロッパを強くしてしまうストロスカーンさんが目障りだったということでしょうか?」「そうです。ストロスカーンは、世界、という視点で経済を考えられる唯一の人だった。アメリカはナショナリストが多く、自国の事の方が大事。それに、今は、ドイツもアメリカと非常に関係が悪いですね。特にアメリカとドイツの財務長官は犬猿の仲で、ドイツの財務長官ショイブレはガイトナーに公に喧嘩を売ったりしていますからね・・・」

世界は広い。

知らない事はまだまだいっぱいある。

この広い世界で、电梯という狭い空間が繋ぐ面白いご縁が、これからの自分たちの未来に、何か大きな意義があることのように思えてならない、不思議な出会いなのだった。

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vendredi, avril 27, 2012

ANTEPRIMA アンテプリマのお洋服

今日はお昼に夫の職場のエリアで待ち合わせ、夫の同僚の仏人たちとともにランチしに行って来た。

聞いたことのある名前のイタリアンレストランで、店長や店員さんにイタリア人が何人かいて、家庭的なイタリアンが楽しめそうな雰囲気。

名前は確か、"Bella Napoli"。
南京西路,靠近 威海路 だったかな。

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サーモンのグリル、野菜添え。
格別すご~い美味しい!とまでは思わなかったけど、ほっこりと心が温まる家庭的な味だった。

夫の同僚たちは、同僚と言っても普段は違う国に住んでる人たちで、アジア、オセアニアをまたに掛けて働いている人たち。フィリピン行ったり、サイパンだったかグアムだったかに行ったり、マレーシアにも行ってるとか、羨ましい限り(^^)

ランチのあと、恒隆广场(Plaza 66)へ。

恒隆广场一階では、ELLEとELLE MenとTARGET主催のファッションショーが実施される模様だった。プレスの人たちが次々と集結していたが、正直な感想を言えば、プレスの人たちらしき人たちはそんなにイケてなくて、服装が微妙な人が多かった。自分を棚に上げて・・・という感じだが^^;、あくまでも日本のプレスの人たちとの印象の違い。

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家の近所がShanghai Fashion Weekの会場だったので、ここでもプレスや広報関係者たちを見たけれど、格好を構わない感じの田舎のオバちゃんみたいな人たちも結構居て、少し驚いた。ファッションの分野はこれからなのかな~。

そんなことをあれこれ考えながら、3階のANTEPRIMAのお店へ。ランチの時に、珍しく(?)夫におねだりをしたら、たまには素敵な物を買うといいよ~、と言ってくれたので、「じゃあ、ANTEPRIMAで買うね♡」と了承済みだった。

私の拙い中国語で、ANTEPRIMAの店員さんたちとキャッキャッと話しながら選んだのは、3着。1着は義理の母のお誕生日のプレゼントに。どれもシルエット、デザイン、着心地がとても気に入ったもの。オリジナリティがあるのに、変に主張しない、上品なシンプルさが素敵。

こちらが白のニット。袖下部分が分離されていない、ユニークなデザイン。優しい着心地で、楽に動けるのがとても好き。

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こちらは一見、シンプルなワンピースだけれど、

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後ろから見るとこんな感じ↓

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こちらも着心地良く、とっても軽い。後ろのカットを見て一目惚れ♡

来週も色々お出掛けするので、ぜひ着て行きたい♪

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lundi, mars 26, 2012

頑張れ、おじさん

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Facebookで意外と友人たちの食いつきが良かったので、ブログでも紹介。

家の近所の老房子(ラオファンズ)と言われる、古き良き上海の街並みの残るエリアで見かけたおじさん。

三輪車で、狭い道をものともせず、車や人だかりをかき分けて大きな荷物を運ぶ様は圧巻で、思わず応援したくなる。

この光景はそんなに珍しくなくって、よく見かける。時々、荷物が崩れて落ちたりするのを見るが、道ゆく人たちが手伝ってあげていたりする。こういうエリアって、何か人情とか風情があるんだよなぁ。

暖かくなってきたし、またぞろ探訪してみるか。老房子。

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mercredi, mars 14, 2012

もう3月半ば

1月に上海に戻って来てからというもの、本当に目紛しかった。

再開した上海生活自体に慣れなければならないし、2人の子育てにも慣れないといけないし、それでいて、自分自身の人生 --- というと大袈裟だが、要は子育て以外に自分が社会と繋がりをもつ時間等 --- も充実させたいし、家事もあるし、云々。

随分と時間がかかったけれども、ペースも掴め、ママ友たちに会いに行ったり、我が家に呼んだり、ということも出来るようになってきた。

そんな折、先週は息子と私が高熱に悩まされるという、ちょっとした試練もあったが、それも何とか克服し、今週に至る。息子は一昨日くらいから食欲が戻って来ていたが、私は完全に戻ったのは今日。

今週は、体調が戻ったので気分転換をしなければ!と奮い立ち、ネイルサロンに行って、マニキュア、ペディキュアをやってもらい、今朝は朝から素敵なママ友宅にお茶をしに行き、正午からフランス語のレッスンに行ってみた。うん、なかなかいい感じに復活調子。

今更ながら、今年2012年の目標を掲げてみる。やはり、何か具体的に掲げてみないことには、進歩もなさそうなので。

家族に関する目標:
・家族の健康のために、料理のバリエーションを増やし、味・効率を上げる
・春から息子をスポーツスクールに入れて、息子の身体作り&友だち作り
・行ける限り家族4人で連れ立って旅行する

自分に関する目標:
・東日本震災の復興に関わるアクティビティに少しでも貢献し続ける
・中国語・フランス語のブラッシュアップ。というか、鋭意精進
・水墨画や書道、中国茶など、続けられるお稽古を続ける
・多国籍の友人の輪を広げ、見聞を広げる
・妊娠前の、3年前くらいの体重に戻し、出来る限りエクササイズをして身体を引き締める
・読書する

・・・とりあえずこのような感じ。もちろん、不特定多数の方が読むブログに全てを洗いざらい書くわけにはいかないので ^^ 裏目標もあったりするのだが、それは自分できちんと管理出来れば済む話。

とにかく、夫も息子も娘も自分自身も皆健康で、日々恙無く過ごせることが基本で、その為に出来ることを粛々とやっていこうと。

上海は今日は随分暖かかった。
春はもっと活動的に外に出かけるべし!
早くもっと暖かくならないかな。

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dimanche, février 12, 2012

夫の手作りピッツァ

最近夫がピッツァ作りにハマっている。

小麦粉を買ってきて、イーストを混ぜて膨らませて生地を作り、寝かせて、トスして丸く成形するところから。

こちらが出来上がり♪

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お味もなかなかのものである。

フランスから買って帰って来たアーティチョークやオリーブ、夫がスペインで買ったチョリソなどをふんだんに使っていた。

卵を落とすタイミングもきちんと図ったりと、かなりの手の込みようである。

こちらがオーブンで焼いている図。

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出来上がりのクローズアップ。

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先週も今週もこうして作ってくれた。

これからは、ピッツァは頼まず自宅で作ってもらおう~、と思ったのだった。

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dimanche, février 05, 2012

久々の更新

実に一ヶ月ぶりのブログ更新。

Facebookでは、娘に授乳しながら眺めたり、更新したりして来たが、長時間はパソコンの前には座る余裕が無かったので、億劫に。

上海に無事戻って来て、家族4人の生活が始まって、ちょうど一ヶ月ほどになる。

最初は子供たちも自分たち親も、ペースを掴むまでは慣れず、日々疲労困憊だった。

上海の空港に迎えに来てくれた阿姨とは、涙の抱擁をしてまった。7ヶ月も私たちの帰りを待っていてくれた彼女。一日千秋の思いで居た事が、顔を見ただけで解った。本当に感謝の気持ちで一杯。

阿姨が居て手伝ってくれても尚、最初の2週間は慣れずにキツかった。望んで産んだ子供たちとは言え、子育ては理屈抜きの体力勝負なところが多々あり、息子ひとりの時がいかに楽だったか、と思いを馳せてしまったり。

とは言え、日々、阿姨の協力を得て、少しずつペースを掴むと同時に、娘が3ヶ月に差し掛かって来る頃ということもあって、だいぶ手がかからなくなって来たので、やっと軌道に乗って来た感がある。

夫も私の負担を思い遣り、仕事を沢山残したままでも、息子の夕食に間に合うように帰って来てくれる。幸い、旧正月が1月中だったので、一週間会社が休みで、夫が完全に子育てと家事に専念してくれたのも大きかった。「疲れてるだろうから、マッサージに行っておいで」とか、「今日はゆっくりお風呂に浸かって身体を癒したら?」とことあるごとに声をかけてくれる我が夫。個人差はあるかもしれないが、子育てと家事に対するフランス人男性の専念ぶりと妻への気遣いぶりには目を見張る。いやいや、今どきの日本男児だって・・・!とも思うが、夫の実家に半年以上居候して、義父のスーパーな家事・育児ぶりを目撃して来たので、あの世代の男性からしてあそこまで積極的に専念しているので、夫の世代ともなれば、更に進化しているとしてもふしぎはない。もしかしたら、もうDNAに刷り込まれてたりしてw

そんな多大な協力のお蔭で、ペースも出来、身体も回復し、なんとか回していますです。

気づけば、もう2月。

2011年は、多くの予期せぬ出来事があった。良きことも悪しきことも。よくよく振り返って考えると、ネガティブなことの方が多かったかもしれない。プライベート過ぎるので、ここでは当然具には書けないが。いずれそれらの事を書くことがあるかもしれない。わからない。生きていれば、誰しも色んなことに遭遇するものなんだな、と。そして、その度に、家族や友人の存在がどれだけ素晴らしいものか、に気づかされるんだなぁ。

あれれ、なんだかしんみりしてしまったけれど、何はともあれ上海生活、ふたたび楽しんで居る。また徐々に活動を開始するぞ~っと。


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vendredi, mai 27, 2011

今日笑った記事

最近、毎日のように中国での爆発記事が載っていて、次は一体何が爆発するのか、ドキドキする。最近はスイカとかリンゴがあったが、その前は豆板醤もあったし、電化製品は毎月のように爆発記事を見るし、携帯電話が爆発した、というのもあった。今週はどこかの政府関係の建物を怒った農民達が爆発させたという記事もあった・・・。本当に怪我人が出ないことだけを祈ります。

爆発ネタはおいておいて、今日思わず吹いてしまったのがこちらの記事↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000037-scn-cn

信号無視したら罰金なの?…絶句する電動バイク運転手

サーチナ 5月27日(金)12時28分配信

 中国では5月1日、飲酒運転に対する罰則が強化された。それ以外にも、交通法規の順守を促す記事配信が増えている。中国新聞社は、警察官が赤信号を無視 して交差点を通過する電動バイクを取り締まったところ、「罰金」に驚く人が多く、中にはだまりこくってしまう人もいたと伝えた。

 遼寧省瀋陽市では、警察が電動バイクの交通違反取り締まりに力を入れている。安直な気持ちで利用して交通ルールを無視する人が多く、事故が多発しているからという。

 26日に交差点に立った警察官の前では、赤信号を無視して進む電動バイクが続出した。警察官が停車させると運転手は、「自動車が来ないことを確認した。 危険ではない」などと、異口同音に自分の正当性を主張する。警察官が交通ルールを守らないことの危険性を説き、30元(約370円)の罰金徴収を宣言する と「赤信号を無視しただけで、罰金か」と驚く人が大部分という。

 警察官は、単に事務的に取り締まるだけでなく、違反者が交通ルールの重要性を納得するまで、根気よく説明するよう指示されている。通常は、20分程度の時間をかけるという。

 違反者は、最終的に「私が間違っていた」と認めないと、“釈放”してもらえない。多くの人は最初、「他人に迷惑をかけていない」などとさかんに反論する が、中には「罰金」を告げられたとたん驚いて言葉を失い、呆然として警察官の説教を聞きつづける人もいるという。(編集担当:如月隼人)

本当に、ここ上海で赤信号無視くらいで罰金を取るとしたら、市政は相当罰金で潤うと思う。ここでは信号は無きに等しい。逆に、何のトリックか、歩行者用信号が赤信号じゃないと歩行者が渡れない横断歩道が家の近所にあるくらい。いや、信号というか、交通ルールがそもそも無いんじゃないか、とさえ思う。最近ようやく飲酒運転は取り締まられるようになったらしいけれども。日本人が驚くであろう、ドライバーのマナーを列挙してみた。

・信号無視。
・時折逆走もする。
・どこでもUターン。
・歩行者との距離が5センチでも、決してスピードを緩めない。時々ぶつかる。(この間、肩をぶつけられた・・・)
・猛スピードで走行中に携帯で大声で会話を始める。
・バイクは基本、ノーヘル。ヘルメット被っているのは外国人だったりする。
・普通のスクーターに4人乗りしたりする。もちろん、全員ノーヘル。
・とりあえずクラクションを鳴らす。自分の居場所を周囲に知らせるために。
・少しでも停車すると、ライトをカチャカチャさせて、前の車にプレッシャーを与える。(タクシーの運転手さんはこれを必ずと言っていいほどやっている・・・)

・・・まだまだありそうな気がするのだが、慣れて来てしまって、忘れてきているような。

乗用車もバスもバイクも、皆暴走気味なのだが、バイクの暴走の仕方で特徴的なのが、"歩道も全速力で走る"というビックリ仰天な事態。何度も遭遇すると慣れるが、それでも、歩道で轢かれそうになったり、クラクション鳴らされたりすると、いっそ車道を歩いた方が安全なんじゃないかと思ったりして。だって、歩道ですよ、歩道。つまり、上海では、公道に出たら、あらゆる場所で事故の危険性が待っているので、気を抜いてはいけない。

ただ、歩道を走るバイクでヒヤヒヤするのは、週に一度あるかどうか、くらいの頻度なのだが、何の因果か、両親が来海した時は、なぜか一日に何度も歩道でバイクに轢かれそうになって、父親はだんだんハイテンションになってきて、「うおっほ〜、凄いなぁ」と、叫びながら、嬉しそうに避けていた。奇想天外な事態が起こると喜ぶタイプの人が居るが、間違いなくそういうタイプなんだろう。お蔭で上海をいたく気に入ってしまい(もちろん、奇想天外な交通マナーだけじゃなくって、街の名所とか、色んな要素のお蔭)、上海に住みたい、とまで言い出すようになった。

数年後には、こんな恐ろしいマナーがきちんと改善されていて、「そういえばそんなこともあったよなぁ」と笑えるくらいになっていると嬉しいかも知れない。実際、上海のタクシーの運転手さんの運転&サービスの雑さは6年前に来海した時よりも断然良くなっているし、昔から住んでいる人々は一様にそれを認めているので、マナー改善で、より住みやすい街になりますように!

結論は、信号無視で罰金には賛成 ^ ^

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jeudi, mai 26, 2011

ご報告

思い返せば、一昨年の年の瀬も同じタイトルでエントリを立てていた・・・

現在第2子を妊娠中で、来週には5ヶ月に入ります。

大地震と津波の災害で日本が大変な状況の頃はまだ安定期に入っておらず、家族も日々不安で暮らしているので、家族にも言えずに居たりして、家族の方も何も事情を知らされていないものだから、こっちのやきもきが変な風に伝わってしまって、色々辛い応酬もあった。さすがに家族には先月伝え、先々週あたりからやっとぽつぽつと友だちやFacebook上で伝え始めて、という感じ。

だんだんお腹も目立ち始めてきたので、先々週、ママ友たちとお買い物&ランチをする日に、決心して「実は・・・」と言ったら、6人居たママ友のうち、自分も入れて3人が実は妊娠中という、ものすごい内輪ベビーブームなことがわかり、皆で大笑いしたのだった。

ママ友たちは、皆、出産も上海とか日本以外の国で産んでいるので、色々詳しい話が訊けてとても頼もしい。

でも、一番可笑しかったのは、自分の担当医の先生。中国系アメリカ人で、とても大人しそうな謙虚な感じの先生なのだが、おめでたと確定した瞬間、

「おめでとう!!じゃあ、ベビーはMade in Chinaね〜♪」

と叫んだのが妙に可笑しくって、何度も思い出し笑いしてしまった。

ちなみに、夫にこのやり取りを報告したところ、憤慨して以下のように訂正された:

「Made in China, designed by French and Japaneseだよ、OK?」

iPhoneの裏に、似たようなことが書いてあったような・・・w

こういう激動の時代に、外つ国で産まれ、育つことになる我が子たちには、この時代に生まれおちたからこその使命感を持ち、広い視座で物事を考え、行動していく人に育っていって欲しいと願う。我よかれ主義ではなく、普遍的で、平和的な目。

・・・って、ひとりで盛り上がってしまった。もの凄い教育ママになっちゃったりして・・・^ ^ ;
蛙の子は蛙ですわよ、奥サマっ。

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mardi, mai 24, 2011

DSK問題

DSK = ドミニク・ストロス=カーン(Dominique Strauss-Kahn)のこと。

先日、或るフランス人マダムに貰ったル・モンドの記事には、DSKとFMI(IMFのこと)という略字が踊っていて、彼のIMF専務理事辞任表明の声明が載っていた。

個人的には、記事を見た瞬間に、DSK氏が置かれている状況とか、大統領選のタイミングとか、諸々考えると、あぁ、嵌められたのかな、と思ってしまった。本当に被害女性が被害に遭っていたのなら、大変遺憾な話だけれども。高い保釈金を払って、専務理事も辞任し、社会的な制裁を既に受け始めているので、彼女が本当に被害に遭っている場合は更に追及され、法に依って断罪されることだろう。

しかし、もしもそれが濡れ衣だったら・・・と、どうしても考えてしまう。

日本でも、女性問題(不倫やセクハラ、痴漢、性暴力)やお金(脱税とか粉飾決算とか)、倫理に関わるような問題は、真実がどうこうする以前に、"話が浮上するだけで"随分とイメージ的にダメージを受ける。特に、女性問題に関しては、女性から見ると、被害に遭った女性への共感、性犯罪への心理的嫌悪感から、真偽について考える以前に、事件を想像するだけでヒステリックな反応を起こしてしまう。実際、数年前までの自分の過去の思考パターンを考えると、その問題が深刻で甚大であればあるほど、その事件は真実だと思う傾向があった。

アメリカでも最近のトヨタ問題。結局シロだと分ったけれども、与えられた社会的イメージの損害と実害は計り知れない。イラクの大量破壊兵器の時も、"はっきりしないけど、疑いがある"=>"クロ"と信じていると大人物が言い切る=>世論を巻き込む、という"システム"を使って、結局は破壊兵器は無かったのに(しかも、イラクの担当CIA職員は、大量破壊兵器は無い、ということを明確にしていたにも関わらず)、さもあるかのような既成事実が作られて、国内・国際世論まで動かして、軍隊まで出動し、多くの無辜の市民が亡くなった。

※この事件は、最近のアメリカのノンフィクション映画"Fair Game"に詳しく描写されているので、オススメ。一大国家が戦争へとなだれこんでいく根拠の真実と、世論のナイーヴさが浮き彫りになっている。

逆に考えたら、政敵や利害の対立する相手にダメージを与えたいと思ったら、"疑い"を与えて、メディアで大きく取り上げて貰うだけで、十分な"効果"を得られてしまうと言うこと。そして、善良な市民は、そんな壮大な"嘘"があるとは露にも思わず、自分たちは"正義"を支持しているのだ、と思う。(最近、"正義"という方便も個人的にまた何だか嫌な言葉になりつつあるけれど・・・それはまた追々・・・)

演説と煽動の天才、アドルフ・ヒトラーが言ったという、

大衆は、小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい。 なぜなら、彼らは小さな嘘は自分でもつくが、大きな嘘は怖くてつけないからだ。

という言葉を最近特によく思い出す。

DSK事件について、先述のフランス人マダムに、「あなたはこの事件についてどう思う?」と訊かれたので、「嵌められたのではないかと。サルコジさんか、利害の対立するヨーロッパの誰かか。」と返事すると、ふ〜ん、と言う顔をして、「で、日本人は一般的にこの事件をどう思ってるの?」と訊かれたので、「テレビでどう報道しているのかは知らないけれども、ネットでコメントを見る限りでは、陰謀だ、とか、サルコジがやったんだ、と言う声の方が多く見られますね。」と返答したところ、「日本人がアメリカ人よりもまともで安心したわ!」とほっとした顔をしていたのが印象的だった。

ふと、DSK氏が他の国に居た時に同じ問題がふりかかっても、ここまで騒がれなかったかも知れない、と思った。現場がアメリカだったことが、"事件"の余波を最大限大きくしたのではないだろうか、とか。アメリカでこの事件が起こったのは、偶然だったのか、それとも彼は本当にただの女性癖の悪い人なのか・・・

※背景のひとつとして、アメリカでは、ホテルの従業員への宿泊客からのセクハラが非常に多く、従業員たちが恒常的にこういった行為に対して不安を覚えている、という実態があるようだ。"Sexual Affronts a Known Hotel Hazard"(NY Times)

件のマダムに、「この事件、もしも彼が潔白ということになった場合は、ドレフュス事件のような、フランス史上に残る事件になるかも知れないですね。」と言うと、彼女は首を振りながら、「こういう事件の真相は結局誰にも分らないわよね。何が本当なのか・・・」と、溜め息をつきながら言っていた。

ここまで情報ソースのある現代でも、真相は誰にも分らない。歴史の"真相"というのはもっと分らない筈だな、なんてつくづく思ってしまった。

いいお天気なので、今日は暫し午睡しよう・・・

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